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4/15,16 「紡ぐ」山内ゆう染織作品展

展示をさせていただくことになりました。

「紡ぐ」山内ゆう染織作品展

日時:4/15(金)16(土) 10:00~16:00

場所:三原平田家母屋(「三原郵便局」をナビに入力してお越しください。駐車場係がご案内します)

入場:300円(高校生以下無料、コーヒーまたはお抹茶付き)

小展示:小西さんの自家栽培綿、手紡ぎ、手織りの布

物販:小丸さん(パン、キッシュ)、木下さん(パン)、ほか ※とても美味しいのに、数に限りがあります。

会場は江戸時代にタタラ製鉄で栄えた立派な古民家です。素敵な空気に展示をさせていただけて、作品たちも幸せそう。

当日、駐車場係、受付、喫茶など、10名以上のかたがスタッフとしてご協力くださいます。
こうして今、優しいみなさんから暖かくて力強い応援をいただけて本当に幸せです!


いつか「織り終わる」ことが目標です。
そのために一心に制作するのだと頑張っていましたが、もしかすると、この道を進むほどに「織り終わる」ことから遠ざかるのではと近頃思います。

公募展で賞をいただいたり、マスコミに露出をしたり…そういうステップを踏んで染織で食べていく計画でしたが、先日、電話口で「山内先生」と呼ばれて、なんだか嫌になりました。WS講師などで「先生」と呼ばれるのは仕方ありませんが、作家として先生の呼称はちょっと…かっこ悪い。笑

私、今、とっても入りたくない世界に片足を突っ込んでいるらしいです。その世界に入って、ぼやーっと「先生」と呼ばれても無感情でいるほうが、道としては楽かもしれません。そこに既成のレールがあるから。

宮沢賢治があれだけのものを築けたのは、公の場にほとんど作品を出さなかったことが大きいように思います。ほかで収入を得ながら、こっそり創作をするのもひとつの手段だなと。
でもやっぱり…もう少し、染織一本でどうにかならないか、じたばたするのでしょう〜。

この時代にこの場所で染織をする私は、どうするべきか。どうしたいのか。どうしたら心が晴れるのか。


URL https://shifuori.com/
Instagram https://www.instagram.com/shifu_ori_yuy/

島根県石見地方、川本町という人口3500人の小さな町地域おこし協力隊として、染織をしています。協力隊の任期後に作家として独立し、「石見織」を創立するために、日々全力投球。神奈川県横浜市出身。