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時差のあるコミュニケーション

昨年の7月にアメリカに引っ越しをして、家族や友人がいる日本とは時差のある生活をしている。東海岸時間(EST)なので日本とは13時間の時差。

時差を介してやり取りをする相手は主に家族や友人、コミュニティの仲間で、私はこの時差を最初は煩わしいと思っていた。
日本にいる家族や友人への連絡のタイミングに気を遣わなくてはいけないからだ。アメリカの朝8時は日本の夜9時。
そのくらいの時間帯に連絡できるのがよさそうだと思っても、子どもの送迎があったりする。逆に日本の朝の時間は食事やお風呂などがあり、お互いにとって都合がよい時間が少ない。

けれどもコルクラボのオンライン活動に参加するようになり、この時差のある生活が今の私にとても良いことに気づいた。
というのも、私には二人の子どもがおり、二人が学校にいっている時間に日本との活動に参加できるから。

私は自分のことは家族がいない時にやりたいタイプで、オンラインでの参加なら子どもが近くにいても出来そうだが、集中できないのが嫌だと感じてしまう。だからいつも一人の時間を選ぶし、なんなら一人で外出をして出先から活動に参加することもある。

これによって私の世界は大きく広がった。
日本にいた時よりもずっと多くの人と関わることが出来ている。
最初は不便に感じていたことも自分の関わり方次第で便利なものにすることが出来る。自分がこの状況をどう活かしたいか。
はじめはわからなくても、まずはやってみることで見えることもある。

それを強く実感した出来事だった。
最近、頭では知っていた、理解していた(しているつもりだった)ことに実感が伴うことが増えている。
私が成長するチャンスがたくさんなのだと感じる。

まもなく帰国。
時差のない生活をどう過ごすかが私の今後の課題だ。

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