タクシーの運転手さんは世間を良く見聞きしています。
だから世間話をすると楽しいです。
貴重な情報を教えてくれることもあります。
だからタクシーを移動目的だけで利用するのは勿体ないと思います。

なぜタクシー運転手さんとの会話は楽しいのか

運転手さんとは利害関係もありません。
利害関係があると率直な意見交換ができません。
利害関係がないと意見が率直です。

車内という空間も良いです。
運転手さんも乗客も前を向いているので、目が合いません。
だから会話が弾むのだと思います。

それに前の座席と後部座席という位置関係も良いと思います。
バーカウンターみたいに真横だとちょっと緊張しますよね。
でも前後なので適度な距離感がありますよね。

景色が変わるのも良いですね。
道中の景色についての会話が楽しいです。
タクシー運転手さんは地理に詳しいし、地理から派生して「昔あの角に○○のビルがあってね、当時はXXで～」みたいな感じで思いもよらぬ情報をGETできたりします。

家ついて行ってイイですか？的な楽しさもあります。
運転手さんの人生のストーリーを聞けることもあります。
大変貴重です。

あと、茶室みたいだなと思います(笑)
お互いに良く知っているような親友に話すのも楽しいですが、逆に全くお互い知らないからこその良い距離感と、距離感ゆえの言葉が身に染みるというか。戦乱の世を離れて、小さな狭い茶室で千利休に話を聴く豊臣秀吉的な感覚になります(笑)

おわりに

まあ・・・運転手さんにもよる、という大前提がありますが。。
今後もタクシーに乗ったら運転手さんとのスモールトークを楽しみたい次第です。