こんにちは。

七夕の夜は『よみたい万葉集』の読書会を押上の一軒家カフェikkAさんで開催しました。

司会は三度目、自分で主催するのは初めてで、少し不安もありましたけど、蓋を開けたら見慣れた顔も多くって、初めましての方たちも優しくて、司会のわたしが一番楽しんでいたんじゃないかなぁと。

まずね、ikkAさんがこの日のために考えてくれた万葉集からインスピレーション受けたお茶！
緑茶（当時はなかったのを敢えて令和風にね）とその他のハーブを（まさかのメモしてないんだけど）いい塩梅で混ぜまして、これがめっちゃ美味しいの！！

好きなカップを入り口で選んでもらって（こういうのいいよね）、お茶は会の間中、差し湯もしてもらって飲み放題。
もちろん、会の間、トイレは遠慮せずにスーッと自由に行くスタイル。

本にはまつしたゆうりさんにお願いしてイラスト入りのサインを入れてもらってたんですけど、受け取った時にみなさんが「わー！」ってなるのを見るのがとても楽しかった。
自分だけのための絵ってやっぱ嬉しいですよね。
『よみたい万葉集』が１回読んで終わりという本ではなく、何回も開いてもらえる本だからこそ、こういうことが出来るんだろうなという感じもします。

で、七夕って当時は秋だったんですけど、当時何やっていたかというと「相撲」だったのね。もちろん歌を詠んだりもしていたみたいだけど、メインは「お相撲」（お相撲は豊作を祈願するイベントでもあったみたい）。
七夕開催ってことで、なんかロマンチックなエピソードあるかなーと調べたらまさかのドスコイでした。どすこい。

そして、今回お手伝いしてもらった甘夏書店さんからは、関連本ということで万葉の草花にも通じる本を紹介してもらったんですが、そのうちの一冊がこちらの『誕生花で楽しむ、和の伝統色ブック』
一日一花の絵が載っていて、誕生花と一緒に色の説明と花言葉も。
自分の誕生日のページ見てみるのも楽しめます（わたしの誕生日の花言葉は「輝く心」ですって！わーお）。
甘夏書店さんで購入できますよ。

読書会ではみなさんに歌を選んでもらって、声に出して詠んでもらうんですけど、間違ってもいいし、つっかえてもいいんですよね。
どうしても学生時代の「間違ったらいけない！」が刷り込まれてるんだけど、わたしは間違ってもチョーク飛ばしたりしないのでw
『万葉集』勉強じゃないから。
自分がペーパーとか用意するのが好きだから、会場がこんな風に勉強会風になってて最初びっくりする人もいたかもだけど、怖くないですよ。

みなさんがそれぞれ選ぶ歌もバラエティに富んでいて、わたしが見落としていた歌とかもあるし、歌への感じ方も色々で、みんなとっても素晴らしいの！
いつも新鮮な気持ちに触れることができます。
だから、万葉集なんて開いたことないぜ！っていう人にどんどん来てもらいたいなって思っちゃう。

って、壮大なフラグを立ててる感じがしてきたな。
そう、今回第３回をやって思ったのです。
第４回、やりたいな、と。

ikkAさんともご相談して、秋とかね、どうでしょうね。
どうでしょうねー（擦り寄る）。
みんなで短冊書いて、最後結んでもらったのも楽しかったなー。

万葉ブレンドのお茶もね、ikkAさんで飲めるか買えるかしたいよね（急に商売っ気を出すけど、断じてわたしの店ではない）

今日はタイトル「三度目の読書会」ってしたんですが、やっぱり三回やってみるとそれを本当に続けたいかどうか、続けられるかどうかがわかる気がしているんです。
なので、今回やってみて（あー、やっぱ好きだな）と思えたので、これからも季節ごとに開催できたらなと思っています。

あとね、今回とても印象的な歌を選んでくれたikkAさんの常連でもある参加者さまがいてね、万葉の人と感情で繋がってその歌を選んだような気がして、ちょっと泣きそうになったな。
その方にお土産いただいたの。
干菓子、七夕仕様。可愛すぎます。可愛くて食べられないw

そして、最後にこの日の締めくくりの一句

あな醜　賢しらをすと　酒飲まぬ　人をよく見ば　猿にかも似る
（あなみにく　さかしらをすと　さけのまぬ　ひとをよくみば　さるにかもにる）
（訳）ああ醜い、偉そうにして酒を飲まないひとをよく見れば　猿に似ているかな

ということで、酒が好きなわたし（たち）は読書会の後大急ぎで飲み屋に駆け込み、打ち上げをしたのでした。

小一時間でハイボール二杯と冷や汁かっこんだわ♡

ご参加くださった皆さま、ikkAさんと甘夏さんありがとうございました！！！

最後まで読んでくれて、ありがとう！
では、また！

しばらくイベント出店はありません。
ですが、『よみたい万葉集』のサイン入り本は残り２冊まつしたゆうりさんの絵葉書や新作のしおりは、行商スタイルでお持ちするので、気になる人はお声がけくださいね。（郵送もできます）