見出し画像

実はそれ勘違いかも? 「むくみ」の原因と勘違いしやすい対処法!

「むくみ」の原因と勘違いしやすい対処法!

夕方になると、足がむくんで足首には靴下の跡がくっきりと……!

お酒を飲み過ぎた翌日は顔がパンパンにむくんで……!

手がむくんで指輪が抜けない……!

「むくみ」は身体のいろいろな部位でおこって、老若男女問わず多くの人が悩みの種となっていますよね。

でも「むくみ」っていったい何なのでしょう?

そして、むくみが発生した時、体の中ではどのようなことが起こっているのか?

今日は、この「むくみ」の原因や、勘違いしやすい対処法について、お話しますね。


「むくみ」って、そもそも何なの?

生活に支障をきたすほどじゃないけど、体はだるくなって、足も重くなって…

そして顔がパンパンに膨れてしまえば、顔つきも変わってしまって「太って見える」ことになるのが、「たるみ」です。


特に、体調や天気が悪いと起こりやすいものなんだけど、具体的に「何が原因で発生しているのか?」を理解している人は多くないと思います。

なんとなく分かることは、身体の水分と密接な関係がある……?ってことですよね。

結論から言うと、「むくみ」「細胞と細胞の間に水がたまって、異常に増加した状態」なんです。

医学用語ではこれを「浮腫(ふしゅ)」って呼んでいます。


体内の水分について

人間の体は約60%が水分でできています。

そして、体内の水分比率は以下のようになっています。

◆細胞内(細胞内液):40%
◆細胞外(細胞外液):20%

水分の主な役割は、

「細胞に栄養を送る」

「老廃物を除去する」

です。

細胞や血管を行き来して、体内の水分のバランスを保ってるんです。

でも、バランスが崩れてしまって、細胞と細胞の間に余分な水分が溜まることで、「むくみ」が発生してしまうんです。

原因はなに?「むくみ」って病気なの?

結論から言うと、「むくみ」は病気ではないんです。

むくみ発生する理由は、2つです。

①「血流」が低下する
②「塩分」の摂りすぎ

まず①ですが、むくみが発生しやすい原因の一つに、「デスクワークの人が、夕方になると足がパンパンになる」というのがあります。

その理由は、下肢の筋肉を動かさなかったら、足の血流が低下してしまうからです。

ちなみに、なぜ足がむくみやすいのか?だけど、これは「心臓からもっとも遠い位置にあるから」です。

ずっと動かずにいることで、重力の影響で水分が下半身に溜まってしまうんです。

そして②は、そのままの意味で捉えてください。

厚生労働省が推奨する1日当たりの摂取量の目安は、男性が8g未満、女性が7g未満です。

しかし現代の食塩摂取量の平均値は、約10%と言われています。

塩分摂取量が多い最大の理由は、2つあります。

一つは、「塩分を使用した加工食品を摂取する機会が多い」こと。

そしてもう一つは、「外食やコンビニ食などが多い」こと。

現代社会の料理は基本的に塩分量が多いものが多くて、特に外食やコンビニ食が続いてしまって(意識的に塩分量を落とす工夫をしないと)と、必然的に摂取量が増えやすくなってしまうん

.です。

体には、体内の塩分濃度を一定に保つという機能があるんです。

だから、たくさん摂取すると、(体の塩分濃度を薄めようと)体内に水分を溜め込むようになります。

これが、塩分を多く摂るとむくんでしまう仕組みなんです。


「むくみ」が病気のサインとなる可能性もある

さっき、「むくみは病気ではない」って話をしましたが、ときには病気のサインとして体に表れる場合もあるんです。

関連する病気としては、

◆腎機能障害:腎臓病、腎不全
◆心不全
◆肝硬変
◆栄養失調
◆下肢静脈瘤
◆リンパ浮腫

主に、「心臓」「肝臓」「腎臓」に関連する病気が多いのが特徴です。

基本的には「血流の低下」「塩分の摂りすぎ」で起こるので、時間が立てば自然と治るものです。

ただ、「いつものむくみとちょっと違う……?」だったり、「日に日にひどくなっているような気がする……」って感じた場合は、大きな病気の可能性も否定はできないので、その時はすぐに病院を受診するといいでしょう。


実は間違い、勘違いしやすい対処法

「むくみ」に悩まされている人は多いですよね。

インターネットで「むくみ 対処法」って検索をするとさまざま情報がでてくるから、「間違った対処法」を実践しちゃってる人もいるんです。


「アルコール」のせいで、むくんでいるわけではない

「お酒を大量に飲んだ翌日、顔がパンパンに膨れ上がっている」

経験したことがある人も多いと思います。

ただ、ここに一つ勘違いがあります。

「アルコールの多量接種のせいで、むくんでいるわけではない」という事です。

どうしてかって言うと、アルコールには「利尿作用」があるからです。

アルコールを摂取すると、トイレが近くなりませんか?

アルコールを摂取する=体内の水分は減るんです。

じゃあどうして「アルコールを飲んだ翌日は、顔がむくむのか?」

それには以下の2点が原因と言われています。

①お酒と一緒に、塩分が多い食事を摂っている可能性がある
②お酒を飲んで、すぐに寝てしまう

まず①なんだけど、お酒のおつまみとして食べる料理は、基本的に塩分が多く含まれているものが多いです。

例えば「お菓子関連」「塩蔵品(いかの塩辛など)」「肉加工品(ハムやソーセージなど)」が代表的。

そして極めつけは、「締めのラーメン」です。

お酒は食欲増進効果もあるから、特に普段以上に食事に手を付けてしまいがちになります。

そして②は、お酒を飲んですぐに寝ると「抗利尿ホルモン」というものが出てしまいます。

「抗利尿ホルモン」とは、端的に言うと「利尿を妨げるホルモン」のこと。

これは本来排出されるお酒の水分が、体の中に溜め込まれることがあるんです。

お酒はほどほどに……で、本来は飲まないor適量に留めることが理想なんですけどね。

でも単純に、お酒を我慢する=むくみ解消につながるって話でもないんです。


「水分を控える」では、むくみは解消されない

「むくみ=余分な水分」ではあるんだけど…

だからといって水分を控えてもむくみが解消されるわじゃないんです。

逆に、水分を摂り過ぎたからといって、それが原因でむくんでいるわけでもないんです。

問題なのは、水分量じゃなくて、血液循環の不良なんです。

そもそも、人の体には適切な水分の割合というものがあって、それを維持する働きが備わっているんです。

例えば、水分が足りなければ「喉の渇き」が発生しますし、逆に水分を摂りすぎれば「利尿作用が催される」こととなります。

問題そのものが違うから、例え水分を控えても、むくみが解消されるというわけではないんです。


「ダイエットでむくみが解消する」わけではない

体内の余分な水分は、皮下脂肪に溜まります。

そだから、「太っている人ほど、むくみやすい」というのは、事実です。

でも。

「ダイエットをする=むくみが解消される」というわけでもないんです。

正確には、「無茶なダイエットをすれば、かえって悪化させる恐れがある」んです。

最大の要因は、「食事制限による、無理なダイエット」です。

極端な食事制限で無理なダイエットは、そもそも栄養バランスを崩すことになります。

こうなると、体内の水分調整に必要な栄養素の摂取も減ってしまって、逆にむくみやすくなってしまうことになるんです。

それと、貧血や栄養失調が原因で、むくむ可能性もでてきます。

確かに、食事制限による無理なダイエットは、すぐに体重が落ちているように感じるかもしれません。

でも、あれは落ちているのは脂肪ではなく、筋肉です。
(必要な栄養素が摂取されないため、筋肉から栄養を分解しているんです)

だから、無理な食事制限ダイエットを行う人は、「リバウンド」をしやすいんです。

そして、余計にむくみやすくなる可能性が高いから、食事制限での無理ダイエットは絶対にオススメできません。

正しいダイエットで、健康に的に痩せるようにしましょうね(^^ゞ

ダイエットでお悩みの方、気軽に相談してくださいね(^^)v

📞011-624-6724

✉問い合わせアドレス:https://shape-body.com/contact/

完全個別・完全個室・マンツーマン指導・シュワルツ浅井責任指導

ダイエット・ボディメイク専門パーソナルジム

「シェイプボディ」

札幌市中央区南1条西19丁目291-50 エスターロワイヤル2階

🚇地下鉄西18丁目駅、2番出口から徒歩2分

🅿専用駐車場完備



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?