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【文学フリマ福岡レポ】戦利品紹介♪

ありがたい事に文学フリマ福岡9でもお友達にお店番をしていただくことが出来まして、ざっとですが(お客さんが多かったところは回れなかったので)回ってきました。
戦利品のご紹介と、すでに読ませていただいた作品には一言コメントを付けていこうと思います。

すきな人はドハマりする作風。

愛奈穂佳(あいだほのか)さんのご本。私はインスタで彼女を知ったのですが、演劇にも詳しい方でドラマのような作りのお話でした。(元々ラノベでプロ作家としてデビューされた方だそうです)
ハロウィンという漫画雑誌(ホラーマンガ)があったんですが、あのテイストが好きな人はダダハマりするはず。絵よりも文字の方が純粋にストーリーの面白さを堪能できるので、ホラー系は小説の方が好きなんですよね。
これも2冊ともあっという間に読んでしまいました。

魔女の扮装をする女子高生占い師(占わないけど)と、安倍晴明の末裔などが出てくるお話。大変面白かったです!ちなみに今回3,4を購入しましたが、1,2の本も出ていて持ってますが面白いのでお勧めです。

Xで相互になっている詩歩子さん。

鋭利な刃物ですっと抉り取ったような短歌だなと思いました。
その刃物で自身も傷つけているような、傷ついた心をふわっとした飴菓子でくるんでいるようなそんな歌だなと。
この歌が出来るまでに、どんな辛い思いをしたのだろうか……そんなことに思いをはせる歌たちでした。


あら、ご近所さん!

折尾って、私の住所の折尾か?と思ってお尋ねしたら割とお近くにある古本バーでした。とりあえず創刊号のみゲットして気に入ったらまたお店に買いに行けばいいかなと。未読なので楽しみ~。(最初の1作品だけ読みました。どんでん返し!)続きも楽しみです。

お隣のブースの若者たちが売ってた部誌。

九大卒業生たちが結構訪れてました。自分の大学の学生が出てたら買うよね。去年持ち込んだ30部が余ったらしく、今回も同数持ち込んだら3時前くらいに売り切れていたようです。読めないのが文学フリマだよね。

こんな事を書いたらBBAだなと我ながら思うんですが、やはり若い時しか詠めない歌はあるよなと思いました。フレッシュなんよね。
そしてその若さを懐かしみたくなるときは、この本を読むと良いなと。

お一人私の本を買ってくださったのに、ブースに遊びに行けなかったので申し訳ない。また来年お会いする事があれば探します。

印象に残ったのは、20代後半くらいの男性がこのブースに来訪して
「最近短歌ブームですよね。今からこの年で始めるのはどうなんだろう?(遅いのかな)」と学生さんに話していたんですが、思わず横入りしそうになりました。(思い留まった)

私が短歌を作ったのは24の時ですが、それから20年ブランクが空いての今になるんですよね。ずっと作り続けてたわけじゃないから、いつになっても始められるよ!って言いたかったなあ。わたしのブースを気にかけてくれたら言えたけど、その場を離れてしまったために何もお伝え出来なかったのが残念です。その方がこれを読んでくれると良いなあ。

水彩度サークルさんのご本。

発行年月日からみて、去年の文学フリマ福岡の新刊のよう。最後の一冊でした。淡々と生前葬についてのアンケートが綴られた本。そして最後の一文にちょっとしたどんでん返し的なフレーズが。読んでからのお楽しみですな。むふふ。

洒落た印刷物が沢山あったブース。7階でした。

アロマと詩とを合わせた作品だそう。たぶんこの文学フリマに出てたものの中では一番高価じゃなかろうか。(6000円)
マスク越しに香ってくる柑橘系を中心としたアロマオイルのブレンドがドツボでした。今までの疲れが一瞬で癒される香りと言いますか。
戦利品と一緒に連れ帰ったら、常にいい香りでした。自宅でクンクンしてます。

眼鏡推しブース。霧内さん。

ただでさえお安いのに、無配がたっぷりで眼鏡割引までしていただけるという……。こちらも読むのが楽しみです。
無配は良い感じで試し読みが詰め込まれてました。次に欲しい本の目安が漬けられて良いなと思います。

noteでもお世話になってる久賀池さん。

イケメンイケメン言って、セクハラにならなかったかと今更不安になる私。去年購入した一冊のタイトルが不明で「あの、なんか出てくる奴!」と言ってしまい(ちなみに久賀池さんの作品はホラー)
「あのーーたいてい何か出てくる奴です」と困ったように返されてしまいました。すみません。(ちなみに持ってたのは水没でした)
しかもお一人参戦なのに、わたしのブースに本を持ってこさせてしまいました。お手数をお掛けしました。未読なので楽しみ!

紙本はBOOTHで。

noteでも購入できるそうですよ。(有料記事)

来宮さん。去年は女装男子の話を購入しました。

こちらも楽しみ~。未読です。イラスト可愛い!
名刺もセンスありますよね。


デザインセンスが好き!

ゆにおさん。ここ最近イベントでずっと一緒だったり。
山口で開催された一箱古本市もご一緒させてもらいました。noteのお仲間が頑張ってるのは嬉しい。私も励みになってます。未読なので楽しみです。


去年お隣だった茂由さん。重美と茂子で姉弟みたい!と盛り上がった去年。

今年は詩歌で出たため、ブースがだいぶ離れていたけどお邪魔できて良かった。去年購入しなかった方をゲット。未読なので楽しみ~

キャラ愛が強い!

みんなの地雷を踏みまくる、地雷少女古賀だそう。
Xで見てて気になってた作品。1冊800円、2冊で1500円だったので。世界観が確立されてるなーとブースを見て思うなど。
プリ〇ュア的なビジュが良い。お友達にも姪っ子ちゃん(小学生)に勧めました。

九大じゃない方のお隣さんから購入。

メルヘンな表紙、センスある製本、1冊勝負という男らしさ。
そして時間過ぎに来るというワイルドさを兼ね備えた男性でした(笑)←嫌いじゃない。
若干インテリヤ〇ザっぽい見た目のお兄さんでしたが(遊びに来ていたお友達も若干輩風)、ご丁寧な方でした。
これを読んであの風貌の人が書いてるとは到底思えない、優しい繊細な作品。ギャップ萌え必須です。

これもXで気になってたやつ。

福岡限定で「豚骨嫌い」というアンソロジーを出されてたんですが、曰く付き物件大好きな私は迷わずこちらをゲット。
ジャケ買いと言っても過言ではありません。
鍵がかかる装丁とか、金文字とかカッコよすぎる。部屋番号=シリアルナンバーってのもひねってていい。
まだ読んでないのでこちらもお楽しみ。(購入前に鍵が外れるかを確認してから買いました)

紙ものセットとフレークシール。

全然知らない方でしたが、可愛かったのでつい。何に使おうかな~。シールは手帳デコに使おう!

noteでおなじみ、うめおかかさん。

恋愛小説も読ませていただきましたが、グルメ小説の方が本領発揮されるのかも?ノスタルジーと美味しい追体験が出来る本でした。面白かったです!


豪華な無料配布本とペーパーたち。
こちらもnoteで知ったマカ・マーマレードさん。

30代ごときでおじさんと書かれた日にゃ、50近い私はお婆ちゃんじゃないかい。と思ったりもしましたが(笑)まあいいや。
手書きの味のあるイラスト、良かったです。


印刷会社の栄光さんのブースで購入。前から気になってたので。
倉野敬さんから。うちの猫ちゃんが一番かわいいと書いてある眼鏡拭き。可愛い。
→☆さんの無配ブックと絵葉書セット。

お友達からの無配が読みごたえたっぷりでした!
→☆さんの無配は彼女のnoteでも読めるので是非!これからの展開が気になる作品です♥️新刊が出るのを心待ちにしてます。絵葉書はセットなんですが、特殊印刷大好きな人はたまらないと思います。買ったらわかるけど、めちゃ工夫されてて彼女の美しい水彩画と印刷用紙と箔やフィルムがマッチしてて素敵!もらった人も嬉しくなる絵葉書ですよ。

私にしちゃ少なくて、今回もやはり買い逃しがありましたが(笑)来年のお楽しみにします。
(九大のお兄さんだけは懺悔します)

人の作品を読むと、次のネタを早く形にしたくなります(笑)
それにしても楽しかったですー

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