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#135 妙高で4回、親子ワーケーションを運営して実感した「働き方の変化」

竹内義晴です。この番組は、組織づくりやコミュニケーション、キャリアデザインなどの人材育成、複業やテレワーク、多拠点ワークといった「これからの働き方」についてゆるゆるとお話をしていく番組です。この番組が面白かった、あるいは参考になったらフォロー、コメントなどいただけると嬉しいです。


昨日は長期休暇とテレワークのお話でした

昨日は、テレワークの話をしたんですよね。長期休暇とテレワークについてお話をしました。

いま、ちょうどお盆でね、長期休みに重なって台風が来ていまして、「足がどうなるのか不安だ」といったさまざまな情報がメディアで流れてきていますが、お盆に限らずなんでしょうけど、もし、テレワークのような働き方を選ぶことができたら、自然災害による心配事が、少し解決するんじゃないかな、と思っていて。

また、本来は自然災害に関わらず、お盆っていうのは、日本中の人たちが、限られた短い期間に移動するので、テレワークのような働き方が選べると、移動する時間をちょっとずらしてね、帰省先、旅行先にいるけれど、仕事はちゃんとしている……といった時間の過ごし方ができたら、ストレスもなく、それぞれの事情に合わせた働き方が本当はできるんじゃないかな? と思っています。

そうそう、昨日は「テレワークは家族の幸せのためにある」っていうタイトルでお話ししたんですけど、今日はテレワークに関連して、2023年8月6日~8月8日まで、僕が新潟県妙高市で取り組んでいるワーケーションの取り組みについてお話したいと思います。

私たちが取り組んでいる親子ワーケーション

親子ワーケーションは今回で4回目なんですけど、2022年から行っています。先日、そのプログラムが終わりました。

テレワークについては、以前はコロナ禍でね、テレワークがある意味強いられた……ってところがありました。でも、コロナ禍も一区切りついたこれからは、働き方という文脈で、それが実際に広がっていくのか、いかないのかっていうところなのかなと思います。

親子ワーケーションっていうのを、僕ら(正確には、妙高ワーケーションセンターです)が、どのような形で取り組んでいるかっていうと、コンセプトは「親御さんが、仕事はちゃんとできる」ことを大切にしているプログラムなんですよね。

私たちの親子ワーケーションは、親御さんが日中、業務が普段通りにできるよう、その環境を整えつつ、お子さんは安全な環境でお預かりしています。

「親御さんは、平日仕事がちゃんとできる。その間、子どもたちは普段なかなかできない自然とか、あるいは普段会わない友達と触れ合うとか、出会いの場である」というプログラムなんですよ。

親子ワーケーションを実施するにつれて起こっている変化

8月6日~8日に行ったのは、今回で4回目なんですが、一番最初の2022年3月、春休みに行ったときは、どちらかというと、参加されていた親御さんはフリーランスの方とか、もともとワーケーションに興味があった方々が多かったんですよね。言ってみれば先端層ですかね。

そして、1回目、2回目、3回目と時間の経過を経て今回が4回目という形ですが、今回はですね、7家族ご参加されて、フリーランスの方が2名、他の5名の方はみんな会社員の方だったんですよね。

会社には「ワーケーションに行ってくる」と言ってきた方もいらっしゃるでしょうし、通常のテレワークの一環で、働いている場所がたまたま妙高市だったという方もいらっしゃると思います。

働き方に制約がある会社員の方がワーケーションできるようになってきた

会社員の方って、ある意味、様々な制約がある場合もあると思うんですよね。制約っていうのは、たとえば、上司にちゃんと許可を取らなくちゃいけないとか。

あと、フリーランスの方だったら、ちょっと1時間中抜けして……みたいなことはしやすいというか、そもそもフリーランスだから時間の使い方は自由なわけですけど、企業で働いていると、なかなかそうはいきません。

たとえば、9時~17時の間働いている会社員の方だったら、その時間は業務にきちんと携わるのって、ある意味絶対条件だと思うんですよ。それが「会社で働く」ってことだ思います。なので、「ちゃんと仕事ができる」って、結構重要だと思っています。

とはいえ、この「ちゃんと仕事ができる」って、仮にそれができたとしても、会社員のみなさんにとって、ワーケーションはハードルが高いんじゃないかな? と思います。

ですが、いま、その会社員のみなさんが、親子ワーケーションにいらっしゃる方が増えているっていうことで 「働き方って、随分変わったんだなー」って実感しましたよね。

ワーケーションで大切なのは「仕事がちゃんとできること」

ご自身で「働きやすい環境を整えている」

あと、ちょっとは話ずれちゃうかもしれないんですけど「働き方が変わった」とは直接関係ないかもしれないんですけど、いままでは、参加者のみなさんのために、外部モニターを用意していたんですよ。

テレワークをされる方って、ノートPCで仕事をされるケースが多いと思うんですよね。僕自身がそうなんですけど。ただ、ノートパソコンのモニターだと狭いので、僕は普段、モニターを3枚使ってるんですよ。ノートパソコン以外に2台増設して。

※関係ありませんが、以下は、僕の自宅での作業風景です。

そこで、今回もモニターを用意しておきました。

貸出用のモニターを複数台用意しています。


でも今回、参加された方の3名がご自身で外部モニターというか、モバイルのモニターを持っていらっしゃっていて、「いやぁ、すごいなぁ」って。

そこまで準備をしてきている方が1人だったらわかるんですけど、3名もモバイルモニターを持ってきたというのが、「すごいなぁ」と思いましたね。みなさん電車移動なのに。

こういった意味でも、「働き方が変わったよなぁ」ってつくづく思いました。

今日は8月初旬に取り組んだ親子ワーケーションから、テレワークによる働き方の変化についてお話をしました。親子ワーケーションについては、実はほかにもいろいろと思うところがあって。ひょっとしたら、明日以降もお話するかもしれません。

というわけで、今日の話はこれで終わろうかなと思います。毎日暑い日が続いていますね。どうぞお体にはご自愛の上、楽しくお過ごしください。では、これで終わりにします。バイバ~イ!

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