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礼儀正しさ<<<フレンドリー

私は仕事で顧客や上司などと接する際、必要以上に礼儀正しくしてしまうことが悩みです。

気を遣いすぎてしまったり、かしこまりすぎてしまうんです・・・。

でも最近思うのは、礼儀正しくあることより大事なことがあるということです。
それは何かと言うと、「有意義な会話をすること」や「仲良くなること」や「楽しく会話すること」などです。

気を遣いすぎてしまうあまり良くある現象が、かえってスムースな会話に支障が出たり、相手も気を遣ってしまったりしてお互い損をすることです。

確かに失礼の無いように、気遣いをすることは大事だとは思います。

でも、こんなことってありませんか?

・生意気でふてぶてしい態度の人の方が人との距離を縮めていたり、
・良い意味で無神経にツッコんでいく人の方が議論が本質的になったり、
・忖度無しにホンネでガンガン喋る方がお互い楽にコミュニケーションしていたり・・・。

たまに相手が目上でも、4割くらいタメ口の人っていませんか?(笑)
しかも、それがうまい。ナチュラル。

「え、ちょっ、そんなにタメ口使って大丈夫か?!」と思って聞いていると、要所要所で敬語を交えてるんですよね。

そういうコミュニケーション・スタイルの人を見ると、いつもとても羨ましいです。

私は、礼儀正しくあろうとするあまりに、かえって「いちばん大事なこと」が忘れ去られていることが良くあります。

本末転倒だなと思います。

気を遣うことは大事だろうけど、私は気の遣い方を間違えている気がします。

それに普段からちょっと無礼なくらいでいたほうが、楽だと思います。
普段は無礼な感じでいたほうが、たまに丁寧に振る舞うと「あ、あの人やっぱ押さえるところはちゃんと押さえてるんだな。」と解釈されてむしろ好感度が爆上がりすると思います。

例えば芸人の有吉さんは毒舌キャラですが、有吉さんが実はスタッフなどにすごく礼儀正しい、みたいな逸話が聞こえてくるとめちゃくちゃイイ人に思えますよね。(実際すごく優しい人なんだと思います。)

話はすこし広がりますが、日本って、毒舌キャラとか、歯に衣着せぬキャラクターがウケる国だと思います。

有吉さん、マツコ・デラックス、浜田さん、石原慎太郎さん、堀江貴文さん・・・。(みなさんは他に誰が思い浮かぶでしょうか?)

みんな、歯に衣着せぬコミュニケーション・スタイルです。
どこまでもホンネで喋っている感じがします。
そして、彼らはみんなとても人気です。

これって、日本人は礼儀や社会規範、人の目を重んじる一方で、実はそこからの「解放」を欲していることの裏返しなんじゃないでしょうか?

これは仮説ですが、日本人は本当はあけすけに話したいし、みんな意見を言いたいし、しがらみを取っ払いたいっていう解放への渇望がある気がします。

(他の国々の事情についての見識がある訳ではないので、「日本人は」とくくって語るのは印象論に過ぎないし、いささか強引かもしれませんが、、、)

何を言いたいかと言うと、私ももっとホンネで生きたい。もっとやりたいようにやりたい。忖度せずに接したい。

相手が社長だろうと執行役員だろうと、取引先の偉い人であろうと、人対人で接することができるようになりたい・・・いや、それはちょっとハードル高いか。

ともかく、礼儀正しくあろうとすることに囚われすぎてはいけない。
本末転倒だ。

もっと生意気に、横柄に、無神経に。
それでいて誰より本質的で、だいじなことは押さえる。
そういう感じになりたいな~。

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