見出し画像

しがないサラリーマンの所見 ~宅建士は役に立つのか~

関東平野は春を感じる陽気が続いてますね。
ギリギリでいつも生きてる漢、Shallowです。

今回は前回の行政書士に続き、実際の取得者が「宅建士は役に立つのか」について、独断と偏見で綴って参ります

これまでに語った資格についての記事は事故紹介記事から↓
【目次あり】独学サラリーマンの備忘録(自己紹介)|shallow(資格ライター・サラリーマン兼呑兵衛)|note

宅建士は言わずと知れた大人気国家資格です。
年に一度の試験で合格率は10%台後半、受験資格はございません。

人気の理由はその独占業務にあるでしょう。
不動産取引の契約締結の際に必須となる重要事項説明を行えるという強力な独占業務があり、更に不動産業を営む事業者はその事業場毎に、5人に1人以上の宅建士を配置しなければならないという必置要件をも有しています。
不動産業は全国津々浦々、人々の生活に密接した業種のため市場規模は言わずもがなです。

さて、私の意見ですが…
ずばり、宅建士資格は役に立ちます!
私が思うその理由は、下記の3つです。
①汎用性の高い独占業務がある
②民法の知識を身に着けることが出来る
③学習時間に対する費用対効果が高い

①について、上でも書きましたが、とにかく宅建士はニーズが尽きません
不動産業界では必須の資格のため、常に求人が溢れております。
勿論、就職先は吟味する必要がありますが、この資格を持っていれば不動産業界へのキャリアチェンジのハードルを相当程度下げることが出来ます。
人生の保険として、所有するに越したことのない資格だと思います。

②について、行政書士と重複しますが、こちらも試験範囲に民法を含むため、合格するための学習をする中で必然的に民法の知識を身に着けることが出来ます。
また出題は少ないですが借地借家法にも触れることが出来ます。
非常に多くの人が賃貸住宅に住んでいる現代において、不動産関係のトラブルに巻き込まれる可能性は誰にでもあると言えるでしょうか。
(現にShallowも法外な退去費用を請求されたことがあります。F●ck off !!)
そんな時にこの試験で培う法律的な素養は問題解決の一助となるかもしれません。

③について、宅建士は合格までに必要な学習時間に対する資格取得の効果が非常に高いと思います。
宅建士に必要な学習時間は200~300時間程度です。これは一日2時間の学習を半年くらい続ければ到達できる学習時間となります。「楽」とは言えませんが、フルタイムで働いている方でも隙間時間で確保可能な範疇と言えるでしょう。
その割に宅建士はメリットが大きいです。
上で書いたもの以外にも、国家資格としての知名度が高いので、「宅建士を持っている」と言えば話のタネになります。転職面接の場でも、直接宅建士と関係しない職種であっても相手に「机に向かうことを惜しまない」人物であるという印象を与えることが出来ます。

以上の通り、宅建士は不動産業界以外の方にとっても取って損はない資格だと思います。
私もまあまあの事務系資格マニアだと思いますが、もし人に資格取得を進めるなら日商簿記検定2級かこの宅建士かで迷います。

そんなこんなで今日はここまで!
次回は気が向いたときに社労士について綴って参ります。 ほんじゃね✋

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?