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自分と友だち、どちらも大切にできる心でチャンスの女神の前髪をつかもう!

「チャンスを運ぶ幸運の女神には前髪しかない」。これは、一瞬のチャンスをつかめるように準備しておこう!という意味の有名な教訓です。

何事も結果が出ない時には、「自分だけがチャンスに恵まれない」と思いがちですが、チャンスの女神は特定の人にだけでなく、平等に訪れています。そしてその前髪をつかむことができるのは、訪れた一瞬をチャンスだと気付き、日頃から準備ができている人だけなのです。

チャンスを逃さないためには、日頃からどのような心がけをしていればよいのでしょうか。


●友だちを大切にできる心がチャンスをつかむ

人も物事も、出会いは「チャンス」のはじまりです。初めての体験や新しい誰かとの出会いは、これまで知らなかったこと、できなかったことを学ぶチャンス。世界が広がることにより、自分の可能性を信じ、前向きに生きる力にもつながります。

とくに、幼稚園、保育園、学校、初めて訪れる公園などは、子どもにとっての新たな環境や友だちとの出会いの宝庫です。出会った相手とのよい人間関係を築くには、友だちに合わせるだけでなく、自分の意見もしっかり持つように伝えましょう。

周囲とかかわり、コミュニティをつくることは、人生において欠かすことはできません。その中で大切になるのが「自立力」です。七田式でいう「自立」とは、自分で自分を満たす力と、見返りがなくても人に奉仕できることを指します。

つまり、自分に対しても、友だちに対しても、同じように大切に思い、幸せにしたいという気持ちを持つ。とくに新しい環境へ入るときには、この2つの意味での自立を心がけておくと、出会った人たちからの協力も得られ、自然とチャンス女神の前髪を逃すことなくつかめるようになるのです。

●自分への自信を持って迷わずチャンスに飛び込もう

七田式の教育理念は「認めてほめて愛して育てる」です。目の前にいる子どものすべてをそのまま認めて、できたことをほめて、その子の存在を愛おしく感じて全力で子育てをする。親とのかかわりの中で自分を認め、愛されて育つと、子どもは自分に対する自信をつけながら成長することができます

こうして育まれた自己肯定感により、子どもは「自分を認めてほめて愛して育てる」、つまり自分で自分を育て、磨いていくことができるようになります。

自分に対する愛と自信は、自分を育てるためのベースとなるものです。たとえ「うまくいかないな」「苦しいな」という難しい局面に出会った場合でも、「認めてほめて愛して育てる」の考え方があれば、自分を見捨てずに一歩踏み出すエネルギーへとつなげることもできるでしょう。

自分を愛し続けることができれば、厳しい状況であっても自分自身を成長させて、なりたい自分である目標に近づける力をつけることができるのですこれもまた、チャンス女神の前髪をつかむことにつながりますね。

うまくいかないときや難しい目標に出会った時こそ、チャンスが到来するタイミングかもしれません。躊躇することなくそのチャンスをつかみ取れるよう、まわりを大切にできるやさしい心と自己肯定感をしっかりと育んでいきましょう。