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豚皮、チラガーに不思議な果物〜上海の新場古鎮を散策〜

こんにちは、小羊です。
今日ご紹介するのは、上海市内にある新場古鎮です。

のどか〜

上海市内に複数ある水郷古鎮のうち、浦東側にあり、恐らくはあまり知名度が高くないところですが、あまり商業化されていない分、昔ながらの生活の様子が垣間見えて面白いところです。

上海の特産品でもある肉皮(豚の皮)、豚の塩漬け肉、海参果、マコモダケなどの珍しい果物・野菜など、数多くの不思議な食材に出会うこともできますよ。

では、早速見て行きましょう👣

休日には多くの方で賑わいます

やはり目を引くのは「肉皮」のお店。豚肉の皮の部分を加工して日持ちする状態にした上で売っています。

野菜と一緒に炒めものにしたり、スープにしたりして食べるのが一般的だそうです。


豚肉を購入しても皮の部分はなかなか食べることがありませんが、皮の部分にはコラーゲンが豊富!お肌にもとても良いのだとか。
そう言われると気になってしまいますね✨


豚肉を取り扱うお店は他にも多数あります。例えばこちらのお店は塩漬けの豚ブロック肉を販売しています。

横から見るとすごい厚みですね

この塩漬け肉は、安徽省を起源とし上海市でも好んで食べられる、タケノコと塩漬け肉の煮込みスープ(腌笃鲜)を作るのにまさにピッタリ!
これを作るために購入する方も多くいらっしゃいます。

もう少し歩くとびっくりする光景に出くわしました。なんと、豚の鼻の部分や、豚の顔の皮が売られてます😲

なんだかかわいらしい🐽
沖縄では「チラガー」と呼ばれるそうです

日本の本土ではあまりお目にかかることのない部位ですが、日本でも沖縄ではよく食べられる部位です。沖縄では酢漬けや炒めものにすることが多いようですが、中国だと煮込むことも多いそう。

それにしても、加工済のものでなく、そのまま売られているのがすごい!これを家庭で調理できるって意味ですもんね…。

肉だけでなく、果物や野菜もありますし、食事を楽しむこともできますよ。

こちらの面白い形をした果物は、海参果と呼ばれるものです。

海参果は、少なくとも小羊は日本では、お目にかかったことがないですし、なんと和訳すればよいのか謎です…。

ただ「海参」とは中国語で「ナマコ」を意味し、外見がナマコに似ている果物であることから海参果との名前がついたようです。外側の皮は食べずに、中の果肉部分だけを食べます。

面白い野菜といえば「茭白」が挙げられます。

茭白(マコモダケ)の炒めもの

日本語では「マコモダケ」と訳され、タケノコのような食感が特徴の野菜です。日本でも地方ではたまに見かけるものの、都心のスーパーではあまり見かけないですね。

小羊は、上海ロックダウンのときに政府の物資の中にこのマコモダケが入っていてその存在を知り、以来マコモダケが大好きになりました。


新場古鎮はそこまで大きくはなく、1日または半日でも十分に楽しめる場所です。皆さん、ぜひ上海観光ついでに寄り道し、不思議な食材と古鎮の雰囲気を楽しんでみてくださいね。

では、再见🥰

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