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元受講生が忖度なしにSHElikesを語る

noteでは大変お久しぶりです。こんにちは。

今回は女性専用Webスクール「SHElikes」に入会し、退会を済ませた元会員の立場から、SHElikesの率直な感想をお届けしたいと思います。

入会を検討している方へはぜひ生の声を届けたいですし、
元・現受講生の方には一部でも「あるあるw」を感じていただけると嬉しいです。

簡単に自己紹介をさせていただきます。

<自己紹介>

年齢:2022年4月現在31歳(入会当時30歳)

入会のきっかけ:当時勤めていた会社での勤務に疲弊し、退職したかった+仕事の選び方を見つめ直す必要があると思っていたところ、Instagramの広告を見る→体験へ。
体験時、入会金3万円引きの抽選が当たり、すっかりその気になって入会。

現在:退職後、半年以上アルバイトと失業保険で食い繋ぎ、やっと社畜根性が抜けたところで正社員WEBディレクターへ転職。

これまでのキャリア:高卒後、様々な雇用形態で事務・経理・IT等。直近前職はふるさと納税業界。

SHElikesは主なターゲットをミレニアル世代の女性としていますが、
実際私はちょっと年齢層が上の方になるかと思います。

<SHElikesの大前提>

SHElikesが合う合わないは「ノリとコミュニティへの適正」が全てです。

様々なWebスクールサービス会社がある中で、SHElikesの魅力は世界観とコミュニティの充実。

入会後はSlackで様々なコミュニティが発足され、会員が主体となってイベント企画をすることも。そして、Twitterでの交流も盛んです。

そのため、コミュニティ志向が高かったり、コミュニティに参加している層と親和性が高ければSHElikesを存分に活かせるのではないでしょうか。

逆に私は交流目的が薄い&キラキラした雰囲気が合わなかったタイプです。。。

キラキラせず、しなやかに熱狂する女性陣を応援するサービスではありますが、利用層は学生さんも含めた20代や、結婚・出産を控えつつキャリアを考える女性が多くなっている印象。

つまり、やさぐれ社畜状態の私とはミスマッチでした。。。
みんな、いわゆる「素敵でマトモな女性たち」だなぁ…と線を引いてしまい。

なんとなく「女子グループの中で若干浮き気味」な自分を思い出しました。笑

Twitterハッシュタグ#シーライクス等で検索をすると交流の様子がわかるため、入会を検討している方はご覧になることをお勧めします。


また、SHElikesの利用層でも、今後の自身のキャリアを見据えた上で受講している方が多いのですが、風潮としてフリーランス志望やパラレルワーカー志望の方が多くいらっしゃいます。

「旅をしながら働きたい」「時間を問わず好きな場所で働きたい」だけでフリーランスが推奨されるのは少し危険な気もするので、SHElikesはユーザーの志向も踏まえ、フリーランス・パラレルワークで働いていくことのリスクも踏まえたリテラシー向上の機会があれば良かったかなと思います。

一時は私もフリーランスに…と憧れたこともありましたが、個人で仕事を獲得するには営業力・実績・運・経営力、そして高い専門性スキルが必要になります。

生活しながらゼロベースでフリーランスって、現実的にどうよ?
という部分は、目指すならしっかり考えなくてはいけませんね。

余談ですが、SHElikes専用に作成したSNSアカウントでは、
自称フリーランスや自称Webデザイナーの方々からコピペDMを大量にいただいたり、いまいち具体的な活動がわからないけど「◯◯で稼ぐ」系のアカウントやコミュニティを垣間見て、「ちょっとそういう層のノリ、無理だなぁ」と引いてしまったことがあります。。。
※SHE会員の方々がそうってわけじゃないですよ。

ある意味、「自分とは合う世界・合わない世界」があることに気づけたのも財産ではありますが。

SHElikesに入会して得られたこと

総合的に、私自身は今まで触れる勇気がなかったものに挑戦したり、リテラシーを向上させられたことが最大のメリットだと思います。

・Macbook pro、iPad購入に踏み切った
入会にあたり、十分なスペックのPC用意を求められます。そのため、スペックを満たし大失敗はしないであろうMacbook proを購入。その快適さに惹かれ、iPadも購入。
恐らくSHElikesに入会しなければ、腰が引けて一生Macなど使用しなかったと思います。が、勇気を出して購入した結果、現在は私用仕事ともに大活躍しています。

・各種アプリ・ツール使用の機会
SHElikesではphotoshopやIllustratorをはじめとした、Adobeソフトを自身で契約して受講する講座があるため基本操作はできるようになりました。
また、SHElikes講座を経験したおかげで、趣味程度ですがWordpressブログも発足しました。
SHElikesに加入しなければ、これらツールを使ってみようとも思わなかったため、間違いなく学ぶきっかけになりました。
Photoshopを使ってバナーが出来上がった時は嬉しかったなぁ。

・職業選択リテラシーの向上
ライターのほか、ブランディングやWebマーケティングなど、特にSNS活用が盛んな世の中でどれにも活用できる知識を学べたおかげで、職業選択の幅が広がりました。(それまではマーケター職がある、なんてことも知らなかった)
仕事選びといえば事務、販売、営業…という考え方が変わるため、やはり複数講座を受講できたり、講師やコミュニティによって様々なモデルケースを目の当たりにして良かったと思っています。

・「自分が何を望むか」を考えられるようになった
コーチングでは取り組みの反省ほか、「1年後の自分はどうなっていたいか」の再確認の場があったり、SHElikesの方針として自由になりたい自分を描くことを大切にしています。
これまでのキャリアは「want to」ではなく「have to」で選び、結果疲弊した20代を過ごしてしまったため、ずっと封じてきた「want to」を見つけ出す良い機会になりました。

<SHElikesの惜しいポイント>

・制作物フィードバックの機会を増やして欲しい
講座の中には、課題提出→フィードバックを受けるものがあります。
ライター講座ならテーマに沿った文章執筆、Webデザイン入門編ならバナー制作など。
このフィードバックが個人的にはとても丁寧に見てもらえて良かったので、講座とは別に制作物提出→TAフィードバックをもらえる機会があるととてもいいと思います。

課題も動画講習の内容だけでは難しいものもあるため、複数チャレンジの機会があると嬉しいです。

※各課題1回限りなので、相当内容を温めまくりました…
Webデザインコースのカレーバナーの課題で途方に暮れ、受講が止まったことも。

・講座の内容をもう少し詳しく・専門的に
動画講習では、多岐にわたるコースでマルチな知識を得られるものの、正直1つ1つのスキルが身につくまでには至りません。
課題然り、Slackコミュニティやコンペで提出する制作物も、自身でプラス知識取得や勉強は必須となります。
たまーーーーに見かけるSHElikesのネガティブ意見として、講座の内容の薄さが目立つため、もう少し内容が濃く「実務的」になると良いかなと思いました。
何か特定のスキルを得たいのであれば、YouTubeなりセール中のUdemyの方が安価な上に役に立つかもしれません。

・専門家によるサポート充実を増やしてほしい
コミュニティやイベント企画者、もくもく会TAやコーチング担当者はSHElikes現(元)受講生の方が多くいらっしゃいます。
受講生等によって盛り上げることによって、よりコミュニティ感が増したりロールモデルが見つかるきっかけにもなりますが、どうしても「クラスの一軍女子とその他」に感じる部分がありまして。笑
キャリア相談やコーチングについては、その道に通じた専門家のサポートを受ける機会があればいいなと思いました。


と、ここまでちょっとネガティブな意見も含めて述べてしまいましたが、
基本的にSHElikesの評判はポジティブなものが多いため、リアリティトークとして何卒お許しください。

私自身は全然活用しきれなかった方の受講生ではありましたが、結果的に退職や転職、挑戦の背中押しをしてもらいました。

今となっては、もう少ししっかり学べば良かった…卒業課題まで出したかった…と、惜しい気持ちもあります。

個人的には、オリジナルTシャツブランドを立ち上げたら楽しそうだな、と考え初めており、
それこそブランディング講座で添削してもらえたら…ともったいない気持ちに。

そして色々な内省を経て、今のところ自分に合っているだろう…と思える会社へ転職することもできました。

(同時に、ちょっとお高いお買い物だったのも事実ですw)

<入会をおすすめする方>
・SHElikes利用層と自分がマッチしていて、ぜひ交流を深めたい・仲間を増やしたい
・SHElikesをたくさん活用し、ゆくゆくは自分も運営や企画に携わりたい
・専門的な勉強は別途行うので、何が向いているのか様々な知識に触れたい

<入会をおすすめしない方>
・コミュニティ重点を置いていない、利用層とノリが合わない
・キャリアチェンジに繋がるほどの専門知識を、SHElikesだけで完結させたい
・対個人向けのキャリアカウンセリングを受けたい

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