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私の人生はずっと楽しい

ごきげんよう。

実はここは文章力向上のために作った駄文置き場だったため、読んでくれる人が増えて嬉しい反面、まともな物語を書かねば…と変に気負ってしまっていた。まったく、私ごときが烏滸がましいわね。

というわけで、久しぶりにただなんとなくボヤ〜っと脳内で育っていた思いを綴っていくわよ。

まあ不幸ではないにせよただただ大切な人たちを悲しませたくないから仕方なく生きていた人間が、自分の人生が楽しいから生きていたいと思えるようになるまでの話。



私は物心ついた時からいつも自分の人生はすごく楽しいな〜と思っていたんだけど、多分それは優秀な親に恵まれ、それなりの頭脳に恵まれ、環境に恵まれ、友達に恵まれ、時には恋人にも恵まれ、社会に出れば会社の上司や先輩後輩にも恵まれているからであって、自分自身には抗いようがないというか自分の力で人生を楽しくする!みたいな感覚がわからなかったんだよね。この歳になるまで。

だから他人の悪意が原因で鬱病になって、新卒で入社した大好きな会社を退職せざるを得なくなった時、本当に自分の人生が終わっちゃった気がした。

なんのために生きてるの?という質問に対しては「家族と友達を悲しませたくないから」としか答えようがなかった。
生きている理由を他人任せにしている人は危うい状態だと言われ、本当に意味がわからなかった。
自分が生きたいから生きてる!って言い切れる人間はどれほどいるんだろうか、本当にそんな人間いるのか…?とすら思っていた。

田舎の実家に戻ってきて治療をして鬱病も回復してきた頃、衝撃的な一目惚れをして猛アタックの末に恋人関係になることができた男がいた。
この一件のおかげで、社会復帰へのエネルギーが満たされた。そうだ、就活をしよう、と。
これはもう10年以上前のことだけど、そのとき就職した会社で私を優しく社会復帰へ導いてくれた先輩が、巡り巡って今の会社に私を引っ張ってくれたわけなんだけども。

ちなみにそのときの彼氏は逆に社会不適合すぎて仕事イヤッイヤッとちいかわになってしまい、わたしはハチワレにはなれないのでサヨウナラ〜!という感じだった、いい思い出だよ。未だに感謝してる。


という暗くてつまらない昔話は置いておいて。

今現在、私は完全に私が生きたいから生きてるのよ。

過去の私に言ってあげたい。

自分のためだけに生きる人生、めちゃくちゃ楽しいよ〜!!!
周りに恵まれ続けていたのは、半分くらいはあなた自身の人間性のおかげよ〜〜!!!
あなたは勉強もできて、努力もできて、善悪の区別もついて、自分の意見をもきちんと言えて、他人とちゃんと向き合えて、話も面白くて、たまにポンコツで、ちゃんとわかってくれる人たちには愛してもらえる人間なのよ〜!!!!!

みたいなね。

多分私が私の人生を積極的に楽しめるようになったのは、今の会社に入って1人の技術者として認めてもらえたことと15キロの減量に成功したことがきっかけだと思う。

当時付き合っていた恋人がめちゃくちゃ食べる人で。そりゃ釣られるもんね。2年半ほど付き合って、見事に10キロ太りましてね。その恋人は全く私のことを太っていると思わない特殊な感覚の持ち主で、気づけば親友に「そろそろマジでまずいよ」と忠告されるレベルになってたのよね。
人によってはそんな姿でも愛されて幸せなら気にしなくていいじゃな〜い!?と思える人もいると思う。でも私はとにかくデブの自分が本当に嫌だった。

ファッションもメイクも大好きだったのに、何を着てもどんなにメイクを頑張っても、"なんか頑張ってるデブ"にしかなれなかった。
イベントごとがある度に他撮りされた自分の姿を見て女としての終焉を感じていた。

いやいやこんなとこで終わってたまるかい。
まだピチピチの30歳やぞ?と思い、その男と別れたのをきっかけにジムに通い始めた。
今思えばこのときから心の中に田中みな実と烈海王がほんの少し宿り始めていた気がする。

夜ご飯を低脂質低糖質高タンパクにして週3回ジムに行って1年くらいで15キロ痩せた。
普通サイズの体ってこんなに生きやすいんだ…!?って思い出したよね。
股擦れしないし。膝痛くならないし。フリーサイズの洋服をなんの心配もなく買えるし。
そんなこんなで痩せてからもジムは適当に通い続けて2〜3年はキープしてたよ。

そしたら脳が爆発したよ!

入院中は首から栄養流してもらってたしほぼ寝たきりだったから筋肉が落ちまくっちゃってね。

退院した次の日にリハビリがてらイオンへお買い物に行ったんだけど、70代の両親が歩くスピードについていけなかったよ。
途中で息が苦しくてほとんど歩けなくなって、イオンの中心で死を覚悟した。割とマジで。

そんでもってシャバの飯が美味いのなんのって。
死ぬかもしれなかった娘が元気に帰ってきただけで大はしゃぎの両親は「いくら金がかかってもいい!今日は何食べに行く!?明日は何食べたい!?」ってなもんで。甘えまくった結果、1ヶ月で見事に5キロほど体積が増えましてね。
本気を出せば一食3000kcalくらいすぐ食えちゃうんでね、太る才能ありすぎるのよ。

でも私には15キロ痩せた経験があるから、特に焦りもなく『よーし、久々に本気出しちゃうか〜』とラノベ主人公気分になっていた。ん?今なんか言ったか?

よし!まずは体力戻すぞ!と思って始めたのがウォーキング。もちろんジム内で。
最初は本当にゆ〜〜〜〜っくり歩いても1時間で『俺はここで死ぬのか…?志半ばで…?』となっていたんだけど、生物の適応力ってのはやっぱすごいもんだよ。
どんどん早く歩けるようになって、そこからジョギングに進化して、3ヶ月経った今はランニングの域に片足突っ込んでる。

元々ジムでのトレーニングが好きだったのもあるんだけど、ジョギング気持ち良すぎるのよ。
心拍数120〜130くらいを維持して1時間走った後の快感は本当に癖になるから、痩せたいけど走るの苦手なんだよな〜って人にもぜひ1ヶ月試してみてほしい。飛ぶぞ。
てなわけで、体力回復後から真面目に減量を始めてもうすぐ4ヶ月で-6kgってところ。おかえり私のクビレちゃん。
ちなみに走る以外だとレズミルズのアタックで目がチカチカするほど自分を追い込むのが大好きです。


あと私は元々スキンケア狂なので、自分の顔に課金するのが楽しすぎて仕方ない。
この件についてはいつか個別に記事に書こうと思っている。
ウルトオーラエッセンスは麻薬。
毎日のお肌の手入れは家庭菜園の水やりと同じなのだ。明日、明後日、1ヶ月後、1年後、もっと未来の自分への投資だと思うと楽しくて楽しくてたまらない。

で、何が言いたいかというと

朝早く起きてストレッチで体を目覚めさせてゆっくり朝ごはんを食べて仕事を頑張ってジムに行ってトレーニングを終えてゆっくりお風呂に浸かって手間と金をかけてスキンケアをして翌日の自分のためにマッサージをしてあったかい布団にくるまって好きな動画やアニメを見ながら気絶する毎日。

え、まって、私の人生たのしすぎ………!?

ということなのだ。

もちろんこのルーティンをもし別の人にやらせたとしても、同じ気持ちにはならない可能性の方が高いだろう。

これは私専用の、私による私のための洗練されたルーティンなのだ。

食事管理とトレーニングによって自分で決めた目標に向かって努力し続けられる自分えらくね…?と自己肯定感も上がるし、鍛えれば見た目もいい方向に変わってくるし、スキンケアも筋トレと同じで継続が全てなので私の肌最強じゃね…?と鏡を見るたびにニコニコできる。(ニキビができると地球滅亡しろ!!!!!!!と思うけど)

つまり自分がどういうときに楽しい!最高!と思えるかが完全に把握できた結果の最適なルーティンなのだ。

自分の機嫌は自分で取りなさいという考え方が浸透し始めて結構経つけど、まさにそれってこういうことなんだと思う。
自分が自分の攻略方法を知ること、それが現実の人生ゲームの攻略方法だった。


学生の時に「難しい数学なんて卒業したら使わないじゃん」とか「歴史知らなくても生きていけるじゃん」とか言う子は多かったと思うが、学校は知識そのものを習得することも大事だがそれと同時に"自分にはどのような勉強方法が合っているのか、どう頑張ればテストという目の前の壁を乗り越えられるのか"を明確化するための場なのだと、私は大人になってから痛感した。

つまり学校のお勉強は、勉学面の自分の攻略方法を学ぶためのものでもあるのだ。

私は幸いなことに血反吐を吐きながら勉強しないと容赦なく蹴落とされる5年制の監獄で学生時代を過ごしたため、大人になった今も資格試験の勉強は自分に合った方法で楽しくできている。

1週間で15教科のテスト受けさせられて60点以下が一つでもあれば失格!の当時に比べれば、1年で1教科勉強すれば良い上に失敗しても人生狂わない資格試験って余裕なのでは!??!!?と心にゆとりを持つこともできる。
(30代の脳みその機能低下は否めないのでまあまあきついのは確か)

2度と学生時代に戻りたいとは思わないほどトラウマだが、その点に関しては本当に自分の中の財産になったと思っている。過去の私、テスト期間が来るたびに気が狂いながらも頑張ってくれてありがとうね。


そんな感じで、自分のために生きることの楽しさが30代半ばにしてやっとハッキリわかってきたな〜というだけの話なんだけどね。
これが若いうちからできていたらまじで最強だったのにな〜と悔しい気持ちもある。自分で自分のことを知ることで、こんなにも生きやすくなるとは思わなかった。

細かいスパンで見ればそりゃグズりたくなる日もあるよね。女の子だもん。黄体ホルモンきしょいもん。
それでも私はきっと気付いたらジムに行ってレッグプレスで尻気持ち良〜〜〜〜!!!とかアホな顔して楽しくなってんだろうな、と思うわけですよ。

というわけで


みんなも自分にぴったりハマったルーティンの最適化で、今日も明日もこの先もずっとごきげんな人生送っていこうな〜〜〜!!!!!!!!!!

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