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日本人のパスポート取得率はなぜ大幅に減ったのか

みなさんこんばんは。いかがお過ごしでしょうか。

今朝は雨風酷かったのが、午後に止み、一気に気温が上がった1日となりました。

現在日本人パスポート所有している人は6人に1人しかいないそうです。割合だと約17%程度。先進国の中では最低だそうです。

海外離れが深刻化しているというのはまずい状況でしょう。そこで今日は低迷する原因を探っていきます。

コロナによる海外旅行敬遠


まずは3年にもおよんだコロナウィルスの蔓延が、島国日本では、飛行機か船でないと外国に行けない地政学的なものもあり、海外を敬遠してしまう傾向があります。陸続きの欧州とか軽い気持ちで出入りする人たちとは違う環境であることは感染症はマイナスに働いたことは間違いありません。


スマホやサブスクなど月払いの増加


若者がワーキングホリデーなど、海外暮らしに挑戦するような機会がありますが、日頃の無駄に出費となるスマホの月額払い、NETFLIXなど、様々なサブスクが生活費を逼迫しているのも原因と考えられます。

ネット普及により、海外の映像や写真が簡単に見られるようになった


インターネット普及YouTubeなど動画、写真、インスタ等SNSで動画や写真が身近になり、高画質で絶景を手元で見れるようになりました。生で観たほうが迫力もあり、空気や匂いとか、気づきは数え切れないくらいあるのですが、いくらか簡単に疑似体験ができてしまう時代になりました。若者がこれで十分と思ったりして、外に出たがらない人が多くなっているのかもしれません。

長引く円安が海外旅行を敬遠する心理的要因に


円安の時に海外に行ったりした人からすると、以前は買えたものが買えない、泊まれたホテルに泊まれない、等すべてにおいてスケールダウンせざるを得ない為、かなり損をした気分になるから、避けたくなるというのもあるでしょう。

30年間実質賃金上がらず


生活に余裕があれば、旅費が高くても行きたいと思うでしょう。日本が長い間変わらなかったですが、海外の諸国はどんどん上がって行き、日本は比較的裕福な国から、そうでもない国に完全に格が下がり、海外旅行が気軽にいけない時代になりました。固定相場1ドル=360円の時代は一部の裕福な人たちとか大手商社勤務とかスポーツのエリート選手とか限られた人しか許されない夢の世界だったようですが、そういう時代に逆戻りしつつあるようです。

国内旅行の需要がある


円安は逆に外国人インバウンド需要に追い風となり、観光地や大都市にはものすごい数の外国人観光客が滞在しています。昔から観光資源がたくさんあったにも関わらず、1億人の人口を誇るがゆえ、内需に力を入れすぎて、海外からの観光客は2000年初めは年間300万人くらいだったのが、サービスやPRも良くなり、今は2000万人以上となっていて、一方で、日本人にも国内旅行が楽しいと再認識され、国内旅行で満足している人が増えているようです。

ちなみに私も1年のワーホリ経験含め10回くらい海外に行っていますが、最後は2017年で、今はパスポートが切れたままになっています。

国内旅行ももちろんいいのですが、海外の刺激は視野も広がり、とてつもない経験になるので、多くの人が行きたいと思えるように、実際に行けるように、国が政策をもっと改善していくべきではないでしょうか。



それではまた。

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