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私は発達障害ではなくて、統合失調症かもしれない

こんにちは。カニンヘンです。

2022年12月に「適応障害」「混合性抑うつ反応」と診断され、会社は休職となりました。

今回、あるきっかけで発達障害を指摘され、今は統合失調症も疑いがあるらしい、という話をします。

発達障害を指摘

2023年6月末の面談では、主治医から復職可能と書かれた診断書を持参したにもかかわらず、仕事上のスキル不足を理由に、復職を認めてもらえませんでした。

「なぜこうも上司達からの評価が低いのだろう」と悩んでいた私は、妻の紹介で「日本産業カウンセラー協会」というところの無料面談に行くことになりました。そしてそこの公認心理師さんからは、「あなたは発達障害かもしれない。適応障害や鬱は二次障害であって、実は発達障害による生きづらさが原因となっている可能性がある。そういった人はとても多い。」と言われたことが、とても衝撃でした。

42年間、普通の人だと思って生活していたのに、実は脳の先天性の疾患があったのだとしたら・・・

そう思うと、発達障害かどうか、気になって仕方がなくなりました。

7月に、主治医からの紹介状をもとに精神科の総合病院を受診し、そこで発達障害の診察を受け、8月に心理検査を二回受けました。

9月1日、総合病院での診察、心理検査の結果が、通院中の主治医のところへ届いたとのことで、受診。
主治医「何もかも総合病院で聞いて帰ってくるもんだと思ったよ!急に大量に心理検査の結果が届いて困ったよ。まあ総合IQは106あるし、発達障害の程度は、どうなんだろうね・・・。気になるようなら、発達障害者支援センターに紹介状を書くけど、どうする?」
「じゃ・・・じゃあ、書いてください・・・(結局、診断はどうなってるの?)」
そんな会話しかできず、いつもの5分診察で終了したのです。

私はどうも腑に落ちなくて、発達障害者支援センターに行く前に、心理検査を受けた総合病院でもう一度診察してもらい、そこで確定診断がもらえないものか、問い合わせしてみました。しかし、「半年以上通っている主治医が診断するべき。あくまで当院は紹介状をもとに、診察と心理検査を”代行”したまでであって、当院でするべきことは終わっている」とのことで診察をさせてもらえませんでした・・・。

次に発達障害者支援センターに行ってみたものの、そこには精神科の医師は常駐しておらず、確定診断できる人が居ませんでした。

ちなみに、これまで約10年在籍していた会社は、休職期間を全て使い切ってしまって「自然退職」となりました。

いったん、ここで色々詰みました。


統合失調症かもしれないとの指摘

そうしたなか、この10月に新しく開業するメンタルクリニックを見つけました。大人の発達障害に理解のある院長先生と、公認心理師さんがいるという情報を仕入れていた私は、「ここに通院すれば、発達障害かどうかはっきりすると思うので、今後はそこに通院したいです」と主治医に伝え、転院希望の紹介状を書いてもらいました。

そして初診。このときに総合病院の心理検査の結果を提示。院長先生からは「各種心理検査の値だけみると、発達障害とは言い切れない。しかし、困りごとという点からは、発達障害と言っても良いかもしれない。大人の発達障害は診断が難しく、しかもまだ初診なので、すぐに確定診断することはできないが、何度か診察して判断したい」とのこと。そうそう!そういう説明がほしかったんですよ!だれもそういう説明をしてくれなくて、不安な気分のまま過ごすことになっていたんですよ。

次に二回目の診察。このときは総合病院のカルテを提出しました(カルテ開示の申請手続きをしていたため)。

そうすると、院長先生からは「もしかすると発達障害ではなく、統合失調症かもしれない。次は、ご両親か、奥様と一緒に診察に来てほしい」とのこと・・・。

ちょっと待って、統合失調症・・・?全く言われたことないんですが・・・?

院長先生は、総合病院のカルテを見て、色々と気になる点があるそうです。

  • 21歳のときのインド旅行中、なぜか「ここで殺される!」と思ってパニックになったこと

  • 26歳のとき、職場で「上司二人が、今日、自分を殺すつもりだ!逃げなきゃ!」と思って逃げ出し、そのまま警察署に駆け込み、支離滅裂なことを言って、大きめの警察署に送還され、親戚に迎えに来てもらったこと(ちなみに当時の職場には二度と近づくことなく、退職)

  • 総合病院のカルテに”妄想性パーソナリティ障害の疑い”と書いてあること


これらの点からすると、統合失調症の症状も否定できないそうで、しかも統合失調症と発達障害は、症状として似ている点も多いそうです。

また、妄想性パーソナリティ障害の疑い、という病名は、統合失調症の確定診断ができないときに仮で付ける病名、とも言われているそうです。

そのため、鑑別診断のために、もう少し時間をかけて調べていく必要がある、とのことでした。

42歳で発達障害を指摘されたときも衝撃でしたが、今回の統合失調症の指摘も、かなり衝撃でした。もともとは、ただの適応障害や鬱症状だけだったのに・・・。

それに、自分では、妄想が行き過ぎるときはあるにしろ、幻覚や幻聴は無いと自覚しているのですが・・・。

でも、20代の頃の二件の異常な行動は、統合失調症の陽性症状、当時の人付き合いの少なさ、感情の起伏の無さは、統合失調症の陰性症状だったのかも知れません。

ひとまず、次回の診察では、私の母を同伴していくことになっています。

どうなることやら。


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