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入院生活とラジエーションハウス③      バタバタしたらハワイ旅行

 今から4年前の、私の人生で一番長い入院生活について、
 今回は、入院前にやっておいたことをいくつか書いてみたい。
 私は1型糖尿病で、橋本病患者でもある。今回の入院は子宮頸がんの治療のためだが、それが判明する1~2年前から私のからだは変調をきたしていたようだ。
 
 私の仕事は9:00~17:00のフルタイムで、ほとんど定時に帰宅したことがなかった。それでも主治医の定期診察は特別な問題もなく、糖尿病生活を送っていた。
 変調はまず、春先に出た。なんだろう、と思ったがとりあえず皮膚科を受診した。検査結果は「帯状疱疹」だった。幸い痛みはあまりなく、薬をもらい、経過をみるだけで収まった。
 その頃、派遣会社から「この3月いっぱいで終了です」と通告された。私はすでに6年6か月同じ場所に勤務していた。今思うと、それは2015年に改正された3年ルールによる雇止めだったのかもしれなかった。

 私の業務は、そのほとんどが自由裁量に任されていて、私が一人で自由に(勝手に)やっていたため、それを引継ぐのは大変だった。私のあとに来た派遣社員は引継ぎ中に辞めてしまったし、次に正職員となる予定できた人もやっぱり辞退する、といって入社しなかった。結局、私は派遣切りにあったあとも、臨時雇いで仕事をやり続けた。
 そんなバタバタが、からだに変調をきたしたのだろうか。
 夏の冷房も、私にとってはつらいものだった。
 まず、主治医に相談して検査をすると「リウマチ」の値が高いことがわかり、専門医にみてもらうことになった。また、健康診断の大腸がん検査で再検査となった。
 「なんだかなあ」
といろいろなことを思いめぐらした私は、とりあえず誘われたハワイ旅行に出かけることにした。

 すみません。今回は入院前のもっと前段階の話になってしまいましたね。
 「なんだかなあ」とか、「つまんないなあ」とか、
 ぱっとしないときには、気分を変えることも大事です。
 からだを動かすのは本当にいいよ(笑)。
 では、次回こそは入院生活を書くことにいたします。お楽しみに。

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