見出し画像

あなたのnoteや気になるnoteのはてなブックマーク(はてブ)を調べて客観的な外部評価を知ろう!

こんにちは、しちゃうおじさん(以下「しちゃおじ」)です。

noteというメディアは、ブログ+決済プラットフォームなのですが、SNSメディア的に利用しているユーザーさんも多いので、『(実際のところ)自分の投稿している記事が、一体どれほどの読者さんに真剣に求められていて、一体どれほどの読者さんに価値を提供できているのか?』がわかりにくいですよね?

わかりにくくなってしまう理由は単純で、noteの利用目的がSNSメディア的な相互コミュニケーション(交流)がメインとなってしまうと、作品としての需要と供給の関係性が皆無の、お付き合い(近所付き合い・友達付き合い)の関係性になってしまうからです。

非常に興味深いのが、各ユーザーさんがそれぞれに「自分のnoteの価値を測るために大事にしている(こだわっている)指標」が異なっている点で、(例えば)代表的なnote内指標としては、以下のようなものがあります。

✅ ビュー数
✅ 連続投稿数
✅ スキ数
✅ コメント数
✅ オススメ数

どのような指標を大事にしてnoteを楽しもうが自由なのですが、上記のようなnote内指標というのは、(ぶっちゃけてしまえば)小手先のテクニックでどうにでもコントロールできてしまう本質的に無意味な数字ばかりですので、これらの指標に変にこだわってしまうと(いつまで経っても)あなたのnoteを育てていくことができません。

一通りカンタンに “ぶっちゃけ解説” をしてしまいますと、まず{✅ ビュー数}というのは、「相互フォローをたくさんして毎日複数投稿をすることで、例え読者さんが1人もいなくとも、どこまでも青天井で伸ばしていくことができる数字」になっています。

noteでは、「ビュー数」を「PV数」と偽って喧伝しているアカウントを見かけることがありますが、note株式会社が「PV(ページビュー)」と明記せずに、あえて「ビュー」といった独自指標で記述しているのには法的にも問題になる可能性が高いからであって、それほどまでにnoteの「ビュー」と「PV(ページビュー)」の中身は “別物” なのです。

もちろん、あなたのnoteを育てていきたいのであれば、noteの「ビュー」ではなく一般的なアクセス解析でいうところの「PV(ページビュー)」にこだわって増やしていく必要がありますので、いくらnoteの「ビュー」だけを増やしてみたところで意味がありません。

ですので、何も知らないnote初心者さんは別として、noteを何年も続けているのにも関わらずnoteの「ビュー」を「PV」と吹聴しているアカウントの目的には十分にご注意ください。

※このあたりの詳細につきましては、以下の2記事も参考にしてください。
noteの全体ビューについて調べてみたら「ビュー」とはPVではなくMVのことでした
【保存版】noteの「全体ビュー≠PV」を誰でも例外なく月間9万ビューにする方法

次に、{✅ 連続投稿数}ですが、これは “ぶっちゃけ解説” をする必要もなく、『連続投稿(毎日投稿)するだけなら別に誰にでもできるよね...』という話です。

連続投稿(毎日投稿)をすると、先述の “意味のない”{✅ ビュー数}が伸びてきますので、もしかしたら『こんなにも読まれてる!』と勘違いをしてしまっているのかも知れませんが、事実は全くの逆でして、残念ながらどんどん読まれないnoteになっていきます。

昨年度末に、とある1,000日連続投稿を達成されて更新を止めてしまったクリエイターさんの記事を目にしたのですが、連続投稿(毎日投稿)を続ければ続けるほどに、着実に読まれなくなっていく寂しいダッシュボードの数字を惜しげもなく公開されておりました。

少し冷静に考えてみれば、これは当然の結果で、『連続投稿が目的になってしまっているクリエイターさんの記事を、一体どこの誰が楽しみに読んでくれるのか?』いう話です。

noteでは、『連続投稿◯◯日達成!』などとクリエイター名に追記してアピールしているアカウントを見かけることがありますが、そもそもアピールの意図が謎ですし、見方によっては『読者さんを無視した自己満noteです!』と逆アピールしているようなものです。

価値ある内容の記事を毎日投稿できるのは凄いことだし真似ができませんが、そういったクリエイターさんというのは、わざわざ無意味どころか逆アピールなど決してしません。

もちろん、あなたのnoteを育てていきたいのであれば、連続投稿(毎日投稿)を続けることでnoteから貰えるバッジよりも、あなたのnoteの読者さんの存在を常に意識して更新を継続するべきであって、{✅ 連続投稿数}というのはあくまで結果に過ぎません。

noteのユーザーさんはクリエイターと呼ばれているわけですから、クリエイター(創作家)として自分なりの表現を追求していくことが基本だと考えますがいかがでしょうか?

※このあたりの詳細につきましては、以下の2記事も参考にしてください。
noteでの「毎日投稿(毎日更新・連続投稿)」と「つぶやき投稿」の可否と個人的な見解
noteの毎日投稿で「得られるモノ」と「失うモノ」→ 一体、誰のためにnoteを毎日更新しているの?

3つ目の{✅ スキ数}ですが、noteの「スキ」というのはコミュニケーション目的で利用される傾向が強いために{✅ スキ数}と記事の評価には相関関係がありません。

※{✅ スキ数}と記事の評価に相関関係がないのですから、{スキ数÷ビュー数×100}で「スキ率」といった指標を算出して記事の評価を測るなんてこともナンセンスです。

これは、noteをブログではなく主にSNSメディア的に利用されているクリエイターさんに顕著でして、こういったクリエイターさんの{✅ スキ数}は、「記事への評価数」なのではなく、相互コミュニケーション(交流)による「相互スキ数」になっています。

例えば、「しちゃおじ」はnoteを主にブログとして活用していますので、「しちゃおじ」が投稿した記事の{✅ スキ数}というのは、投稿した記事の内容によって「スキ」がたくさんついたり、あまり「スキ」がつかなかったりでバラツキを確認することができます。

反対に、noteを主にSNSメディア的に利用されているクリエイターさんが投稿している記事の{✅ スキ数}というのは、毎回100スキなら100スキ前後、毎回300スキなら300スキ前後と、見事に一定の範囲内に収まってきてバラツキがほとんどありません。

ですので、「スキ」がたくさん欲しいのであれば、積極的に「スキ回り」をすることで{✅ スキ数}を増やしていくことができるのですが、これを派手にやってしまうと、自分の投稿している記事の需要(評価・反応)がまるでわからなくなってしまいます。

中には、記事を投稿すると一斉に大量の「スキ」がつくクリエイターさんもいますが、毎回{✅ スキ数}が一定範囲の「相互スキ」であることがほとんどですので、その{✅ スキ数}というのは、記事の評価とは無関係の「相互交流数」と理解することができます。

もちろん、あなたのnoteを育てていきたいのであれば、SNS的なコミュニケーション目的の{✅ スキ数}ではなく、ブログ記事の評価としての{✅ スキ数}が大事です。

一見すると同じ「スキ」でも、『コミュニケーション目的の「スキ」なのか?』『記事の評価としての「スキ」なのか?』で、{✅ スキ数}の意味も価値も違ってくるのです。

※このあたりの詳細につきましては、以下の2記事も参考にしてください。
noteのスキとは?noteのスキにはどんな意味があるのか?「スキポチ」の種類と意図を解説します
noteのスキの活用方法!認知を促すための「スキポチ」種別をマーケター的な視点から解説します

4つ目の{✅ コメント数}ですが、こちらも『noteを主にブログとして利用しているのか?』『それとも主にSNSとして利用しているのか?』で意味合いが異なってきます。

noteはブログ+決済プラットフォームですので、淡々と記事を投稿しているだけではコメントがなかなかつかないのが一般的なのですが、なぜか普通の記事を投稿しているのにも関わらず、コメント欄が大いに盛り上がるクリエイターさんを見かけることがあります。

『私のコメント覧はいつも閑散としているのに、どうしてこのクリエイターさんのコメント欄はいつも賑やかなんだろう...?』と疑問に思われるかも知れませんが、これもnoteをブログではなく主にSNSメディア的に利用されているクリエイターさんの特徴です。

こういったクリエイターさんというのは、noteをSNSとして利用することで相互コミュニケーション(交流)を楽しんでいる方ですので、「スキ回り」に加えて、積極的な「コメント回り」を常日頃から行っているのです。

ですので、{✅ コメント数}がたくさん欲しいのであれば、自ら積極的にコメントをしていくことで、自分の記事へのコメントも増やしていくことができるのですが、こういったSNS的な交流コメントの難しいところは、どうしてもトラブルが尽きないところです。

他のSNSメディアと比較して居心地の良いnoteで交流を楽しむのも構いませんが、結局のところSNSとしてnoteを利用しているわけですから、交流が増えてくればくるほど、互いの距離感や派閥の問題が噴出してきて、やがて「SNS疲れ」に至ります。

noteをSNSメディア的にどっぷりと浸かってしまっているクリエイターさんほど自覚がないので書いておきますが、note外から冷静にnote内を観察されている一部の方から、『noteってなんかキモチワルイ...』と思われている現実があることをご存じですか?

noteをブログではなくSNSとして利用することで、いつの間にか “note村のnote民” として特殊な価値観と狭窄した視野のコミュニティ内に安住してしまうことになり、知らず知らずのうちに第三者から見て “キモチワルイ言動(ふるまい)” をしてしまうのです。

例えば、『コメントをして交流をしなければnoteではない』といった???の主張も「村社会」そのもので、“キモチワルイ言動(ふるまい)” として見られていることでしょう。

「しちゃおじ」もこのnoteがきっかけとなって、プライベートでも懇意にさせていただいているクリエイターさんが幾人かおりますが、何もnoteのコメント覧で盛り上がる必要性はありません。

コメント交流を趣味として楽しむのも良いですが、ひとりよがりの御寒いnoteを書き続けてしまいがちですし、価値を創造するクリエイター(創作家)ではなくコメンターになってしまったら本末転倒ですので、(あなたのnoteを育てていきたいのであれば)思わずコメントしたくなってしまうような価値ある内容の記事を投稿していくことが大事です。

5つ目の{✅ オススメ数}ですが、noteでは金銭が動いたときにのみに「オススメ」することができる仕様となっているため、この{✅ オススメ数}が多い記事を見かけると『すげー! こんなにも有料noteが売れているのか!?』と、つい思ってしまいます。

noteをはじめた当初の「しちゃおじ」も、『{✅ オススメ数}がこれだけあるとなると、実際の「有料note」の購入者数としては、最低でもこの10倍から20倍はあるのでは?』と想定したものですが、実はこの{✅ オススメ数}には “カラクリ” がありました。

その “カラクリ” とは、相互に比較的安価な「有料マガジン」をつくって、相互にその「有料マガジン」を購入した後に、相互の「有料マガジン」に格納されている記事、及び今後追加されてくる記事を「オススメ」し合うことで{✅ オススメ数}を増やします。

つまり、1度「有料マガジン」を購入すると、その「有料マガジン」に格納済みの記事と今後追加される記事を、いくつでも好きなだけ「オススメ」できる仕様となっています。

本来、noteの「オススメ」というのは「無料記事」へのサポート時か「有料note」の購入・購読時(つまり、金銭が動いたとき)にのみ可能となっていて、無闇矢鱈に「オススメ」できないし「オススメ」をしたフォロワーさんのタイムラインに「オススメ」された記事が流れる “noteで唯一の拡散機能” のため、貴重かつ価値があるものです。

しかしながら、この{✅ オススメ数}をこういったテクニックで増やしてみたところで、記事下部の「◯人がオススメしています」には、いつもの顔ぶれが並ぶだけですし、いつものタイムラインに普通の記事が流れるだけですので、一向に拡散していきません。

例えるならば、閉鎖的なnote村(相互フォロバーコミュニティ界隈)でまともに閲覧されることのない回覧板をぐるぐると回し続けているようなもので、実際にこれをやって成果を出しているクリエイターさんをこれまでに誰ひとりとして見かけたことがありません。

noteは、Twitterなどの他SNSメディアと違って、どこか居心地が良く攻撃的なトラブルメーカーを目にすることが少ないメディアではありますが、その半面、いわゆる “村社会(排他)的” な思想・価値観が気になることがあります。

以前に「しちゃおじ」は、とある相互フォロバーさんから名指し(一部伏せ字)で非難記事を書かれたことがありまして、参考にその内容の一部をご紹介すると以下になっています。

「25 フォロー」「4,732 フォロワー」のあんたが『相互』の精神を持っていないでしょ?
(中略)
あなたが自分で私をフォローして、私がフォローを返したら、数日後にフォローを解除するあなた方が嫌い。

どうやらこの相互フォロバーさんからすると、相互フォローをして互助会に入信しないクリエイターは相互扶助の精神を持っていないらしいのですが、こういった “キモチワルイ言動(ふるまい)” をしてしまう方の本質や ”村社会(排他)的” な相互フォロバー界隈の構造につきましては、{誰も言わないnoteでの相互フォローの弊害(デメリット)についてマーケター視点で解説します}の記事で簡潔明瞭に書いていますので、一読してください。

で、なぜか「しちゃおじ」がこのアカウントを先にフォローして、数日後にフォローバックを確認してリムーブしている話になっていますが、このように現実を無視して(捻じ曲げて)自分に都合の良いファンタジーに生きることができてしまうのも、相互フォロバーさんの特徴のひとつです。

少し話が逸れてしまいましたが、無名の一般人がnoteで成功したいのであれば、note内のみならずnote外からの読者さんの獲得を志向して、試行錯誤していく必要があることを理解してください。

「相互スキ」による{✅ スキ数}、「相互コメント」による{✅ コメント数}、「相互オススメ」による{✅ オススメ数}は、基本的にどれも同じ構造になっていますので、noteをSNSとして相互コミュニケーション(交流)を楽しむ分には構いませんが、noteをブログメディアとして育てていくのであれば、こういった指標に囚われてしまわないことです。

・・・

「はてなブックマーク」を調べてみよう!

さて、ここからガラッと記事の内容が変わって本題に入ります。

「自分のnoteの価値を測るために大事にしている(こだわっている)指標」を一旦横に置いておいて、『あなたのnoteの記事が「はてブ」されているか?』を調べてみましょう!

一応ご説明しておくと「はてなブックマーク(略してはてブ)」とは、気になった記事(ページ)をオンラインでブックマーク(保存・共有)できる「株式会社はてな」のサービスのことで、あなたのnoteの記事がローカル環境の各種ブラウザでブックマークされていても確認する術がありませんが、「はてブ」であればウェブ上で確認することができます。

この「はてブ」を調べることで、note内(note民)の主観的な内部評価ではなく、note外(はてな民)の客観的な外部評価の一端を知ることができますので、大変に貴重です。

調べ方はカンタンです。

1.「はてなブックマーク」のトップページを開いて、右上の検索窓にあなたのnoteクリエイターページURLをコピペ後、「Enter」か「虫眼鏡アイコンをクリック」します。

2.以下スクリーンショットのように、「新着」タブにて検索結果が表示されますので、「新着」タブの右側にある「すべて」タブをクリックします。

3.以下スクリーンショットのように、「すべて」タブに切り替えることで、「はてブ」されているnoteの記事がすべて表示されました。

 *

「しちゃおじ」の場合は4つの記事が「はてブ」されていて、合計で38ブックマークですね(※2023年1月10日現在)!

(SEOで「はてブ」がもてはやされていた5~6年も前ならともかく)ここ数年の記事に「はてブ」がつくのはかなり難しくなってきていると思いますが、「はてブ」されるような記事というのは “Internet Explorer” や “Google Chrome” などの各種ブラウザでもブックマークされていて、お気に入りフォルダなどからリピート訪問される可能性が高いです。

もちろん、連続投稿(毎日投稿)が目的になってしまっているような記事や自己満日記レベルの記事が「はてブ」されるようなことは(自作自演以外に)ありません。

「はてブ」を確認することで客観的な外部評価を知ることができますので、あなたのnoteや気になるnoteのクリエイターページURLをコピペして調べてみると面白いですよ🐤

※追記:少し調べてみたところ、2019年以前は記事の下部にある「Twitter」「Facebook」のシェアボタンの右側に、2023年現在の「LINE」の代わりに「はてブ」登録ボタンが並んでいたようですので、2019年以前の記事は2020年以降の記事よりも「はてブ」がされやすかったようです。

以上 – あなたのnoteや気になるnoteのはてなブックマーク(はてブ)を調べて客観的な外部評価を知ろう!– でした。

・・・

この記事が参加している募集

やってみた

マーケティングの仕事

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?