見出し画像

「ライブ配信とそれを取り巻くもの」

正直、どこまで書いていいのかわかりませんがとりあえず僕の中から生まれた考え方なので、言葉を選びながら書いてみます。テーマは「ライブ配信とそれを取り巻くもの」についてです。

以前も書いたと思うのですが、一年前くらいからいろんな企業や団体がこぞってライブ配信を始めています。実際こういったインターネットを使った「配信」というものが結構前からあったわけでは、もっとも記憶がバキッとしているのはUSTREAMとかニコ生とかが登場したあたり。

そのころから技術的にはあったものの、結局「ネットユーザー」に向けたサービスという印象が強かったため、そこまで世の中に普及はしませんでした。実際はそうではなかったはずですが。。

そんな中、コロナということをきっかけに世の中は「新しい生活様式」とかいうどこか新しい感じのするものを受け入れなければならない状態になったわけです。インターネットを使って・・・ということですが、これまでもインターネット使ってたワイ!というツッコミをいれたくなるほど、やたらとオンライン、オンラインという状況。

各社、インターネットを使って直接消費者と繋がることができるというイメージからライブ配信を始めていくわけです。始めた頃はそりゃ物珍しげにたくさんの人がそれに参加し、ニュースになり、また興味が生まれ、また参加し、ニュースになり・・といい循環を繰り返して、「新しい生活様式」は新しい状態で受け入れられていきました。

しかし、時代の流れはこれまでと大きく違います。一気にスピードがあがったのはこの記事を読んでくれているあなたも感じてることでしょう。この一気にスピードがあがったことで、「新しい生活様式」というものがそこまで新しくなくなってきたのが、最近じゃないでしょうか。

「新しい生活様式」のひとつであった「ライブ配信」も一般化してしまい、いよいよ「配信するだけ」では、いまいち・・・な状況になってきています。これは、その昔「企業ならホームページを持ってないと!」みたいなノリでこぞって作ったホームページが乱立し、その後「持っていることが普通」になった状況によく似ています。

その頃(若干今もその風潮の人もいますが)、ホームページに感じていた未来感とか万能感が、1年前のライブ配信にもあったように思います。どこかライブ配信は未来があり、どこか万能感があるかのような勢いがあったのです。

・・・でも、気づくのです。

「んなことあるかい!」

と。つまり、ライブ配信も万能ではないということ。ライブ配信をしていればOKってことでもないということ。その感覚を持つまでの時間が一気に早まっているのです。それに気がつかないのはやばいかもしれません。

さて、だいぶ前置きが長くなったような感じでもありますが、僕がいいたいのはホームページがそうであったように、ライブ配信もひとつの手法であるということです。

んなことわかってるわい!と言う人がたくさんいると思いますが、意外と相談を受ける際に「ライブ配信」のことしか考えていない人が多いこと多いこと。


ポイントは何か。


それはコミュニケーションであると言うことを忘れてはいけないのです。コミュニケーションのひとつが「ライブ配信」です。そして、コミュニケーションというのは時間軸というものが存在するものだということを忘れてはいけません。

これをUXのような文脈で語ることも多々ありますが、今回はそこまでいうのはやめておきましょう。(語れないだけだろ!)

ライブ配信を行う前と
ライブ配信を行なっている時と
ライブ配信を行った後と。
そしてその先・・・と。

時間軸を意識して、そしてコミュニケーションという視点からこれらのシチュエーションを見てみてください。

企画に足らないことがいろいろ見えてくるのではないでしょうか?

もし見えてこないとしたら、ライブ配信を別の言葉に置き換えてみてください。特にオフラインのコミュニケーションに置き換えてみるといいと思います。

別に新しい生活様式は新しいわけじゃないんです。

だって僕らは変わらないんですもの。コミュニケーションという本質は変わらず、アプローチが変わってるのです。様式っていうのはそういうもんです。

点で考えすぎないこと。これがここ半年必要なことだと思います。



最後まで読んでもらってありがとうございます。そんなあなたの1日がいいものでありますように。よかったらスキやフォローをお願いします🙇‍♂️


もし気に入ってもらえたら嬉しいです。情報の発信とコミュニケーションについていろんなチャレンジをしていきます。どうぞよろしくお願いします!