見出し画像

20年越しに届いた言葉

今日はせっかくなのでnoteが提示しているテーマ「大切にしている教え」で書いてみようと思います。

いろいろと大切にしたい言葉や教えはたくさんありますよね。
でもその中でも最近特に大切にしたいなと思い出したのが中学時代の恩師の言葉です。

その言葉は

「未来を見据えて、今を生きろ」

です。
たいして物珍しい言葉でもないし、当たり前のような印象を受けるかもしれませんが、人生は結局これに集約されてるなぁと思います。

「今を生きろ」だけだとしっくりこない。今だけ良ければ、今だけ楽しければって感じでやってたら、未来が心配すぎます。

ただでさえ、僕は先を考えがちなので「今を生きろ」と言われても、未来のことはノータッチでいいんですか?怖すぎませんか?となってしまう。

では逆に「未来を見据えろ」だとどうか。
うん。大事だと思います。未来を見据えて動くというのは戦略的に真っ当なスタンスです。

でも、それだけでいいのでしょうか?
常に未来のことばかり考えていても、その未来が本当に来るとは限りません。単純な話、明日自分がこの世にいないかもしれない。そんな時に未来のことを考えていても全く意味がありません。

未来のことを考えて準備することは大事だと思います。だけど、未来のために今を我慢するというのはナンセンスです。

いつ自分の人生がどうなるか分からない、特に未来が読めないVUCAの時代とも言われている現代で先の未来だけ考えていてもしょうがない。

明日、自分がいなくなるとした時、今日が楽しくなかったら僕は嫌です。

だから、「未来を見据えること」と「今を生きること」はセットである必要がある。

未来だけ見ていてもダメだし、今だけ生きるのもダメ。
両輪でバランスよく生きたほうがいい。

未来を考えて、今の行動を決めるにしても、今の行動が楽しくなかったら、なんの意味もない。思い描く未来に仮に道が繋がっていたとしても、そこまでの道のりが楽しくなかったら、せっかくの人生がもったいない。

僕は心配性なので未来のことをあれこれ考えて動きがちです。でも、それで今を蔑ろにしてた部分が少なからずあったなと最近気づきました。

未来を考えて動くにしても、そこにつながる行動として、今を楽しめていないなら、それは行動する価値はないのではないかと思います。

当たり前のことを言ってるように感じられるかもしれませんが、僕はこのことに気づけてよかったし、それからはこういう視点で自分を省みることができるようになってきました。

そして、このことをすでに教えてくれていた言葉は中学時代の恩師の

「未来を見据えて、今を生きろ」

という言葉だとハッとしました。中学時代はこれを聞いて、まぁ、そうだよね。くらいにしか受け止めておらず、この言葉の重みに気づくまで20年かかりました。

この場を借りて、この言葉を贈ってくださった宮河博子先生、本当にありがとうございます。

今後の人生、この言葉を思い出し、定期的に自分の状況を省みれるような自分でありたいです。

そして未来を見据えながらも、今を楽しく生きるには、自分に素直になることと、いかに物事を楽しめるか、どう認識するかも大事になってくると思います。

終わり良ければすべて良しという言葉がありますが、すべて良ければ終わり良しの方がなんか好きです。

自分の命が尽きるまで、すべてが良くなるように、楽しくいれるように生きていけたらと思います。


よろしければ、お気持ちでサポートいただけると嬉しいです! 今後も皆さんに楽しんでいただけるコンテンツを作っていけたらです!