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DX時代のマーケティングについて講演してきました。

「DX時代のマーケティング・ブランディング戦略」という内容で、就職活動をされている方々に向けて、ボストンキャリアフォーラムでWeb講演をさせていただきました。

名だたる皆様に混じって、かなり大げさに紹介されてますが、少しでも学生の皆様の役に立ったのなら幸いです。

講演の内容はここでは割愛しますが、そんな講演の中で、DX時代のマーケティングに重要なこと、として紹介させていただいたのが、「ソフトウェア・ファースト あらゆるビジネスを一変させる最強戦略」という本の一節です。

(この本自体は、今の日本企業のテクノロジーの課題や、今後身につけるべき知識、その上でのキャリアパスの構築の仕方といったことを学べる良著です!)

その一節がこちら。

ソフトウェア・ファーストで最も大事なことは、変化しないものを理解することです。ソフトウェア技術は日々進化します。ソフトウェアを活用したビジネスモデルも変化し続けます。変わらないもの──それはビジョンやミッションであり、それに関連する社会課題や価値観です。目指す世界観に対して、ソフトウェアという変化し続ける手段を用いる人間に必要なのは、成し遂げようとする執念であり、成し遂げるために考えること、考え続けることです。

最初の「ソフトウェア・ファーストで最も大事なこと」を「DX時代のマーケティングで最も大事なこと」に置き換えても、まさにそのとおりということでお伝えさせていただきました。マーケティングの事例も、テクノロジーを活用したものが色んな会社からどんどんと出てきています。

ラグビーの試合にやってきたファンたちが、デジタルサイネージを使って、空港でも試合を楽しめるようにしたというギネスの仕掛けたマーケティング施策。

競合の広告をARを使って燃やすことができ、割引クーポンが手に入るというバーガーキングのマーケティング施策。

愛犬とセルフィを撮りたいというニーズを叶えるために画像認識テクノロジーを活用したペディグリーのマーケティング施策。などなど。

ここらへんとか、どれも最高にCoolですよね。

どれも、目指す世界観を成し遂げるために、最新のテクノロジーも手段の一部として考え続けることで、作り上げていったものだと思います。見習いたい!

また、もう一つ、この本の中に書いてあった面白い一節がこちら。

(話題のアプリケーションが)何が面白いか分からないとなったら、それは赤信号です。そのアプリケーションが悪いのではなく、あなたの感性が時代に追い付いていない可能性があります。

これを読んで、面白さが分からず消してしまったTikTokを慌てて再インストールしました。感性、追いつかせていきます!!

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