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竜巻っ!?(ガタッ)出動だ!!! 【映画:ツイスター (1996)】ネタバレ有

ストームチェイサーという竜巻観測のお仕事はわかります。観測したい気持ちもわかります。でも限度や身の丈にあった行動というものが必要です。
特にこれから結婚しようかと思っているビルは恋人を連れて今もストームチェイサーをしている元婚約者に離婚のサインを書いてもらいに来ただけなのに、彼の中で燻っていたモノが大炎上する事態になる流れは異常そのもの。

何が何でも自分の研究を自分で達成したいが為に今の恋人を巻き込み竜巻を追う姿はまさに狂人。恋人の目の前に車が落ちようが、竜巻に巻き込まれようが御構い無し。まるで何事もないような態度…ヤバい奴だ。

そして元婚約者も異常。過去のトラウマを倒すべく竜巻を追い続けるのはわかりますが、車や機材が壊れようがその身がボロボロになろうがなりふり構わず竜巻を追う姿はまさに狂人。そして彼らをサポートする連中もヒャッハーなご機嫌異常者という狂気集団

そんな狂気に満ちた世界に巻き込まれた唯一の一般人である主人公の現恋人は災難でしかない、それでも耐えに耐えた方だと思います。気持ちはわかる。あいつら全員狂ってるもん。

どんどんと大きくなってく竜巻に何が何でも張り付いていく彼らの道中はまさしく災害ど真ん中。まぁ序盤は退屈ですが、牛も車もなんでも飛ぶその恐ろしさをこれでもかと…CGショボいな…まぁそれを置いといても竜巻ひとネタでコレでもかとサービスしてくれるシーンの連続。落ちてくる重機や家に突っ込んだりとギャグ一歩手前のシーンにワクワクします。(あのデカい鎌の小屋は一体…。)

まぁコイツら好きで竜巻に突っ込んで行ってるので同情も心配もないのが面白い。ただライバル集団が本当にただの噛ませ犬だったのが残念です。
この映画、竜巻シーンも確かに凄いのですが、それ以上にそれを追う連中の方が凄まじくて終始そちらばかりに気を取られてしまうハイテンション映画でした。彼らに乾杯。


映画鑑賞と積みゲーの資金となります…たぶん