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コロナ体験談 3月1日~4月30日現在にいたるまで

こんばんは、荻原です。

随分久しぶりな投稿となってしまいました。
実は、3月に「コロナデルタ株」にかかり入院していまして、色々と戻ってくるまでに時間がかかりました。

今回は、僕の症状発症から現在に至るまでの「リアル体験レポート」を書きます。メディアでは、陽性者の数字やワクチン摂取率についての報道が目に付きます。

そうではなく、実際にコロナにかかり症状がでると
・どのような状態になるのか
・どうすればいいのか
・どのようなサポートを受ける事ができたのか!
・入院生活は
・退院後はどのような状況なのか
・後遺症は

など、みなさんが本当に知りたいことはこちらなのではないかと思いまいて
私の体験が誰かのお役に立てればと思い、書くことにしました。
あくまで、私に限ったことであり全員が該当するものではありません。

誰かのお役にたつこと!
そして「後遺症の存在」を知っていただきたいのです。

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1.自宅療養期 3月3日〜
2.入院の過程 3月8〜10日
3.入院生活  3月10日〜
4.退院後   3月15日〜
5.現在    4月1日~
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の5つに分けてご紹介します。

1.自宅療養期 3月3日〜

一番最初の違和感を感じ始めたのは、2月28日の夜になります。
喉の痛みを感じまして、プロポリスでうがい、そして健康のために飲んだりと対策を始めます。
3月1日は、なにか体に不調を感じながら過ごします。
3月2日、夕方に怠さと37℃と久々に熱が出まして休んでいると夜から急変!

38℃を超え始め、頭痛とだるさに襲われます。
悪寒がセットできまして、鼻水が出始めます。1時間毎にうがいをしました。

私は個人的に「鼻うがい」で軌道確保!
鼻うがいは、コップに塩を15~20振りして溶かすと、鼻にしみず、鼻で吸って喉に落ちてきますので鼻腔を洗うことができます。

とどめが、6時に熱を計るとと「39.3℃」で完全にダウン。
会社を休み、コロナの可能性を疑い、相談窓口に電話しました。

◆発熱相談センター(看護師・保健師が対応)
 03-5320-4592 又は 03-6258-5780 (ともに24時間対応)

3日朝に、自宅にて往診治療をしていただきました。
その日のうちに薬局から薬が届いた記憶です。翌日には確実にありました。

保健所からもすぐに連絡をいただき、隔離期間の確認と食料の手配もスムーズにいただきました。
7日前後で段ボール3箱が届きまして、本当に感謝です。

※往診、食料全て公費にて一切お金もかかっておりません。

2.入院の過程 3月8〜10日


8日になっても熱が私はなかなか下がらず、8日に医者に電話。そして9日に38℃を再度超えてきたため電話をします。
9日の夜に再度往診いただく予定でしたが、お医者さんの機転で保健所に連絡があり入院の手続きを進めていただいておりました。
今後のために、しっかりと検査含めてした方がいいと!

私はきっと、運が良く10日に保険所から連絡が来まして、すぐに入院になりました。
11:20に連絡がきて、12時に自宅前にお出迎え専用の車両が向かうのですぐに準備してほしいとここは急な展開でした。

ここで驚きだったのは、往診も2回目からは金額が発生してしまうことでした。
一回の往診で約2万です。
入院費も一泊いくらとか不明なので、正直金銭の心配もしました。

また、入院の準備もないので、携帯の充電器、衣服を用意して病院へ直行です。
保健所も入院先の病院の精度は把握していないので、何が必要か、飲み物などは購入できるのかなどはわからない状況でした。

3.入院生活  3月10日〜



僕は、この5日目まで投与を行う点滴治療でした。


【製品名】ベクルリー点滴静注液100 mg、同点滴静注用100 mg
【一般名】レムデシビル
【効能・効果】 SARS-CoV-2による感染症

1日目は個室で過ごし、2日目からは大部屋です。
コロナ感染のため、一般病棟へはいけません。そのため、移動する場もないので基本ずっとベットです。
私は、この点滴をして2日目にとても大きな効果を感じました。

入院までは、目が内側から圧迫され動かす際の痛みや倦怠感がひどかったのですが朝目覚めると久々に気分がよく、痛みがなかったんです。
完治を感じたくらいです。

ここからは、個人的な感想ですが大部屋に移動してからは、夜が地獄でした。22時就寝、6時起床なのですが当然、その時間周期で生活はしていませんから寝れません。

また、大部屋ですといびきのアンサンブルが始まり私は音が気になると寝れないので全く寝付けません。
やっと眠くなってきたと思った2時過ぎですと、看護師の方がコロナ以外の治療で周り胆を吸われたりと色々とあるため寝れません。

3日目からは、午前中は点滴をして眠り、お昼を食べ、ぼ~としており2日目の爽快感が全くありません。
睡眠薬を進められましたが、耳栓を友人に買ってきてもらいなんとか寝れるように準備しました。

ですが、午前中寝ていると体力が減っていないので寝れないことがコロナ以上に辛かった印象です。
また、針が左腕にずっとささっているため、片手でのシャワーなど両手が使えるありがたみを感じました。


私の病院は飲み物の補給、洗濯が自由にできず、看護師へドリンクの依頼とレンタルのような下着の貸し出しでした。
友人に全て依頼して私は対応しました。

・一週間分の衣服
・携帯の充電器、耳栓、イヤホン

は必須アイテムです。
今回、面会はできませんが、必要なものを病棟まで届けてくれた仲間に本当に感謝です。

4.退院後   3月15日〜


ベクルリーも5日間終わり、熱は36.9℃~37.1℃くらいで基本36℃台に下がりまして退院となりました。
本来の隔離期間は13日までだったのもあり、退院となったわけですが、正直倦怠感といいますが頭に靄がかかったような状態が改善されず、相談しましたがこれは「後遺症」と言われました。

寝不足もあったので、それの関係性も感じましたが病院での治療がないため自宅療養です。ワクチンが特例で承認されている世の中です。よく考えましたら、コロナの正式な治療はないんですよね!
担当のお医者様は、へんにコロナ用とされる薬を進めるドクターではなかったのが安心でした。

入院費も全て公費でとのことで、退院直前まで払うものだと思っていましたが、今回は医療費はかからずでの対応をしていただきました。

16日~31日までは、すべて会社は休みました。
熱が37℃前後がさがらず、兎にも角にも倦怠感が酷く動けませんでした。

何より、入院までしたので外へ出るのも怖い。
3週間寝たきりから、1日1~2時間ほど歩いてみて、体と心のリハビリ。
歩く速度が、老人に抜かれるくらい筋力が衰えていたことに驚きです。

筋トレをやろうにも、肺にダメージを感じるためできず、歩くことが精いっぱい。少し動いただけで、体に熱感を感じるため無理はできない。

この繰り返しです。
薬は、解熱剤などはいただきましたが、免疫をあげたかったのと
そこまで必要ではないので基本飲まずに元の生活に体を慣らすことを優先しました。

5.現在    4月1日~


3月27日くらいから少し動けるようになった感覚をもちまして
今は週3日、午後から出勤してあとは在宅にて働いております。

引継ぎの関係でどうしても出勤が必要なためですが、これがよく徐々に戻ってきております。
今でも正直倦怠感は強く感じますが、だいぶ元の生活に戻ってきた感覚があります。

色々なことに対して、心のイップスになっていた気もしますが、正直私は運が良かったと思います。
お医者さんからは、味覚、嗅覚よりも倦怠感の後遺症で苦しんでいる方が多く、コロナにかかった以上に後遺症の方が重症といった方がいいかもしれないといっていただきました。

「後遺症」は目に見えません。そのため、月一の通院では、半年たっても倦怠感が酷く動けない方は多いと伺いました。
私は回復傾向が見えるため安心な患者群の様です。
会社もかなり寛容な上司のため、このように優遇措置をいただき感謝をしています。
正直週5日、フル出勤でしたら倒れていました。

今後、「後遺症」が大きく取り上げられ社会に理解を広める動きが必要な気がしています。
私も微力ながら自分の体験談を語っていこうと思います。

最後までお読みいただきました方々、感謝したします。

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