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初めての読書会&好きな人やものが多すぎて(パート2)

今日は2本立てです!

初めての読書会

6/2(土)に、ひつじ☆ブックスでもお取扱いさせていただいている『よみたい万葉集』(西日本出版)の読書会を行いました。
場所は大好きな鎌倉の「かまくら駅前蔵書室
主催(仕掛け人)は雨の実さん
雨の実さんは、一箱古本市を開催したりご本人もいろいろな古本市に出店するパワフルなお方です!(一度会ったらファンになる謎の魅力)

実はわたし、読書会に参加するのも初めてで、それがまさかのファシリテーターって!(冷や汗)という感じでした。
前々日あたりから、どう喋ろうかなぁとかいろいろ考えていたんですが、いざ会が始まると、あら不思議!みなさんの発言を元に、
「じゃあ、このページを見てみませんか?」とか
「実はここにこういうのが載っていて…」とか
と意外とスラスラと口が動きまして(憑依型!)、万葉の歌人が味方したかな?と思うくらいでした。

参加者の皆さんのお話される内容も本当に面白くて、『万葉集』という読み物の無限の広がりと、古典ゆえに難しさを感じている人へのアプローチとして、この『よみたい万葉集』が優れていることが、読書会を開催してみて、とってもよくわかりました。

実は『万葉集』、わたし、そんなに詳しくないんですよ。
でも、『よみたい万葉集』に出会って世界が広がって、歴史に興味を持ったり、昨年奈良に旅行に行った際には「おお、これが歌に詠まれた大和三山!」などと思いながら風景を眺めることができました。
こんな風に、この本に出会ってから、人生に少しだけ彩りと深みが増した気がするのです。

雨の実さんとは、間隔を空けてまた『よみたい万葉集』で読書会をやりたいねと言っています。
それまでの間、わたしは今まで通り本のイベントなどで販売しながらファンを増やしたいと思っています。
今度はどんな方が参加してくれるでしょうね、サプライズもあるかな?今から楽しみです。

『読書会』が始まるまでは、「普通、読書会ってどうやってやるのかな」とかいろいろ考えていましたが、やってみて思うのは、オリジナルで良いのだということでした。
本と参加者さんへの敬意と愛情を持って、一番に自分が楽しむ会にすればいいのでしょうね。

本のファンになる → 売る(薦める)→ 読書会

本に関する活動を始めてまだ1年になっていないのですが、こんな風に広がったことに喜びと感謝しかありません。
協力してくださった雨の実さん、本に素敵なイラスト付きサインを入れてくださったまつしたゆうりさん、勇気を出して来てくださった参加者さんや、初の読書会開催となった「かまくら駅前蔵書室」の鈴木室長にも改めてお礼を申し上げます。

さて、最後に、もし何かを始めようとしているけれど、少し怖いなと思っている人がいたら、怖がってもいいのでいろいろ調べすぎないで、ちょっと飛び込んでみてはいかがでしょうか?というおススメをしておきますね!(おせっかい)

「好き」という気持ちと、始めようとしている場所にすでに居る人への敬意があれば、その世界は結構優しく歓迎してくれるし、あなたのことを馬鹿にしたりしないです(わたしも歓迎してもらいました)。
ドキドキな緊張が、笑顔に変わった時の充足感ったら!とても素晴らしいものですよ。ぜひ、一歩踏み出してみてくださいね。

わたしにも今年初めてやることが、きっとこれから沢山あるんだろうなと思っています。
想像もできないですが、それが今からとても楽しみです。

好きな人やものが多すぎて(パート2)


ちょうど去年の今頃、「好きな人やものが多すぎて」という文章を書きました。

好きなものが多くて、浅いんじゃない?それってどうなの?みたいに悩んでいたことがあったんです。
でも、その「好き」が今周りにいる人たちとの出会いに繋がっていて、その出会いがまた面白いことに繋がっているということを書きました。

1年経ってみて改めて思うのは、想像以上に「好き」で知り合った出会いが面白いことに繋がっていたというのと、やっぱり「好き」って制限しないほうがいいなということです。
先ほど書いた「読書会」の話も、好きという気持ちが繋がっていった結果ですしね!

さて、そんな「好き」が多いわたしの「好きなものリスト」に新たに加わったのが『おっさんずラブ』(昨日に引き続き、引っ張りまっせ)。
その中でも特に田中圭氏の魅力にどハマりしてしまったのですが、
別に顔が好きとか体が好きとか(いや、正直どっちも好きですけど!)だけじゃなく、人となりが良いなと思うようになっています。
実は、彼のモバイル会員向けの(もう入ったらしい)ブログがとっても良かったんです。
朝の電車でうっかり読んで、泣きそうになるくらいに。

有名人だろうとわたしたちのような一般人であろうと、人は色々なことを経験していくわけですが、それを経験したことで沸き起こる想いなどを、きちんと自分の言葉で綴れるかどうかって、とても大切だと思っています。
彼はそれがちゃんとできているんですよ。きちんと自分の言葉で書いている。
「うわべだけのプロモーション」じゃないんです。

わたしは今年2月に最愛の祖母を亡くし、その悲しみが癒えない時期に、亡くなった日のことや、祖母と過ごした日々のことを書きました(「江戸っ子らしくサバサバと」)。
いつまででも書いていられると思いました。まるで、愛情と比例しているかのように。
そして、書くことで、みなさんに知ってもらうことで自分の中の気持ちを整理していたんだと思います。
それは、ばあちゃんがわたしを誇らしく思っていたように、愛してくれたように、その愛を裏切らないように生きようという決意でもありました。

わたしたちは、うわべだけのプロモーション、そういうものにもう飽きてきているというか、そういうメッキみたいなものが分かるようになってしまった気がします。
だから人が本気で作ったものの良さや凄さが分かるんです。
(『よみたい万葉集』も著者のお三方の熱意と愛情が本から溢れていますし、『おっさんずラブ』がここまで盛り上がっているのもそういう部分があるのかもしれないですね)

これからは、もうメッキみたいなものは通用しなくなっていくんでしょうね。
正しさの押し付け、自己顕示欲やマウンティング、承認欲求、自己卑下、そういったものを隠そうとしても分かるようになっていませんか?
(わたしは自分の昔の文章を自分で読んでそれを感じる時もあって、「いーやぁー!!!」とムンクさんのように身悶える時があります)

なので、これからわたしが好きになっていく人や物は、たぶん<本物>なんだろうなという気がしていますよ♪

そうそう、余談ですが、祖母と母の地元と田中圭くんの地元が一緒なんですよ。
わたしもよく遊びに行く町なので、地味に嬉しいです。
わたしが昔「イケメン店員」目当てで行っていたお店に、圭くんも通っていたそうですよ。

どうでもいい情報…そして、若い頃の自分の行動…イケメン店員目当てって!!笑
たぶんお店はまだあると思うので、今度行きたいと思います。

最後まで読んでくれてありがとう!
では、また!

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