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俳句 2023年5月自選五句

お立ち寄り頂きありがとうございます。
短歌より詠んだ数が少ない俳句ですが、五月の自選五句をまとめたいと思います。
短歌もなのですが、投稿したためにここには載せられない句があるので、載せられるものからの自選五句になります。本当は、俳句ポスト365とか、ギュッと四国の俳句道場とか、ちょこちょこと投句したものが割とお気に入りだったりします。
前置きが長くなりました、参ります。


卯の花やひとりの午後に打ち寄する

朝涼あさすずの匂ひよ星の残り香よ

朝虹が消えぬやうにと詰める息

睡蓮やモネの想ひは遠き地で

黒き翅広げ夏蝶かれけり


以上が五月の自選五句です。大抵Twitterに載せたものですが、恐らく睡蓮の句はここで初めて出しました。モネの世界を再現した庭、いつか行ってみたいですが遠すぎます。

なかなか、技術的というのか、きちんとしたものを詠むのは難しくて、上達への道は遠いですが、それでも毎日一句は詠むことを続けられているので良しとしています。
吟行らしきことをしていないので、どうやら「書斎派」とか呼ばれるタイプと化しています。もう少しゆとりを持てたら、ちょっと外に出てみたりしたいのですが、現在なかなかに忙殺されています。ごくまれにお散歩をしても、じっくり自然に思いを馳せることが難しいです。

何にせよ、何でも急には上達しません。一歩一歩進んでいけたらと思います。
お読み頂き、どうもありがとうございました。

(20230628追記:夏蝶の句、「夏蝶」も「灼く」も季語なので、二つ使ってしまっていました……俳句は奥が深くて、そして私はまだまだ未熟です)

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