見出し画像

『改めて気づいた、滋賀で働くということ 』【高島プラン】2023年参加者レポート③

プラン参加の目的や移住を考えた経緯について

①    滋賀県で働くということに少し興味があったから
もともと、大学生活を湖北地域で4年間過ごしていた経験もあり、滋賀県の魅力を感じておりました。
ただその当時は、彦根や長浜での生活が中心だった為、のどかな街なのかなとそれほど印象がなかったです。
だからこそ今回、「北西部とはどんな場所なのか」や「どんな会社があるのか」を肌で実感してみたかったからです。
 
②    都心部との相対的な比較をしてみたかったから
現在、大阪で採用支援の企業で働いていることもあり、どうしても忙しなく時が流れていく感覚があります。
一方で、周辺に会社もたくさんあることから仕事自体に困ることはありません。
では、地域が変わった際にどのような違いがあるのか、ということに興味を持ちました。
どのような働き方があり、どのような人がどのような想いで仕事に取り組んでいるのかを知ることが自身への経験に繋がると考えたからです。

1社目の体験内容や企業の魅力について

1社目の企業は「GOODTIMES」さまへ。
代表の初田さんより話をお伺いし、体験現場である白鬚浜キャンプ場への見学を行いました。前職のご経験から今の事業を始められた背景などをお伺いしていく中で、ドキドキやわくわくを形にしていく仕事の仕方やフィールドを作っていく想いに感銘を受けました。
 
働いている方も、ただツアーガイドを行うのではなく、素敵な時間を提供する為にテーマパークの様な世界観をパフォーマンスまで落とし込んでいることが魅力のひとつでした。
 
そのほかにも、お客さんに四季や自然の素晴らしさを体感してもらい、滋賀県の象徴である琵琶湖の魅力を伝えるアクティビティだと感じます。
実際に琵琶湖を見て、綺麗さも壮大さを感じられ、開放感を感じました。
 
今回の訪問を通じて、アウトドア活動もさることながら、一緒に働くメンバーのやりがい、楽しさ・関係性なども大切にしていることが伝わってきました。
この「お客さん・滋賀県・働く人々」の三方良しの関係がこの会社や土地にはありました。

2社目の体験内容や企業の魅力について

2社目は「株式会社SAWAMURA」さまへ。
ブランド推進室の和田山さんよりお話をお伺いし、オフィスツアーを行いました。
 
建築を主な事業として扱っている会社でしたが、クライアントのブランドからデザインしていくことを知り、「オフィスなどの建物からその会社のブランディングを行う」ことに衝撃を受けました。
 
ただ建築設計や施工を行うだけではなく、その建物がどのように見られたいか、を大切にデザイン・ブランディングしていくことがこれから必要です。
 
自社オフィスが細部まで拘られていることもそうですが、ブランディングを行っていく上で、働く方々へのコミュニケーションなども大切にされていました。
コミュニケーションカードの様なものを用いて、マネジメントの際に役立てることやオフィスも開放感が溢れるものにすることで、働く人の「縦・横・斜め」の繋がりを大切にしていることが伝わってきました。
 
地域に根差すだけでなく、その場所で働く人達を大切に、「自社のブランディング」も大切にしていることが感じられる、そんな会社でした。

地方で“はたらく選択肢“について

今回のプランで感じたことは「働く人への思いやり」と「地方で働くことのサイズ感」でした。
 
〇働く人への思いやり
従業員を大切に!という企業は多く、増えておりますが、より一層その思いやりを感じました。給与や福利厚生などを良くするだけではなく、職場環境や人間関係、恩恵を一方的に与えるのではなく、全員が一緒に働く人を大切に、いいものを作っていこうという雰囲気を感じました。
その一人ひとりの思いやりのもと、働いている人が多いと思います。
 
〇地方で働くことのサイズ感
都心部で働くことはもちろん、日本や世の中へのインパクトが大きい仕事になるかとは思います。
ただ、地方として残っていることから、在り方としては世の中の課題解決だけではない何かがあると考えております。
 
その中で、今回感じたのは地方資源もそうですし、1つ目と重なる部分もありますが、都心部よりも密な関係(社内外問わず)で人を思いやり、喜ばれる仕事をしていくことができることが地方で働く良さなのかなと感じました。
 
これからの地方の在り方が問われている中、都心部との比較ではなく、働く人にとっても働きやすさを感じられることができると思います。
 
様々な選択肢の中でも、地域で働くことは非常に興味深いと感じられる、そんなプランでした。

※高島市について
滋賀県高島市は、琵琶湖の西部に位置し、平成17年1月1日、マキノ町、今津町、朽木村、安曇川町、高島町、新旭町の5町1村が合併し、新市高島市として踏み出しました。県内最大の面積を有する本市は、市の面積のうち72%が森林であり、琵琶湖へ注ぐ水のほぼ3分の1を生み出す地域といわれています。

古来より当地域は京都・奈良の都と北陸を結ぶ交通の要衝として栄え、中でも陸上交通は比叡・比良山麓を湖畔に沿って走る西近江路や、塩漬けされた鯖を運搬する街道であったことから鯖街道と呼ばれる若狭街道が主となり、これらの街道と大津方面への湖上交通の拠点である港町や宿場町として栄えてきました。
気候的には、日本海側に近いことから冬季の寒さは厳しく、積雪量の多い日本海側気候となっています。また、秋季には「高島しぐれ」と呼ばれる降雨がしばしばあります。
また、近江聖人と称えられた日本陽明学の始祖、中江藤樹先生生誕の地として知られているとともに、数多くの高島商人(近江商人)を送り出した土地柄でもあります。
平成28年には、「高島市海津・西浜・知内の水辺景観」、「高島市針江・霜降の水辺景観」や「大溝の水辺景観」が「琵琶湖とその水辺景観―祈りと暮らしの水遺産」として「日本遺産」に認定されました全国にも類を見ない景観が多く残されています。

高島市HPより

※訪問企業情報
<1社目>
会社名:GOODTIMES
住所:〒520-1121 滋賀県高島市勝野750
TEL:080-4025-1588
MAIL:info@goodtimes88.jp
公式WEBサイト:https://www.goodtimes88.jp
 
<2社目>
会社名:株式会社澤村
住所:〒520-1121 滋賀県高島市勝野1108-3
TEL:0740-36-0130
公式WEBサイト:https://www.sawamura-shiga.co.jp

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?