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【実体験】怪しい不用品回収の電話営業 依頼してはいけない理由

携帯電話が普及して、今では高齢の方も携帯を使っています。
固定電話は2024年にはサービス終了するようです。

固定電話の契約数はどんどん落ちて、全体では60%しかなく、20代世帯に至っては9.5%だそう。

総務省公式ホームページより

固定電話が減れば鬱陶しい営業電話も減るかもしれませんが、携帯電話であってもかかってくる・・・
ランダムにかけているのかもしれませんが、いい気はしませんよね。

迷惑電話がかかってきたら即切りましょう

そんなの当たり前ですよね。

大半の人は聞きません、受けません、即切りします。

でも、受けちゃう人いるんです。

結論からお伝えします。
迷惑営業電話がかかってきた時に、万が一依頼してしまうと【カモ認定】されます。

どういうことかというと、電話番号は同業に回って、同じような迷惑電話の嵐。
”営業しやすい家”、というレッテルが貼られるわけです。

ほかにも空き巣に狙われる可能性もあります。

だからむやみに知らない番号の着信に出てはいけないし、依頼するなんてもってのほかなのです。

実体験 なんと不用品回収を依頼してしまった


うちにはまだ固定電話があります。
同居している親世代が使うためです。

義母は本当にだらしのない人で、物が溢れかえっています。
買い物するのがストレス発散になるようで、買ってきてはほったらかし。
値札の付いたままの服やカバンが積み重なって、ふんぞり返っている始末。

しかし最近、身近な人が亡くなったこと、自分の身体が思うように動かなくなったことなどから、終活を少しずつ始めたようで、
「片付けないと!」と日々言うだけは言っていました(笑)

そんなある日の日中、固定電話が鳴りました。
義母がいて電話を取ると、不用品回収の迷惑電話。

普段、私なら秒で切ってますが、義母はなんと依頼してしまったのです!!!

衝撃の事後報告を受けてどうにもできなかった

私が知ったのはなんと回収しにきた当日!

義母から
「今日不用品回収の人が家に来たの」
と言われ、「は?」とフリーズしました。

営業電話を真剣に聞き、『なんて良い人なんだ』と依頼した、と衝撃の告白。

呆れるやら怒りやらでその場に座りこんでしまったのを覚えています。

回収されたのは未使用の服数点とアクセサリーとカバン

大量の服の山は変わらないし、大して片付いていない部屋を見て
「何を回収してもらったの?」と聞くと、意気揚々と語る義母。

「服も持って行ってくれたし、アクセサリーなんかも使わないならお金になるって言われたの。2,500円にもなったんだよ」と。

いや、片付いてないし、そんなんで知らない人を家にあげたのかよ・・・

日本は犯罪しやすい国なんだろうなと、ぼんやり考えていました。

その日から迷惑電話がほぼ毎日!

違う番号の不用品回収の業者、どっかの着物店、かばん屋、太陽光発電、投資、ありとあらゆる迷惑電話がかかってきます。

不用品回収の日からしばらくして、義母は何の反省もせず、太陽光発電の営業の訪問アポを受けてました。

それを聞いて慌てて連絡して断りましたけど、意識の低さに怖くなり、固定電話の解約を申し出ました。

親戚との連絡でどうしても欲しい!というので、
「知らない電話番号は出るな!」と強く伝え、それができないなら解約としました。

空き巣に入られたというケースも・・・


業者が訪問した時に、
●よく居る日時や曜日
●家族構成
●生活スタイル
などをヒアリングされることがあるそうです。

今回うちは大丈夫でしたが、こういった情報をシレっと聞き出し、不在にしている時間を狙って空き巣に入る。

そんな被害が出ているそうです。

それを聞いた時、「そんなばかな・・・得体のしれない人に話さないでしょ、普通」と思いました。

が、今回の事件を受けて猛省しました。

義母は話す。

話しちゃうんです、個人情報をしっかりめに。

誰かもわからない人にベラベラ喋ったらいけないと諭すと、こう言うのです。
「すごく感じの良い人で、いい人なのよ」

悪事を働く人はたいていそうです、お義母さん・・・

信頼させ、情報を引き出すのが上手いんですよ。
それ、もう騙されているんです・・・!

自分は大丈夫 でも親は?気にかけてあげてほしい


これを読んでくださっている方は迷惑電話がかかってきても聞いたりしないし、ましてや頼んだりしないと思います。

でも、あなたの親は?
なにも分からない子供は?

迷惑電話対策はしておくに越したことはありません。

もし、離れて暮らすご両親が心配だなぁと感じたら、なるべく早めに話してみてください。

ご家族、知人、親戚、あなたの大切な人は【カモ認定】されていませんか?


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