短歌同人誌

メルマガ3000通目、メルカリでTシャツ歌集を売る案、短歌同人誌「一首!」を始める案、などの一日。#kurukeredo

2019年8/10(土)3000

3000通目である。
私のことだから
数えまちがいが
あるに決まっているし、
号外もわりと出してるから、
実際にはもう
3000通はとうに超えている。
おめでとう俺。

https://twitter.com/awaimonoya/status/1160091490263031810
あわいものや、
見に行かなくては。
本日オープンの
切通理作さんのネオ書房も、

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短歌「コンサマトリー・グラジュエイション」(30首)

*こちらは『POP & END』に収録された一篇です。『POP & END』のご購入は https://yoruiroyozora.booth.pm/items/665168 から

「コンサマトリー・グラジュエイション」

ミサイルが国境越えて落下するもうすぐ夏休みがはじまる

ばらばらと千手観音が降っている きもちがいいあさだねと泣いている

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短歌「世界が文字にならないうちに」

また朝だコインを投げたらうら/おもて 夜は深紅のカーテンに散る

換気する音がうるさい めちゃくちゃに海の氷は掻き混ぜられて

東京は3の腹から産まれ出た 012は足掻けども0

背表紙を撫でれば崖を越える日が孵化する いつかの自分が飛んだ

美しき君の裸を見せてくれ 世界が文字にならないうちに

煮えたぎるブルーベリーに溶ける日の少年は重い銃を手にした

灰はただ天に召される父たちよ静かな街を愛

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短歌「あかあかと砕ける」

愛嬌をさわるこわさは盲目に辿る煙の螺旋階段

褐色に唐辛子舞う水面のどこにいるのか鈴振る者は

連れてゆく列車の夜は夢を切る 明日の天気を教えないよう

腐食するセーブデータの餞にスーツを羽織る父を見送る

ザリガニはエビと同じであったろう 傷は報われねどもうるおし

死に至る時流に揺られ往く路の惑わす風の耀かしさよ

恋人は互いの扉を行き来する 星のあいだを横切るように

肉慾の海のごときにうね

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