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スピリチュアルなエヴァのお話 『お誕生日エピソードとシンジ君とカヲル君の味の好み』


以前シンジ君のお誕生日におきた出来事を記事にしたのですが、

今回はその次の年のお誕生日のお話です。

その前に、まずは前回の内容を掻い摘んでお話し致しますね。

2022年5月のこと。
発端は、私の描いていたイラストが気に食わなかったシンジ君と、
絵を完成させたい私のひと悶着でした。

この時描いていた絵以外にも、文句があると
たびたび妨害されてきたのですが、
「いちファンのファンアートなので、何卒大目に見ていただきたく…!」
と頭をさげ宥めすかして、何とか妨害をかわしていました。

しかし今回、シンジ君はついにぶち切れます。

私がこつこつと描き溜めていた『画像フォルダを二つも消去』という
「え……なにそれ、ちょっと待ってまじでそんなこと…ええええええ……」
と叫びたくなるような出来事を引き起こしてくれました。

さらに、それだけやってもシンジ君の気は収まらず、
現行のイラスト作業も全くもって進みません。

困り果てた私は、怒り狂うシンジ君のご機嫌取りに走ることになります。

どうしたかというと、どら焼きの献上。

美味しいお店の、美味しいものを食べれば機嫌が直るのではないか。
安直な思い付きですが、なんとそれが功を奏したようで、
その後のイラスト作成はスムーズに進んで一安心となりました。

そして、この話はさらにその後、
6月6日のシンジ君のお誕生日へと続くことになります。

この時、ファンの皆様がよく行っている、
「推しのお誕生日にケーキを用意する」という概念が
頭からすっぽ抜けておりまして……。
気づいたのは夜になってからでした。

慌てて家の中にあるケーキの代わりになりそうな
甘いものを探したところ、
いつもはめったに買わないどら焼きが、この日に限って何故かある。
(こちらは自身のおやつ用の、スーパーで売っている5個入り250円という、
激安のものですが)

これぞ、スピリチュアルあるある
THEシンクロニシティ。

それにしても、お誕生日にまで所望するとは、
シンジ君は相当どら焼きがお気に召したんだなぁ
と、ほっこりした出来事でした。


ここまでが、前回の記事の内容になります。

続いては、その次の年のお話です。


昨年のこともあったので、
今回は何が食べたいか事前に訊いてみることにしました。

するとシンジ君から「どら焼き」とのリクエストが。
またしてもどら焼き!
よっぽど昨年のことが嬉しかったんですね。

よし!ならば!今年はちょっと値段高目で!!!
味もおしゃれなものを!!!!
と意気込んでみたのですが、
本人は「去年と同じものが良い」と、
スーパーで売っている5個入り250円の激安どら焼きを希望でした。

美味しいので私としても構わないのですが、
ここではたと気づきます。

昨年の
『初めて貰ったどら焼きがおいしくて嬉しかった』から派生した、
『初めてのお誕生日のお祝いとその思い出』を、
どうやらとても大切に思っている様子が感じられます。

もしかするとシンジ君は、
思い出アイテムを大事にするタイプの性格なのではないか?

そういえば、思い出にまつわる作品内の描写というと、
シンエヴァでカヲル君と一緒に過ごした
ピアノがある場所に行くにシーンがあったようですね。
(私は見ていないためネットの情報のみなのですが)

自分が嬉しかったことを自分のものとして大事に存在させておきたい、
というところがあるのかな、と思いました。

そう考えてみると、リクエストの内容は
とてもシンジ君らしい選択だったのかもしれません。

自分がしてもらって、
楽しかったり嬉しかったりしたことをしっかり覚えていて、
大切にしようと思えるって素敵ですよね。
本当に優しくて繊細な子だなと、改めて思いました。

さて、どら焼き騒動はこれで一段落したのですが、
その後も何だかんだと、どら焼きやスイーツをことあるごとに、
みんなで楽しんでおります。

あれこれ味の好みを聞き続けているうちに、
シンジ君やカヲル君の味の好みも何となく分かってきました。

そこでここからは、シンジ君とカヲル君の味の好みについて
ご紹介してみようと思います。

【シンジ君】
シンジ君は、シンプルであっさりした系統の味が好きなようです。
生クリームかチョコレートで言ったら、生クリーム派。
変わった味よりはオーソドックスが良いみたいです。

【カヲル君】
何でも好き嫌いなくよく食べる。
しいて言えば、バランスのとれた味。

カヲル君は、当初「美味しいものなら何でもいいよ」的なスタンスを
崩しませんでした。
実際に食べる私のことを考えて、あまりあれこれ口に出さない感じが、
ものすごく長男気質だな、と。
思えば、使途みんなのお兄さんですものね。

しかしあまりにも好き嫌いを言わないため、一度
「予算〇〇円以内。この範囲なら何を選んでもOK」
と、はっきり提示してみた事がありました。
すると、間髪入れずにすぱっと決めていました。
潔い。
相手をひたすら優先し続けて、最後に自分が選択するときは、
自分の望みを躊躇なく叶える。
非常にカヲル君的です。

この時、シンジ君にも同じ条件を出していたのですが、
こちらはあれこれ考えていたので、
性格の違いが出て面白いなぁ、と思いました。

ちなみにシンジ君は、何にも言わないで
自由にさせておいた方が好きなものを選べる感じです。
そういう時は、予算が多少オーバーしても、
「これがいい」と意思表示してきます。

以前業務スーパーに行ったときのエピソードなのですが、
「お菓子食べたいなら(大体100円~200円くらいを想定)一人一個ずつ」
と言ってみたことがあったのですが、
シンジ君が選んだのは『エッグタルト(4個入り400円くらい)』でした。

たしかに予算厳守とは言わなかったけれど、
一人で予算二人分……!

ちなみにこの時は結局、予算ではなく
(オーブントースターも電子レンジも家になかったので)
温められないことが理由で買わなかったのですが。
鍋かフライパンか電気圧力鍋で出来るかな……どうだろう……。

シンジ君お勧めのエッグタルト、とても美味しそうだったので
お近くに業務スーパーがある方は、
ぜひご賞味してみてはいかがでしょうか。
私もいつか食べてみたいです。

そうそう、エッグタルトといえば、カスタードクリーム。
カヲル君もカスタードクリームが好きなようです。
最近、カスタードクリームのお菓子を選んだ時に、
とても嬉しそうな反応が見られました。
「やっと自分の好きなものを教えてくれたなぁ」と
この時は感慨もひとしおでした。

作品内では周りの大人の自己主張がすさまじかった分、
聞き役や受け身になりがちな二人でしたが、
こうしてあれこれ自分の好きなものを教えてくれると、
とてもほっとした気分になります。

「たくさん食べてね」と思いつつも、
実際に現物を食べるのは私自身の為、
いっぺんに買うと食べきるのが大変なことが難点ではありますが。
それもなんだか嬉しい悩みです。

あと、二人の様子をこうして見続けてみて、
おそらくですが、カヲル君とシンジ君の味の好みは似ていると思います。
いつかシンジ君の手料理が食べられるといいね、と願ってやみません。


そんなこんなで、どら焼きの話や甘いものの話になりましたが、
来年もまた、みんなで美味しく楽しく過ごせますようにと祈りつつ。
読んでくださった皆様も、美味しく楽しく幸せに過ごせますよう、
心よりお祈り申し上げます。

それでは読んでくださりありがとうございました!

読んで頂きまことにありがとうございます!楽しんで頂けましたら幸いです。 読んでくださった方が幸せな気持ちになれますよう、心を込めて執筆してまいりたいと思います。 これからもどうぞよろしくお願いいたします!