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【食中毒、なめたらアカン】ジャガイモで死にかけた話

食品は良くも悪くも、体に大きな影響を与えます。もっとハッキリ言うならば、影響の与えない食品なんて一つとしてありません。私は昨夜、それについて大きく実感したことがあります。それは、ジャガイモで食中毒を起こしたこと。お恥ずかしい限りなのですが、私は栄養士です。食の専門家としての知識があるにも関わらず、当たってしまったのです。食の重要性を意識している方へ、反面教師として学んでいただけるような記事にしました。


ジャガイモは素晴らしい

大前提、ジャガイモそのものは悪ではありません。むしろ、上手に取り入れることで、健康上でもいい影響があります。中でも多い栄養素は、ビタミンC・カリウム。ビタミンCは抗酸化作用があります。コラーゲンを生成するため、その影響で骨・歯・筋肉などを強くしてくれます(カルシウムではないのですよ〜)。そして、カリウムは体の浸透圧を調整してくれます。塩分濃度や血圧、むくみの解消に繋がります。そんな素晴らしいジャガイモですが・・気をつけるべき点があります。

注意したいのが、ジャガイモの芽

一度は聞いたことがあるかと思います。ジャガイモの芽。調理をする時には、芽をチェックして、包丁のあごでくり抜く必要があります。その理由は、ジャガイモの芽は毒だから。「ソラニン」という有害物質(天然毒)が含まれているからです。ちなみに、ソラニンを人間が摂取すると、下痢や腹痛、嘔吐、めまいなどの影響が出てきます。それも、ちょっと我慢できるとかのレベルではなく、死を連想してしまうほどの苦しみを味わうこともあります。決して大袈裟ではなく。なぜなら、もはや食中毒レベルだからです。

私「救急車呼ぼうか、頭によぎった」

私の話なのですが、昨夜ジャガイモを食べまして。どうやらソラニン(ジャガイモのの芽)に当たってしまったようです。きちんとくり抜いたつもりでしたが、不十分だったのでしょう。食後30分後くらいになって、急に鋭い痛みを感じました。腸が食い破られるような感覚です。下痢の予感がしてトイレに駆け込んだのですが、なぜか出ない。けれど、ものすごく痛い。まさに、毒を感じました。

痛すぎて、呼吸が浅くなりました。めまいもするし、冷や汗が一気に噴き出て、便座に座っていることすらやっとなほど、体がガクガクと震えてきました。異常性を感じて、一瞬、救急車を呼ぶことも考えました。しかし、同時にこの原因はすぐにわかっていました。「ジャガイモの食中毒だ」と。ならば、どうすればいいのか。まずは、毒を出すことです。汚いお話になりましたが、トイレで頑張りました。。

便を出すためにと、水分を取っても無駄

私は正直、ジャガイモ食中毒の時に焦りました。死ぬほどお腹が痛いのに、なぜか便が出ない。いや、少し出るのですが、ものすごい少量。なんていうか、毒が体から出てくれない感覚でした。そこで、「水分が足りないからだ」と思ったわけです。座るのもやっとな私が気力で水だけ飲みに行きましたが、効果は感じられず。冷静に考えればそのはず。なぜなら、食中毒の下痢は、水分で解決する話ではないからです。

そうだ、アロエベラ飲もう!

私が毎日飲んでいる、アロエベラジュース

一瞬動けるうちに、次に私はアロエベラジュースを飲みました。「えっ、急に何?」ですよね。このジュースは健康食品でありまして、私が日頃から愛用している「腸活ジュース」です。詳しくは、別記事で効能などを書いております。まぁここで一言でいうならば、腸のバリア機能と免疫力UPの作用があります。素晴らしい栄養が含まれた、只者ではないアロエベラを飲みました。結論、私の症状は一気に良くなりました。

とりあえずコップ一杯分、なみなみと一気飲みをして、すぐにトイレに駆け込みます。あの、、今文字にしていると笑えてしまうのですが、その時は必死でした。救急車レベルでしたから。私はアロエベラの凄さを確信していたので、飲めばお腹の調子もどうにかなるとわかっていました。結果的にすぐにたくさん出まして、毒素排出完了でした。

基本的に、食中毒になったら

多くは、「すみやかに医療機関を受診しましょう」という回答が出るでしょう。栄養士としても、私はそれには同意です。しかし、NOWでは「そんなことわかっとるわ!でも今苦しすぎるんやわ!」です。とにかく、毒素を出すしかありません。とはいえ、毒素はそう簡単には出ません。すぐに出せたら、食中毒なんて怖くもありませんから。なってしまったからには、たとえ病院にかかっても、毒素を出す治療しかありません。点滴や薬などですね。やれることは少ないのです。

加熱をしたから大丈夫・・・ではない

件のジャガイモ。袋買いしました。芽、出てるよね。

私の今回の件、「ちゃんと、加熱したの?」と疑問を抱く方はいらっしゃるでしょう。もちろんしています。加熱の重要性も栄養士として理解しているつもりです。それでも、今回のソラニンという毒は、加熱しても破壊されないともいいます。一説では、170度で分解される(毒ではなくなる)という報告もありますが、だから大丈夫という根拠にはなり得ません。私としては、加熱しても生き残るしぶとさがあると思っています。ジャガイモも、外敵から身を守るために必死なのでしょう。

腸がダメになると、死ぬ

極論のように言いましたが、実際、腸は人間の健康を司る要です。腸次第です。この食中毒のように苦しんだり、おかしくなったりします。腸の働きは、「消化・吸収・排泄」です。ここがダメになれば、体には必ず影響が出てきます。別に病気に限らず、日常的な影響にも関係してきます。例えば、肌の調子が悪いこと。ニキビやくすみ、顔色、むくみなども。つまり、健康か不健康かは、腸で決まるのです。

食は、生きる上で欠かせません。それは栄養的にも、食べるという楽しみ的な意味でも。ふと油断した時に、食からくる影響は人生では多々あります。今回で、改めて食と健康を考えさせられた私です。ここ最近、腸活をアロエベラジュースで実践している効果もあるのか、食中毒の影響はすぐに終わりました。毒素を出し切りました。おそらく、腸のケアを何もしていない人がいれば、翌日も苦しいままでしょう。すべては事前に予防しておくことも、健康的に生きる上で重要だと思います。

下記で、アロエベラをご紹介しております。ぜひご覧くださいね。いつもありがとうございます。


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