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ろぐろぐ

8月が色んな始まり連れてくる ミサイルとかは飛ばないらしい あの夏に画面の向こうに憧れた 気付いた子から大人になった 特別に選ばれなかった子供達 だけ食べられるお祝いケーキ🎂 入り口の形は変わっていくけれど ずっと待ってる電子の音階 宝箱、開けると中の住人が 甘い匂いで光を散らす クッキーの残り少ないカンカンが 次の役目を考える夜 パンケーキ朝昼晩で欠けてゆく 次の朝には新月になる コーヒーと紅茶で迷う3時半 選ばれたのは、綾鷹でした 胃の中にまだ残ってる分か

    • 深海の話

      明るい街に慣れすぎて、 人間達は少しの明かりだけでも充分生きられる事を忘れてしまった。 わたしのからだ。海の底で、自由も束縛もない、 天井も壁も無い、暗闇の箱に仕舞われている。 1つだけ持ってきた月の子供がぼんやり照らすソファの上で、 海藻から時々立ち登る気泡のモビールにあやされている。 どんどん溶けていく。 地面より深くいるせいで天国への階段が長くなって、 神様の顔も水面の反射のせいで歪んでいる。 将来地獄行きなのかもしれないなんて、 思ってしまった。

      • 喪失の話

        あんなに欲しかったのに手に入れた瞬間、心の手前で止まって異物になってしまった。 こうやって好きが欲望に代わって、千切られ、捨てられていく過程で生まれた物達が、宇宙になって拡大する。 無限大くるくる、 土星の輪っかを走る○ 必要な事は無駄で出来ていると言い切る君の表面が剥がれて、また宇宙が出来てしまった。 悲しいのは本当にそれだけ。 あったものは最初から無かったと同じなので大丈夫です。 心の安寧は多分死ぬまで訪れないので、 永遠仮死と蘇生を繰り返す。 電気を消す。 間接照明

        • 移設歌集

          人喰いと恐れられていた赤鬼は 隠れて人を喰うようになる 偽物が息して吐いたその白は 本物だろうか只そこにある 無機物と自然と動物だけがある Amazon届く土地に住みたい ベランダをパトロールするトビグモに 敬礼をして戦いに行く 陽に透けたガラスの縁をなぞっては 心の様だと自惚れる午後 夜の川 石油の様だトプトプと 億万長者の夢を運ぶ 木枯らしに吹かれて冷えた鼻先を 列に並べて人生査定 絹糸の手で掬われる三日月の 形の神様千代に八千代に 「水槽の中以外では生き

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