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「ブランド」はどこから生まれるのか。

今日は「ブランディング」について、PRのプロである白井さん(株式会社まめ)からとても示唆に富んだ金言をいただきました。

「ブランディングには1つの『人格』が必要なんよ。例えばサントリーでも『水とともに生きる』ってメッセージがあるから、森から水を作るCSRがあれだけバズって認知される。企業も1つの人格を持った上で施策をしていくべきなんよね。」

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これはまさに「至言」です。
いつの時代も人を惹きつけるのは「ブレない人」ですから。

織田信長にしろ、坂本龍馬にしろ、千利休にしろ。
「カリスマ」と呼ばれるような人は共通してブレません。

それは言い換えると「確固たる人格がある」ということなのではないでしょうか。


例えば、株式会社人間というスーパーおもしろ企業を10年間牽引し、今もなお第一線で活躍するこのお二人。共同創業者の花岡洋一、山根シボル。

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今日はお二方とランチを食べに行きました。
近所でも評判のカレーが美味しい店です。

そのお店は店長と店員さんの2名で切り盛りされているのですが、とにかく店員の女性の方がお綺麗。ビーチバレーの浅尾美和選手さながらの、褐色の良い健やかな美人さんです。

花岡「今回の案件で肝になるのはココでしょうね」
山根「じゃあプロモーションもWebにして…」

お二人がそんな真剣な話をされている時、私は上の空でした。
店員さんの胸が見えそうだったからです。

カウンター席の目の前で皿洗いをしている美人店員さんはTシャツ姿で、ガッツリと谷間が露わになっていました。自然と伸びそうになる手をグッと堪えて、私は自分のモモを強くつねります。

そして店を出るなり打ち明けました。

「お二人知らないと思いますけど、店員さんの谷間すごかったんですよ!」
「ああ、知ってる
「うん、知ってる知ってる」

答えた二人の目は一点の曇りもない、澄んだ瞳です。
何も疑問に思わず、やましさを覚えず、「純粋」としか形容できない眼差し。

見てたんだ。
あんな仕事の話ししながら。

「でも、結婚してたら二度と他人のおっぱいに触ることはないんですよ」

つぶやくように答えたのは花岡さん。
そう、二人は既婚者であり、会社の柄にもなく愛妻家です。

「そうやなあ」
「どうしても無理なんかね」

セブンイレブンのコーヒーを淹れながら、まるで案件には関係のない、でもコンプライアンスには少し差し障りそうな企画会議が始まりました。テーマは「既婚者が向き合うおっぱい問題について」です。

私「煩悩を消すために修行とかどうですか?」
花「まあ、そういう路線もあるよね」
「そもそも代替品がないのがおかしい」

「え?」

山根さんから急に脈絡のない発言が飛び出し、一瞬議論が止まります。

私「ど、どういうことですか…?」
山「いや、タバコには加熱式タバコみたいな代替品があるのに、おっぱいは代わりに吸うものが無いのが問題

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大爆笑しました。
なんだ、その屁理屈は!

オフィスへの帰り道でも議論は続きます。

私「シリコンの塊みたいな代替品じゃダメなんですか?」
花「ダメやね」
私「何が必要なんですか、おっぱいには」
山「温もりとかそういうこと?」
「いや、そうじゃない」

花岡さんは立ち止まり、こう続けました。

花「おっぱいってのは、柔らかさとかじゃないのよ。例えば男が完全なDカップ持っててもそれはダメ。乳首がピンクでもダメ。でも、女性のシリコンは大丈夫。やっぱり女性にあることが大事なんですよ。そこに芸術的なものが宿ってるから。

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議論は最終的に「嫁を愛し抜こう」みたいな結論で落ち着いた企画会議でしたが、お二人の中には「おっぱいに対する真摯な愛」という一本の芯が通っているように感じられました。

これが二人のブランディングなのかもしれません。
いや、創業者二人ということは、人間そのもののブランディングなのかもしれません。


「面白くておっぱいのことを考えている」
株式会社人間


サポートされたお金は恵まれない無職の肥やしとなり、胃に吸収され、腸に吸収され、贅肉となり、いつか天命を受けたかのようにダイエットされて無くなります。