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仕事力強化Magazine

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コンサルティング会社代表の筆者が時代の趨勢と潮流を踏まえて、これからの仕事力強化の技を伝授してゆきます。
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#仕事論

仕事や資産に乗っかるか?仕事や資産を生み出すか?。

30年くらい仕事をしてきて、最近やっと、色んな立場にいるヒトを中立的に客観的に観察できるようになった。 うちの会社は常にヒト不足!ダイレクトスカウトや各種媒体を利用して採用活動に力を入れてる。そして、フリーランスの外部スタッフと色々話をしている。大企業のメンバーは昔からの客先だが、取引がなかったところとも最近話すようになった。2000年前後のスタートアップでそこそこ大きくなった中堅企業とも話をしてる。 そんな中でやっぱり感じることがある。 それは……何かに乗っかった視点から

40歳=20歳(はたち)説。

このタイトルを思いついたときに、「最近の若いもんは!!」論調で行くか、「みんな若々しくて年取らなくなったね!」的なポジティブ論で行くか?迷ったのですよ。 でどっちも止めて、ニッポンの「20歳~40歳」って失われた20年!なので年取らないよね?という論法でいくことにしました。 簡単に説明すると 【20~25歳】 日本の不思議な教育制度と就職の罠に翻弄されてなんとなく就業する時期 【25~30歳】 日本の不思議な会社という仕組みを知り・色々あがいてみる時期。社畜という言葉に

仕事の創意工夫~10項目。

色んな所で「創意工夫」しよう!と書いてるのに、自分の工夫を公開しないのは嘘つきっぽいので、僕の仕事上の「まあ上手くいってるかなぁ」と思う小さな習慣を書いてみます。 工夫① 最初に検討項目&可能性&タスクの膨大な箇条書きメモ(テキストファイル)を作る。「洗い出しファイル」……と呼んでいる。 【理由】これからやることの全体感が見たいから。 工夫➁ 仕事を絞らない。3つ以上の仕事を平行させる。またはプライベートジョブをどんどん合間に挟む。 【理由】詰まったときにモンモンと考えて

お仕事がときめく『業務かたづけ』の魔法。

プライベートの断捨離と片付けはこんまりさんが推進してるので、お仕事の断捨離をご提案。働き方改革が喧伝されてる割りには、個人の仕事の選別(選り分け)と「やらない仕事の判定」ができてない気がする。 そこで僕が考える仕事の選り分け。 ①ゴール(効果・狙い)が見えてる仕事のそれを達成するための組み立てや企画・設計作業 ➁ゴール(効果・狙い)が見えてる仕事の単純作業(やり方が決まっている作業) ③ゴールが見えてない仕事(仕事になるかどうかもわからない)の検証とか発想・着想(ゴー

ライフスタイル型のマーケティングをやりたい人へ。

デジタルマーケティングが流行ってるけど、これって、顧客の行動をセグメンテーションしてKPI化してゆくという手法で、それ自体はハウツーの世界だ。 僕自体はデジタルマーケティングを使っても、アナログの手法を使ってもどちらでも良いと思ってる。 マーケティングの最終ゴールは、ヒトがホントの満足して心地よい、あるいは刺激を受けてお金を払いたくなる(消費を喚起する)、そんなライフスタイルやライフシーンを創造することだ。モノもデジタルもそのための手段でしかない。 ちょっとばかり昔、調査で作