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56.簡単❓難しい❓それが分かれば上級者❗️トウモロコシ栽培① 種植え編

こんにちは〜ラクです😄
今日もお野菜の勉強を一緒にしていきましょう❗️
今日のテーマはこちら🫑

育てるのは難しくない❗️でも敵は意外に多い❓トウモロコシ栽培 種植え編

こういうテーマでいきたいと思います🙂

皆さーん❗️とうとう来ましたよ❗️🤗
今日のお話は
みんなが大〜好きな【ザ・トウモロコシ】です🌽
(嫌いなんていう子は少数派でしょう)

夏になれば、とれたてのトウモロコシの甘さが〜とかで、メディアでよく紹介されたりします。
「トウモロコシごはん」「焼きとうもろこし」「トウモロコシのかき揚げ」とバリエーションもとても多い食材です。
それくらい、夏のトウモロコシの美味しさは魅力的ですよね。


トウモロコシの芯からも【出汁】が出るそうですよ〜🌽

昔、ジブリ映画で有名な「となりのトトロ」というのがありました。
そのワンシーンに、メイちゃんという子がトウモロコシを捥いで収穫するシーンがあります。

あれに憧れて、とうもろこし栽培にチャレンジした人が多数いたとかいないとかw w
お母さんに持って行こうと、大事に抱えて走っていたシーンはよく覚えています😂(映画を見てハラハラした子ども時代を思い出す方もいるでしょうか)

出典:プリ画像

今日はそんな魅力溢れるトウモロコシ栽培のお話です。

ところでみなさんの周りに、トウモロコシ栽培をされている方はいるでしょうか?
結構栽培としては王道なイメージがあるのに、実際に「上手くできた❗️」そんな方は周りにいるでしょうか?

なぜかと言うと、

簡単なはずなのに失敗も多い😅


こう言った声が実は多く、家庭菜園してて、トウモロコシのお裾分けを頂いた、そんなケースはあんまり無い印象の様です。
(地域性の面が大きいので、一概には言えないですよ、もちろん)

実際僕の主観としては、保育園などでトウモロコシ栽培を盛んにやっているイメージはあんまり無いです。
※このブログは、保育園・幼稚園・小学校を主に対象とした内容となっております。

そこには、農業の視点とはまた違った、見逃しやすい理由が含まれているからだと思います。
ぜひ最後まで見ていってください🤗

トウモロコシ栽培を成功させたいと思っている方のヒントに少しでもなればと思います。
それでは本題に入っていきましょう🍅

○種植えの前に

そもそも論。
トウモロコシはどのように出来るのでしょう?みなさんご存知ですか?

結論:苗一つにトウモロコシ一本🌽

わかりますか?😯
トマト🍅やピーマン🫑のように、実が成り続ける訳ではありません。

どんなに頑張って立派なものを作っても、収穫数がこれ以上増えることがないんですね。

4メートルの畝一つで、10本くらいしか植えられません。

つまり、こういうことです。

・ひとクラス、子どもたち20人いたとします。
この時に必要なトウモロコシは何本なのか?
仮に10本だとしたら、上の画像のようなスペースは最低限必要なわけです。
この時、他の野菜との兼ね合いはどうなのでしょう?
トマトやピーマンなどの作りたい野菜の幅を確保できるでしょうか?

要約するとこうです。

トウモロコシは意外とコスパの悪い作物やで🌽

こう結論づけてしまうんですね😅
(こうなると、トウモロコシの缶詰がいかにコスパの良い商品かってお話🥫)

「いいよ、ラクさん。少なくてもいいから、とりあえず作れたらいいから😯」
中にはこういう方もいるでしょう。
ところがです😬

少ない本数(2〜3本)での栽培は、ほぼ間違いなく失敗します。
これは、次回の投稿で説明します。
要するに、、、、

【幅は取る】【収穫数も少ない】次回で後述しますが【害虫のや受粉のリスクも高い】

スペースがないと「割りに合わない😅」作物になりかねない。
こう言う事が起こり得るんですね。

「じゃあ出来ないの?😢無理なの?ラクさん」
と思われる方、そんなことはありません。

と言うのも、もしこのスペース問題を解消できるなら、、、


【管理が楽で簡単】【収穫数は問題なし】【害虫のリスクも抑えれる】
という作物に早変わりするのもトウモロコシ栽培の面白い特徴です🌽。

こういった前提をまずはしっかり押さえた上で、栽培をするかどうかを自分で判断すると言うのがまずは大切です✌️。

それでは次から紹介していきます。
※土づくりはできていると言う前提で進めていきます。

○種植え

まずはこちらをご覧ください。

出典:タキイ種苗

トウモロコシはまさに、今から植えると言ったタイミングなのがわかりますよね🙂どんな野菜?と聞かれたら、こんな野菜です。

中南米の原産で、高温で、日照の多い条件下でよく育つ野菜。
世界3大穀物の一つ(残りは米、小麦)

出典:Wikipedia

要するに、
・お日様大好きで、暑いところでもへっちゃらな野菜といった感じです😄☀️
・逆に寒いところは苦手。中南米と聞くと、灼熱の太陽で暑いイメージありますよね。
・僕ら日本人が食べているのは甘い【スイートコーン】と言う品種ですが、世界には小麦粉みたいに使う、甘くない品種もあります。

大体イメージできたでしょうか?🙂
これから夏に向けて、植えたい野菜というわけですね✌️

次の図をご覧ください。一連の流れになります。

今日は⭕️の部分の説明になります😄
出典:タキイ種苗

植える感覚としては次のイメージです。

畝幅が大体1mと仮定してます。

ご覧の通り、【2列で植えるのを基本】とした方が成功率が上がります。
仮に、

出典:トーホク

右端のように、一列のみだと失敗しやすくなります。
これは、次回で説明する【受粉】の成功率の違いからきています。
なるべく、2列で8本は植えられる環境を用意してください。

ここまでがトウモロコシ栽培をするための【前提】となります。

これより少ない数しか植えれないと、グッとハードルが上がってしまいます💦

例えて言うなら跳び箱6段から、いきなり12段くらいまで飛ぶ羽目になった。
これくらいハードルが上がりますので、始める際には注意してください😌
植えれ植えるほど成功率が上がるという、そんな感じの野菜のイメージです。

本数少なくても立派にできたら、もはやアスリート級??ですww

次の画像を見てください。

こんな感じで、1箇所につき種を3粒撒きます。
(地面からではなく黒ポット苗を使う時も同じです)

入れ終わったら、種の3倍の深さまで覆土(土をかける)してください。
深すぎても浅すぎてもダメですよ😯
土をかけたら、しっかり抑えて鎮圧しましょう。
発芽しやすくなります。

あとは、土が乾いたらお水をあげると言うことを繰り返してください。
大体1週間くらいで発芽してきます🤗🌽

○間引き

こちらの図をご覧ください

出典:バローナビ

こんな感じで本葉3−4と書いてますが、これどれくらい大きいですか?って話ですよね😯。

これくらいで。まあまあ大きくなってますね。

ここまで来るのに、大体1ヶ月かかっています🕛。
前回に紹介した小松菜と比べると、随分ゆっくりなイメージですね🙂
※コマツナの記事はこちら。

さて、間引きにはハサミを使います。
ここまで大きくなると、手で抜くのは力がいるし、下手に抜くと残したい苗の根っこを傷つけることもあります。
必ずハサミで切りましょう✂️❗️

残す基準はシンプル。
元気そうで、大きい方を選んでください🤗。

終わったらしっかり水をあげましょう。
今後も土が乾いてきたら、たっぷり水やりを忘れないこと。
夏野菜全部に言えることですが、水やりが忙しいので、なるべく朝時間のある時にやるようにしましょう。

今日はここまで、ではまた次回🍅

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