心の揺れ、現実のお茶
昨日は大きな地震がありました。
怪我や被害に遭われた方には、心よりお見舞い申し上げます。
関東圏に住んでいる私は、久しぶりに携帯電話の緊急警報を聞きました。
幸いなことに帰宅しており、怪我などもすることはありませんでした。しかし、“地震がまた来るのではないか”と思い、なかなかホッとすることはできませんでした。
揺れているわけではないのに、揺れている感じがしてきてしまう…。そんな感覚がしばらく残りました。
そんな中、SNSで熊本地震を経験されたという方のコメントを読んで、なるほど、と思いました。
それは、コップに水を入れて、揺れているかどうかを目で確認する、というものでした。
大きな地震などを体験したショックによって、心が過去に体験した”揺れ”を作ってしまうのです。
コップに入れた水を見れば、本当に(実際に)揺れているのかは一目瞭然です。
私は温かいお茶を淹れたのですが、
コップの中のお茶が水平のままピクリとも動かないのをじぃっと確認することで、どこか心も落ち着いていくような体験をしました。
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