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SaaSプロダクト4ジャンルでの改善事例/SaaS企業のリスティング広告成功のポイントとは?

みなさんこんにちは!SaaS Growth Partnersです!今回は、SaaSプロダクト4ジャンルでの改善事例をまとめました。

このnoteを読むとこんなことが分かります!

  • SaaSプロダクトの広告運用Tips

  • SGPの広告運用の成功の秘訣


SaaS企業のリスティング広告成功のポイント

SaaS業界では競合が多く、リスティング広告のCPC・CPAが上昇が常態化。一方、マーケ担当は、目標CPA内で売上に繋がるリードを獲得をしなければならない…最近のSaaSマーケあるあるですよね…
こんな悩みを持っているマーケターの方にお役立ていただける、【SGPがリスティング広告運用時に意識しているポイント】を紹介します。

①施策の設計

  • KPIや目的の明確化

  • ターゲティングの明確化

  • クリエイティブ設計

②広告アカウントの最適化

  • 適切な媒体選定

  • Hagakure構成によるアカウント設計

  • 適切なキーワード・広告文・自動入札戦略の設定

  • 広告表示オプション等の媒体推奨設定の網羅

③施策の評価と見直し

  • 目的、KPIに合わせたアカウントのてこ入れ

  • 媒体・キーワードやターゲティングの拡張

これらはSGPでも日ごろから意識しているポイントであり、SaaSのリスティング広告成功への近道だと考えてます。次の章では、上記ポイントを抑えて運用するとどういう効果が出るのか、4つの改善事例を用いて紹介します。

SGPのご支援事例

事例①:【HRTech】低CPAを維持しつつ、CV数の最大化に成功

事例①

この広告主様では、目標CPA内でCV獲得できているものの、指名以外のキャンペーンでもリード数を増やしていきたい、という課題感を持っていました。
改善施策として、まずは、アカウント構造の再構築やKW精査等、自動入札を最適化するためのアカウント整備を実施。その後、自動入札と拡張施策で運用を最適化したところ、CPAを抑制したまま、CV数+72件を実現しました。

✔成功ポイントその1:アカウント構造の最適化
●ユーザーの検討度に合わせたキーワードの設計
●媒体推奨の「Hagakure」構造にすること
※Hagakureとは・・・Googleが推奨するアカウント構造。アカウント構造を極力シンプルにするという考え方。 

✔成功ポイントその2:自動入札の最適化
●目的に沿って適切な自動入札戦略を段階的に導入
●拡張施策を併用(キーワードの部分一致拡張や配信面の拡張等、データ蓄積の観点で、拡張施策も検討する)

キーワード設計の考え方

2つのポイントに沿って運用を行うことで、特に、導入意向が高いユーザー層(ブランドKW/顕在KW/リターゲティング)からのCV数を最大化することに成功しました。SaaSマーケで鍵となる、導入意向を鑑みたターゲティングやKW設計が功をなした事例でした。

事例②:【コミュニケーションツール】CPA30%の改善とCV数の最大化

事例②

コミュニケーションツール市場は、競争が激化し、広告出稿しているベンダーが多く存在します。そのような中で、事例②の広告主様では、CPAが高止まりしていること、それによってCV数が増えないことに課題感を感じていました。
改善施策として、アカウント構造の見直しとともに、クリエイティブPDCAの仕組みの構築を行い、月2本以上のクリエイティブの差し替え、訴求のブラッシュアップをすることで、勝ち訴求の発掘、効果の最適化を行い、CPA
-30%
を実現しました。

✔成功ポイントその1:アカウント構造の最適化
●「Hagakure」構造での運用

✔成功ポイントその2:クリエイティブPDCAの実施
●計画的なクリエイティブ設計
事前に設計したテストスケジュールをもとに、勝ち訴求の発掘とデザイン・コピーのブラッシュアップを行う
●鮮度を保つための定期的なクリエイティブの差し替え

クリエイティブテストの考え方

競合が多くCPC・CPAが高くなりがちなSaaS商材だからこそ、他社に負けないために、基本的なアカウント設計等、アカウントの土台作りが重要になります。さらに、この広告主様では、CPA・CV数の改善とともに、提案の頻度や質も重要視されており、効果を上げつつ、勝ちパターンを見つけ、次の提案に生かしていく、という進め方もご評価いただけました。

事例③:【HRTech】潜在層からのリード獲得数+165件に成功

事例③

事例③の広告主様では、刈り取り施策安定後のリード数の底上げに課題感を感じており、拡大施策の実施を検討していました。
そこで、ホワイトペーパー訴求のFacebook広告と商材理解促進目的での動画広告を実施することで、今までアプローチできていなかった潜在層からのリード獲得数の最大化に成功しました。

✔成功ポイントその1:Facebook広告の実施
●ターゲティングの拡張によるリーチの拡大

✔成功ポイントその2:動画施策の実施
●TrueViewでは目的に合わせたメニューを選定
●ビュースルーCVも踏まえた評価
潜在向け施策は、直接CVにつながりにくいため、動画を見たユーザーが別のチャネルを経由してCVするビュースルーCVも含めた評価を行うのがベター。
●目的に合わせた動画コンテンツの制作

SaaSマーケでは、検索ボリュームが比較的少なく、指名層・顕在層向け施策のみでは、リード数が頭打ちになってしまうことも多々あるため、拡大施策として潜在層向け施策を実施することは効果的です。このように、マーケのフェーズに合わせて、ターゲットや施策、施策の評価方法を設計することで課題を解決した事例でした。

事例④:【人材サービス】広告効果可視化により、5倍以上の商談数の創出に成功

事例④

売り上げや商談につながりやすいリード数を最大化したいという課題に対して、広告データとセールスデータを連携することで、有効リードの獲得効率が良い媒体への予算の強化、有効リード獲得に焦点を合わせた自動入札の適用を行いました。その結果、商談数5倍以上の増加を実現しました。

✔成功ポイントその1:広告効果の可視化
●売り上げや商談への広告の貢献度を可視化
広告データ×ハブとなるツール×セールスデータの連携を通して、流入チャネルやコンテンツごとの売り上げ貢献を可視化。これにより、商談数や売り上げを起点とした、施策の優先順位、予算配分の最適化が可能に。

✔成功ポイントその2:広告運用へのセールスデータ活用
●広告媒体にセールスデータを取り込み、自動入札へ活用
商談や売り上げにつながるユーザーに対して、自動入札で最適化させた広告運用を実現することで、質の高いリード数の最大化に寄与。

広告効果の可視化の連携方法

上記2つのポイントを踏まえて運用することで、商談や売り上げにつながるリード数の最大化を行いました。BtoBマーケ、SaaSマーケは、「媒体CV数の増加≠売り上げアップ」だからこそ、質を加味したリード獲得が重要です。また、CV~有効リード~商談~売り上げを一貫してみることで、マーケ施策自体を適切に評価できるようになります。

SaaSマーケのご支援を成功させた秘訣

SGPではこれまで、多数のSaaS企業様のマーケティング施策を成功に導いてきました。どうしてSGPはSaaSマーケに強いのか。その秘訣を公開します。

①SaaSマーケ支援特化の組織

BtoBクライアント専門の営業部の中に、さらにSaaSクライアント専門のチーム 「SaaS Growth Partners(SGP)」を編成。多数の実績で培ったノウハウをもとにSaaSビジネスに合わせたご支援が可能です。
さらに、アカウントプランナーが集客領域の効果把握、運用だけに留まらず、制作・解析領域までカバー。全体を俯瞰し、全体最適に基づいた提案を行います。

SGPご支援体制

②BtoBクライアントを専門に20年以上、450社以上をご支援

BtoB特化型広告代理店としての歴史が長く、BtoBリスティングで成功するための独自のポイントを確立しています。だからこそ、業界や市場に合わせた運用が可能です。クライアント様からの嬉しいお声もたくさんいただいております。


③対応領域の広さ

コミュニケーション設計から各施策運用まで、SaaSのデジタルマーケティングパートナーとして伴走します!

SGPのカバー領域

こちらでもご紹介中!


まとめ

今回は、SaaSのリスティング広告運用時に抑えるべき3つのポイント、改善事例、そして、SGPがSaaSマーケに強い理由をご紹介いたしました。今後も、広告運用でお困りだったり、広告運用をご検討されているSaaSマーケターの方にお役立ていただける情報を発信してまいります!

p.s.【完全無料】今なら!広告アカウントの診断も行っているので、お気軽にお申し込みください☺


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