見出し画像

ヤマノイモのムカゴを食べる試み②〜出汁醤油で炊いたもんは大体美味い〜


採取回はコチラ↓


どうも皆さんこんばんは。

炊き込みご飯が美味しい気候の今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?

というわけで、今回は先日採取したヤマノイモのムカゴを炊き込みご飯にする試みです


【ムカゴの炊き込みご飯】

・ヤマノイモのムカゴ 一握り強
・米 1合
・塩 小さじ1/2
・新味醤油 大さじ1
・減塩本だし 大さじ1/2
・水 1合分

※なお、米を研いだ所に調味料と水を合わせてから汁を味見して「美味い」と思う塩気が大体このくらいだった気がするという程度のザックリした分量なので、各自了承するように。考えるな、感じろ。


五目ご飯等と違い、具材がムカゴだけなので説明する事も無いような気がするが、とりあえず以下手順。

洗われたムカゴ達


片手にもりっと乗るくらい


若干緑っぽいのもあるが、未成熟だったり、日当たりが良くない所で育ったムカゴはこんな色になるらしい。
毒性は無いので特に気にせず行こう

次に米を研ぎ、調味料と水を1合の線に合うように入れて軽く混ぜ、ヤマノイモを投入。

水のカサが変わってしまうので、必ずこの手順通りに入れてね

れっつごー


本格的に寒くなる前にハイボールの飲み納め。
これからは燗酒が恋しくなりますなぁ


酒を飲んでぐだぐだと管を巻いていると、蒸気と共に香ばしい醤油の香りが漂ってくる。どうやら炊きあがったようだ


うっすらおこげもできている


さて、さっそく実食である


うほほい


ぱくりと頬張ると、出汁醤油のこっくりした香ばしさとムカゴの特有の薬のような青臭さ(全く嫌な感じではない)が鼻に抜ける。

これだけで堪らん美味さなのに、もぐもぐとやると、加熱されてサトイモとジャガイモの間の子のような食感になったムカゴがねっとりと舌に絡み、え?こんなに美味かったっけ?とびっくりする位美味しい。

実家では時期になると良く食べていたが、社会人になってから初めて食べたかも知れない。10年以上ぶり…かぁ…

学生の時分を思い出して少ししんみりしてしまった。
この辺は今が盛りの時期なので、また探しに行こう。

皆さんも、でっけー傘を持って山に出かけてみてはいかがでしょうか
山奥というよりは、道端のような手前側に生えているので比較的挑戦しやすいと思います

それでは、良い野食材ライフを

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?