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機械系エンジニアのが知っておくべき大手メーカーの6つのメリット・デメリット


私が発信する狙い

大半の機械系エンジニアは、

・大手に入ってキャリアを積めば将来安泰
・専門性を磨けば、市場の価値は上がる
・企業で出世し経験を積めばどこでも通用する
・会社員の業務延長でいつでも副業も独立もできる

と思っている人が多いと思います。


これは誤解で、すべて間違いです。

そのため、私は発信を通して正しい機械系エンジニアのキャリアと独立までのステップを伝えています。


なぜそんな重要な発信を無料でするのか?と思う人もいるかと思います。

怪しい、何かある、悪だと思ったり考えたりする人がいるかと思います。

私自身は一部、人数限定でコンサルサービスをしていますが、それ以外情報商材、アフィリエイトなども行っていません。

これには明確な答えがあります。

①製造業の市場規模は非常に大きいので競合が増えても困らない
②地方の人材不足は深刻で一人でも多くの人が独立して助けてほしい
③発信を通じて面白い人と知り合いたい

ということです。

これは昔出版したKindle書籍にも書いており、変わっていません。


そのため機械系エンジニアとして独立して

・遠回りしたくない、時間を無駄にしたくない
・失敗や損失を極力避けたい

と考えている人は、読んでください。


 私が独立を決意したとき、機械系エンジニアの独立に関する情報は、Web上には無料、有料含めてまったくありませんでした。

 そのため、どうやって独立すればいいのか全く分からず、苦労しました。


おそらく私のように思った人はかなり多いのではないでしょうか?


 多くの人は独立が出来ないと諦めたり、独立を考えていたにも関わらず、キャリア設計の仕方がわからないため、とりあえず新卒で入社。

さらに企業で仕事をしているうちに、10年経ち、気づけば家族もでき、35歳を超えて守るべきものが多く、身動きが取れない。

さらに自分を振り返る時間が出来たときには、思ったように結果が出ないという人が多いはずです。

 転職、副業をしようとしても通用スキルも経験も専門性もない、案件の獲得方法もわからないとなり、会社にしがみつくしかないということは珍しくありません。

 そんな人のため私の経験が少しでも役立ってほしいと考え、このnoteを書いたり、発信をしています。

当たり前なのですが、企業で出世したり、上手く仕事を進める為のスキル・経験と、独立する為のスキル・経験は全く違います。


 使えるスキル経験、専門性はありますが、それだけで独立し、案件を獲得し続けることは相当難しいのが現状です。

 私が独立を決意してから、10年もかかったのはこの当たり前のことさえわからず、自分で試行錯誤するしかなかったからです。

そのため、私のように同じ間違いをしてほしくないと強く思っています。


今ならSNSを通じて知見者にアプローチすることもできますが、当時はスマホが出たばかりでSNSがここまで一般的なコミュニケーションツールにはなっておらず、まったく選択肢にありませんでした。

ただし、今でも昔よりも情報やアプローチ手段が増えたとはいえ、まだまだ機械系エンジニアの独立に関するものは少ないことが事実です。


だからこそ私は、皆さんが同じような失敗や苦労をしてほしくないという思いから

・機械系エンジニアって本当に独立できるの?
・独立の仕方がまったくわからない
・独立しても会社員より稼げないと聞くけど本当?

という疑問、質問に対して、X(旧:Twitter)、YouTubeで発信したり、noteを書いたり、Kindle書籍を通じてお伝えしています。


 私が独立して年収1300万円を超えた仕事術、営業方法からすべて書いてあるのがこちらのKindle書籍です。

今ならKindleUnlimitedからは無料で読めます。



読んだ方からコメントをたくさん頂いています!
一部抜粋です。

 

自己紹介もぜひ読んでもらえるとより理解できます。



 大きな目線で見ると、最近の中小企業の人材不足は加速しており、事業の維持も難しい状況になっています。

 その解決手段の1つとして、機械系エンジニアのフリーランス化により、人材の流動性を上げて、特に地方の製造業の人材不足という課題を一部、解決する手段になるのではないかと考えています。


そうした背景、目的をもちながら

・会社員として雇われ続ける不安を解消する
・独立する為の具体的な方法を知る
・本業をしつつ、副業で月10万円以上稼げるコツがわかる
・手取り17万円から年収1000万円稼げた思考法

を具体的にわかるようにお伝えしています。


私のように遠回りしたり、失敗をしないようになっているので、ぜひ参考にしてください。

それでは本編にいきましょう。




大手メーカーのメリット・デメリット

 私が経験した大手企業で感じたメリット・デメリットについて話していきたいと思います。

 大手企業の場合、給与、福利厚生、安定性などに目がいきがちですが、私の場合、次に述べるの3点がメリットだと感じています。 そのほかは長い目で見れば誤差です。

メリット① 働く基準が高い

 一つ目のメリットは働く基準が高いことです。働く基準が高くなる理由は、大手=組織が大きくなったということは競合に比べて高い水準の製品、サービスを出しているからであり、それは働いている人の基準が高いことに現れます。勿論、組織体制も重要ですが、それ以上にまず個人の資質です。

 例えば、報告の基準をとっても背景目的、結論、そして懸念事項を最小限に回答する、品質基準もトラブルが起こらないかつコストが下がる設計を追及するなど、とりあえずやればいい、できればいいではなく、その業界でトップを走る為に必要な基準を満たしています。

 人は環境に影響されやすいので、その基準で働いていると自然と自分の基準も高まります。基準が高いと成長が早いので、そういった環境で働けることはとてもメリットがあります。


メリット② 組織化された体制の経験

 二つ目は組織化された体制を経験できることです。大手は当然ですが、研究、開発、営業販売する仕組みがしっかりとしています。だからこそ、そこまで大きな企業になれています。
 
 仕組みがないと個人個人がバラバラに動き、統一性がなく、無駄が多くなります。しかし、そこをしっかりと組織化しているので、基本的に優秀な人が多く入ってくるとは言え、ある程度のばらつきに対しても、仕組みでカバーできるようになっています。これはのちに転職、独立した後に中小企業の内情を目にすると特に感じます。
 
 そういった企業に大企業の当たり前を教えるだけでも価値があるので、完成した仕組み、組織体制を実際に体験できることはとても貴重です。実際私も事業を立ち上げて、人が増えていく中で人事制度や評価制度などを参考にしています。

 

メリット③ 優秀な人材との人脈

 三つ目は優秀な人と知り合い人脈が形成されることです。一つ目でもいったように基準が高い人が入ってくるので、そういった人と人脈を作れることはとても貴重です。仮に転職しても、関係が続いていれば相談できますし、将来一緒に仕事をする機会もあるかもしれません。
 
 実際、私は転職先に人を引っ張ってきたり、独立後も一緒に仕事をしています。人を引っ張って来れることはかなり重要な要素で、その会社でのポジションを築けたり、事業立ち上げを加速出来たりと多くのメリットがあります。

ここまでは大手企業で働くメリットについて話してきましたが、当然デメリットもあります。


デメリット① 通用しない専門性

 一つ目、その企業でしか通用しない専門性しか身につかないことです。これは意外と勘違いしている人が多いと思いますが、大手で出世したり、経験を積めば、他社でも市場でも使える専門性が身に付き、市場価値が上がると思っている人がいます。

 もちろん、抽象的な概念や仕事の進め方は活きてきますが、培った専門性がそのまま活きることはありません。

 特に大手の場合、製品種、プロジェクト単位も大きいので人数も多く、工程や開発テーマが細分化されており、全体感を掴めないまま、ある特定の条件下で専門性を使い、深堀る仕事が多くなります。

 これは最初は機能向上だったものが気づけば現象そのものを余計に追及し始め、目的と手段が混同しがちです。

 この理由の1つに、大手ではメカニズムを究明する文化があり、それが本質的な解決につながると考えているからです。これは間違いではありませんが、正直すべてを解明できることは稀ですし、解明しても製品に組み込まれなかったり、そこまで売上利益に繋がらないことも多々あり、活用しきれないことの方が多いはずです。

 これは人材に余裕があるので起こる現象です。

 選択と集中ができず、散漫になりがちな日本企業の典型でもあります。また人事評価で従来にはない発見をすることが評価されるとか、比較的若い人には経験と銘打って、成果に直結しない実験や専門性を使った検証をさせることも影響しています。これは人材を育てていると考えて上司やOJTはやっていますが、気づけばそこから出られないこともお往々にしてあるので注意が必要です。


デメリット② スキル経験が積めない

 二つ目は、市場で役立つスキル経験が積めないことです。例えば、営業スキル、交渉スキル、その他コミュニケーションスキルなどのソフトスキルも含むスキルが身に付きません。
 大企業に所属している人が他社と仕事ができたり、価格交渉ができるのは、その企業の看板を背負っているからであり、その経験をそのまま個人でやっても全く相手にされません。

 そのため、副業、独立したいと思っても、案件の取りかた、営業の方法、価格交渉の仕方、契約内容の修正など実践的なスキルが身につきません。

 例えば、エンジニアであれば営業して価格の値下げを要求された時の対応、逆に要求する時の方法、契約を締結する時にどこに注意すればいいのか?など全くわからないと思います。  
 
 また若い人には残酷なことですが、今の大手企業では全くゼロから新しいことはまずしません。仕事内容の大半は、既存製品のカスタマイズ、コスト削減、市場トラブル対応です。
 
そのため、前任の引継ぎから始まるので、なぜ既存製品がそういった設計になっているのか?形状、材質、組立、さらに発注先の選定など、すでにある程度決まった枠の中でしか経験値を積むことができません。

 これでは基礎がないのに、応用編ばかりを積み上げているようなもので、本質的なスキルや経験が身につかないのです。

 機械系エンジニアに限らず、最初の構想段階からできるできないの判断、検証を薦めていく中で立ちはだかる壁が大きければ大きいほどそれを達成した時の成長は大きいことは間違いありません。そういった経験ができないことが長期的に見て大きなデメリットです。


デメリット③ 裁量権がない

 三つ目は、年功序列が残っており、若く裁量権がもらえないことです。大手の場合、学歴が高く基準が高い人が多く入っているため、上も詰まっており、30代後半でも若手中堅と呼ばれることも珍しくありません。

 実際、私が入社した企業でOJTは高学歴で優秀な人でしたが37歳でまだリーダ、課長になれていませんでした。

 そうすると部下をもって、プロジェクト全体を仕切っていくのは40歳以降が普通です。しかし、やっと40歳で裁量権を一定もてるかと思えば、まだまだ承認稟議を取らないと許可が下りないことが山のようにあります。裁量権があると、一定の予算つき、責任ある立場で判断、決断する経験、全体を見る経験ができます。

 そういった時に人は大きく成長しますし、実際私は転職して30歳でマネージャーとなり、事業方針や部下との議論を比較的若いうちから経験できたことが、その後の成長を加速させたと感じています。

 上から言われたことを熟すよりも、自分で責任をもち方針を決めてだした結果のトライ&エラーがビジネスという観点でも人を何倍にも成長させます。これは経験した人しかわかりにくい感覚かもしれません。

 そのため、大手では裁量権がなく、若くして経験値が積めないことは後々のキャリアに大きな影響を与えます。 


まとめ

 今回の動画では、大手メーカーのメリットデメリットについて3つずつ話してきました。知っていれば、新卒で入社、転職する時の判断材料になり、入社後のギャップが小さくなり、より計画的にキャリア形成をしやすくなるはずです。

 また独立する為に、大企業を目指している方にも参考になる動画になっていると思います。ぜひ、参考にして、スムーズに独立をしてほしい思います。

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最後まで読んでいただきありがとうございます!

引き続き、機械系エンジニアの独立に関する情報を発信していくのでよろしくお願いします!

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