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なぜトランプ大統領は関税を一部先送りしたのか

今週の13日にトランプ米政権が当初は9月1日に発動を予定していた第4弾の関税を一部12月15日に延期される事がわかりました。

その品目は555品目でスマホや玩具、ゲーム機など中国からの輸入に頼っているのが多いものが対象になりました。

トランプさんはなぜこれらを延期したのでしょう。

それはクリスマスの消費が盛り上がる時に国民の財布の紐を固くさせてしまい、景気を減速させたくないからです。

実はアメリカのGDPの約7割は個人の消費でまかなわれてます。

関税のおかげで去年よりも10%もゲームやおもちゃの値段が値上がりしてしまったらお父さん、お母さんの財布の紐もかたくなりそうですよね。笑

日本では10月に予定されている2%の消費増税でも節約志向になりそうなのに10%もあがったら大分影響ありそうですよね。

今までトランプさんは関税は米国に悪影響を及ぼさないとの一点張りでしたが、さすがに影響を与えそうだと思ったんでしょう。

12月15日からは延期された品目にも関税がかかるので問題を先送りした形になります。

(15日に関税を発動してもすでに仕入れは終わってるのでクリスマスの時期の商品価格には関税の影響はないようです。)

この関税の問題が長引けば確実にアメリカの経済も減速してくると思うので、あまり長期戦になってくると国民からも反感をかってトランプさんの再選も危うくなるかもしれないですね!

今後この問題がどう落ち着いていくのか注目です。

過去にGDPについて書いたnoteがあるので興味がある方は読んでみてください(^^)







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