お風呂に入ってる時につい考えること

頭を洗っている時、体を洗っている時に考えることは、寂しさとの戦い方と将来への不安である。あと罪悪感で急に目の前が真っ暗になり涙する時間がある。いつかこの悩みも全て解決する日が来るのだろうか。きっと来るとしても、だからと言って今解決するわけじゃないし、今状況が良くなるわけではない。
 一口に将来への不安と言っても、明日、数週間後、数ヶ月後、数年後と近い未来から少し先の未来まであり、逆にすごく遠い未来への心配はまだない。最近気づいたことは、自分がすごく真面目で、現実的で、常に「今のうちから準備しとく」ようにしていること。前々から薄々気づいていたが、改めて鬱でももう少し頑張って欲しいとやんわり異動願を断られたことで最低でもあと一年半はいることになりそうな、赴任して10ヶ月ほどしか経ったない今から、離任のために物を少しずつ減らして何を持って帰るか考えている自分に改めて気付かされた。
 お風呂に入っている数十分の間に、まるでジェットコースターのように、気持ちが前向きになったり後ろ向きになったり突然涙をこぼしたりする。お風呂に入るのは正直少し怖い。鬱になるとお風呂に入ったり、片付けができなるのは、きっとどうしても自分と向き合わないといけなくなるから。幸せホルモンが著しく減少した脳が余計なことばかり考えさせるから。
でも、その余計なことは、辛いことは、鬱だからと片付けられず、自己嫌悪する理由としてずっしりと心にのしかかる。
その一つ一つに向き合うべきなのか、できる限り目を逸らして逃げるべきなのか、今の私にはわからない。あなたはお風呂に入っている時、何を考えますか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?