SaaS企業で学んだフレームワークとは?
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今回は第2回SaaS企業で学んだフレームワークをご紹介いたします。
2回目はSWOT分析です。
SWOT分析とは?
SWOT分析とは、経営戦略や計画の現状分析を行う際によく使われることがあるフレームワークです。
大学生でも日常的に利用するぐらい、一般的ですので一般常識のように SWOT分析をするように言われることも多いですね。
事業創造などの大きな事柄を検討する際はもちろん、自分の業務を見直すなど、様々な場面で使用できます。
ちなみに、私は大学生のときに一度、授業で習いましたが日常的に使用してはいませんでした。
SaaS企業に入社してすぐに、アウトバウンドの現状分析で、架電数、担当者接触数、資料送付数などのKPIを立てて、定量的に現状分析を行い、また、SWOT分析で、どうすれば目標を達成できるかを定性的に分析するように指導を受けました。
それから、報告の度にSWOT分析をメモ帳などでササっと描き分析し、今では停滞している案件を分析する際に日常的に用いるようになりました。
そのSWOTは、Strength(強み)、Weakness(弱み)、Opportunity(機会)、Threat(脅威)から成り立っています。
・Strength(強み)
目的を達成する上で、競合と比較して優位性のある点。
能力、技術、ネットワークなど、自社のよりどころとなる資産は何かということです。
・Weakness(弱み)
目標達成に向けて重要な要素なのにもかかわらず競合と比べて見劣りする部分。
どう克服するか、もしくは無効化するのかを考える必要があります。
・Opportunity(機会)
目標達成に向けて追い風となるような外部の環境要因。
チャンスがあれば、それをどうつかむのかを考える必要があります。
・Threat(脅威)
目標を達成する上で障害となるような環境要因。
外部からもたらされるリスクが大きければ、どのように避けるのか、弱めるのかが、検討の主眼になります。
SWOT分析のポイント
上記のSWOT分析をする際に2つのポイントがあります。
1.明確な目的を設定する
SWOT分析をする前に、そもそも目的は何なのか、何を達成したいのかを明確にする必要があります。SWOTそれぞれについて、その目的を達成する上での要因を洗い出しましょう。
2.内部要因と外部環境要因を区別して考える
分析の際には、内部要因である強みと弱み、そして外部環境要因である機会と脅威とを区別して考えるのがポイントです。
内部要因は、自らの努力で改善が可能です。一方、外部環境要因は変えられないので、どう対応すべきかを考えます。
また、内部要因×外部環境要因をかけあわせて考えることで、戦略の方向性をつかむことができる場合があります。 たとえば、強み×機会で考えれば大きなチャンスが見つかる可能性があります。
最後に
いかがでしたでしょうか?
所属している会社で、フレームワークを使う機会がなければ、自分でどんどん使っていくことで、自身の思考も深くなり、相手にもわかりやすく伝えることができるようになります。
自分の課題をしっかり整理して分析できていないと一度でも指摘を受けたことがある方は必須スキルだと思います。
一緒に頑張りましょう!
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