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外資系金融大手に乗せられて、舞い上がっている岸田首相/その承認欲求が日本を滅ぼす

 ネタニヤフ首相が「ガザ地区の治安は永久にイスラエルが維持する」と言った。ガザ地区をずっと支配するという意味か。そしてパレスチナ人を、シナイ半島に強制移住させるという案もあるそうだ。げっ・・・自分達がされたことを全てするのか・・・

 ブリン犬国務長官は、イスラエルとアラブ諸国をぐるぐる回って説得したが、誰も言う事を聞かず。アメリカが仲介者として機能した時代は終わった。言うことを聞くのは日本と、かろうじて韓国か(現政権限定) というわけで今は日本に来ている。

 話は変わるが、岸田首相は訪米時に「投資特区を作る」と宣言していた。また何をやり始めることやらと思っていたら、その後、アメリカの大手投資会社のトップが、首相官邸を何度も訪れていることがわかった。

 私はこの情報を、週刊誌の小さな記事から入手した。こういう情報は週刊誌に限る(私は週刊誌が好き) 大手マスコミは、知っていても伝えないからね。

 というわけでその後、目を皿のようにして続報を探していたら、昨日発売された『週刊現代』が大きな記事にした。世界最高の運用資産を誇るアメリカの投資会社ブラックロックが、中国市場に制約が出てきたのを機に、日本市場に目をつけたようなのだ。

 そして岸田首相を訪ねては、日本の金融市場を改革開放するように説得し、岸田首相は「世界が俺に注目している」と舞い上がり、着々と制度改革の準備をしているとか。今や岸田首相の顔は完全に外資系金融エリートの方に向いており、自信満々で「経済、経済」と連呼しているわけだ。

 そして外資系金融エリートが暮らしやすいよう、様々な手を打っているらしい。都心に日本人が買えないような高級高額マンションを建てているのも、そのためか。

 そんな外資系金融エリートの狙いは、1100兆円とも言われる日本人の個人資産。これを金融市場に引っ張り出すことだ。それで海外の株や債権を買う。その結果、上がるのは海外企業の株価で、円安も進むことになると思われる。郵政民営化の悪夢再びである。

 思うに、大学受験に三度失敗した岸田首相は承認欲求がすごく強い。だから財務省のエリートに持ち上げられると喜んで言いなりになるし、世界的な投資会社のCEOが訪ねてくると、日向に置かれたバターのように溶けてよれよれになる。きっと馬鹿にされているのだろう。

 こうやって影で色々やっていても報道されず、全て決まってから突然発表されるので、我々はどうすることもできない。そして岸田首相が一人で高揚し、頬を紅潮させてニヤリと笑う。政治を自己実現の手段にするんじゃない!

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