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好奇心がメンタルの安定につながる理由

所さんの目がテンという番組を昔良く見ていた。今も毎週日曜の朝に放送されていて、時々見ている。小学生時代から、休日の朝の日課になっていて、自分では調べたり知ったりすることのできないことをたくさん見聞きできるのが単純に面白かったのと、これが終わると予備校にいかなければならないので、なんとなく、いつまでも終わってほしくない好きな番組だった。

好奇心のままに何でも調べたり夢中になったりする性格に影響していると今では思う。中学や高校で比較競争社会になって、勝ち負けや自分の相対的位置ばかり気にするようになり、純粋に何かを楽しみ興味を持つことの大切さを失ってしまった。

競争相手を失うことや自分自身が競争社会から降りることでこの間隔を徐々に取り戻してきていると認識するが、それでも、若い時代に知的好奇心やフットワークの軽さ、時間を大切にして過ごすことを怠った代償は大きいと感じる。

人生は何歳になっても学び直しだし、凝り固まったことだけを遂行する人間にはなりたくない。いい加減さ、不完全性、欠陥を楽しめる人間になりたいと思う。

できないこと、足りないこと、叶わないことを楽しむ、全部理想通りになってしまったら、つまらなくなるかもしれない、そう思いながら、中間点も楽しめる人間であり続けたい。

この番組のテーマソングです。


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