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このAIという流れへの向き合い方

久しぶりにAI話題の投稿です。過去に投稿したAI関連の投稿はマガジンにまとめていますので、そちらもご覧ください。

今回のテーマは「AIとの向き合い方」につながりますが、実際の向き合い方というよりも「このAIという流れへの向き合い方」についてです。

どうも稲本です。福岡でコミュニケーションや情報伝達に関わる仕事をしています。普段から毎日noteを更新したり、ポッドキャストを週一回リリースしたりと日々情報発信をしています。よかったらフォローやスキ、コメントいただけると嬉しいです。ツイッターのフォローもお願いします!

先日、ある方との話の中で、各種生成AIの現状について「できること」と「発生する費用」について共有する時間がありました。事実として「できることは増えています」、事実として「発生する費用もそんなに高くないです」。もちろん、「できる幅にはまだ限界がありますが、使い方を上手くすれば使えるものには十分になっています」

この主張からお分かりかと思いますが、相手はご年配の方やこの分野に明るくない方々が対象です。

驚きや焦りという空気も感じる中、お一人がこう発言しました。

「まだまだ先の話だな」

この言葉の捉え方って重要だと思っています。要は、 AIに対して持つイメージです。僕らはほんの少しではありますが、世の中に出てくるAIを自分で色々試しながら、あーでもない、こーでもないと試行錯誤を繰り返しながら、AIとの付き合い方を考えています。

そして、それを模索しているからこそ、このAI時代の流れとの向き合い方も無意識に考えているということだと思うのですが、前述の通りそうでない人ももちろんいるわけです。

その人たちがもつAIのイメージは、もしかしたらドラえもんやC-3POのようないわゆるSFの人工知能なのかもしれません。つまり、こちら側(人間)の手筈や思考なくして、勝手にAIが・・・。というひとつの人格として自走式に・・・というのを描いているのかもしれません。

当然そのあたりの話になると「まだまだ先の話」というのはわかりますが、AI時代がその時にポッと出てくるわけもないので、AI時代の流れというものとの向き合い方ができていないのではないかと思いました。

確かにそれは触れていない人には酷な話ではあります。

ただもうそうではない時代の流れに入ってきているわけです。

AIはうまく付き合い、うまく使わないと意味がない。つまりAIとのコミュニケーションをしっかり考えるべきだ

これは、僕は先ほど共有したマガジンの中でもいっているテーマです。コミュニケーションというのは、パッとできるものではありません。相手のことをしっかり理解した上で成り立つものと僕は信じています。

そう考えた場合、今のこの時代の流れというものとの向き合い方はおろそかにはできない・・というのが僕なりの考えですし、おそらく変わらない部分かと思います。

noteをご覧の皆さんは、その辺りの意識が濃淡はあるにせよお持ちの方が多いと思いますが、やはり社会や世間というのはそこに「濃さ」がある人たちばかりではありません。「AIすげぇ!」のコミュニティだけに属していては、その価値観に絞り込まれます。価値観に絞り込まれるということは、時に価値観が違う人たちを排除したくなる傾向にあります。その先に待っているのは分断であり、想像するに「よくない世界」です。

ここは常に気をつけていますし、意識していないと飲み込まれそうな、ある意味ダークサイドな気持ちよさがあちこちにあります。

話が少しずれました。AIの時代への向き合い方は人それぞれです。ですが、これから中心になっていく世代がそこを無視はできません。しっかり捉えていきたいと思いますし、そういった、「向き合い方が違う人たち」との緩衝材にもなっていかないといけない中間層的な世代でもあるので、いろいろと大変そうです。

僕は情報アーキテクトとして仕事をしていますが、情報アーキテクトってなんやねん!という人たちにどう伝えるかを考えながら時々セミナーにも呼んでもらったりしています。僕が伝える情報アーキテクチャは、ぶっちゃけ概念というか入門編の話で、アカデミックなところには触れません。というか触れられません。

同じようなことが AIについても言えるのだろうなとふと思います。これから、AIとの向き合い方が重要視されていくにつれて、AIってなんやねん!という人たちにどこまでしっくりくる、どこまで腹に落ちる会話をできるか・・というのも一つのスキルになっていくのでしょう。

そこが僕の新しいポジションなのかもしれません。45歳になる年。いろいろと考えますね。40代って不惑じゃなかったっけ?と思いますが、どうやら違うみたい。。

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