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【育児日記】長い長い滑り台のその先で

5児の母、shiiimoです。
8歳女子(不登校)、7歳女子(ASD・ADHD)、
5歳双子男子(双子兄はADHD疑惑)、1歳の三男(重い)を絶賛子育て中です。

shiiimo一家、ピリオドの向こうへ行く

三男の発熱からの突発性発疹、そして流れるように双子兄が発熱し、
波乱の展開となったshiiimo一家のゴールデンウィーク。
いや、まあ、予想はついてましたけども。

そんな中で。
皆でゲームをしたり、Youtubeに夢中な我が子の邪魔をして過ごしたり、
ちょっと家族といすぎて息が詰まりそうだというタイミングで
「行ってくれば?noteやりたいのでは?」
と、shiiimoをカフェへと解き放つ夫のナイスフォローに愛を叫んだりしていたら、なんだか今日はみんなが元気を持て余しはじめました。

こ、こいつあなんとか……行けんじゃねえだろうか?
思い出ってやつを、作りによお!!
行こうぜ、ピリオドの向こうへ…………!



ってことで、
自宅から車で10分のちょい広めの公園に行ってきた。
(ピリオドの向こう、近め)


公園に到着。荒れるコメント

初めて行ってみたのだけれど、
思いのほか天気が思わしくないからか、
山の奥地にあったからなのか。
人口密度が圧倒的に少なく、このご時世にはもってこいな感じ。


事前に夫が公園情報を調べていたのだが(仕事が早すぎマン)
どうやら、長いローラー滑り台がこの公園のイチオシらしい。

長女「え~~~~やだ~~~虫いるんだけど~~~~」

次女「いも虫がいるう。きも~~~~」

双子兄「ママ、蟻だよ~~~!かまれると痛いんだってよお~~~~」

双子弟「絶対熊がいるよお。蛇もいるよお~~~出てきたらどうするのお」

三男「あ~~~~!!!(降ろせやあ自分で歩けるっちゅうねん)」

shiiimo一家、コメント荒れる

毎日のゲームゲームで、すっかり任天堂の申し子になってしまった我が子たち。
久々の自然に対して文句が絶えない。

まったくこれだから現代っ子ってやつあよお……
イチから、鍛え直してやんよお!
あたいの背中。よおく見ておくんだなあ……


(と、列の最後尾からshiiimoは見守るのであった)


滑り台、到着

その山の奥に、そいつは鎮座していた。
なるほど、思っていたよりは長いかも。

次女と長女は、「行こ~~!」とふたりしてさっそく飛び出していった。
なんだかんだで、こういった遊具は大好きなふたりである。

双子弟「えー、や、やりたいけど、どうしよう~~大丈夫なのかなあ、ぼく、できるかなあ」

慎重な双子弟。まずは自分にできるかどうかを考える。
ちょっと不安があるようだし、この長いローラー滑り台は大人が付き添ってしかるべきものなようだ。

「よし、ママも付いていくからさ」

そのひと声があると、彼は決心がついたようだった。
「うん!」とはじける笑顔をした次には
「ママ!はやくおいで!」と階段に足をかけている。

なぜこの日に、私は白いズボンを履いてしまったのか。
淡い後悔とともに、私は双子弟の旅に付き添った。

何年振りかに乗ったそれは、
かつての記憶よりはダメージは少なかった。
わりと整備されているものだったのだろう。
滑り終えた後も、shiiimoの尻はなんとか形状を維持できたように思う。
(ついでにもう少しシャープにしてくれるくらいでよかったのだが)

一回乗って自信をつけた双子弟、そこからはもうトレーニングである。
ストイックに、ひたすら滑り、登り、滑り、登る。

ローラー滑り台の何が大変って
長ければ長いだけ登りが辛すぎる点だ。
しかし、そこはさすがの子どもたち。
ハマればもうノンストップ。
なにやら叫びながらその行為を繰り返す。


よし!いいぞ!運動だ!やはり運動が大事なのだ!!
脳筋の母はその姿を追いかけながら、
息も絶え絶えに喜ばしく思った。

楽しそうな長女の背中を見て、嬉しい母

涙の双子兄、果たして

それを見てもなお、頑なに滑らないのがひとり。
三男を抱っこしている夫、ではなく、双子兄である。

自信をもてば、大口たたいてチャレンジできるタイプなのだが、一見して危なそう、できなそうと感じると、なかなか動けないのだ。

「双子兄くん、やろうよ。一緒についていくよ。ほら、双子弟くんも楽しい、怖くないって言ってるよ」

母の誘いにもなかなか乗らない。
同じことを2回言ったら、涙をぬぐう仕草。
しまった、こりゃいかんなあ。
ということで、いったんお弁当タイム。


集合~~~~~!!!
(某番組の、結果発表ーーーー!の声量で)

次女「え~~~~お外で食べるとさあ、蟻とか虫がくるからやなんだけどお」
そういいながら、最終的には次女含め、みんなして米粒やらポテトやらを蟻におすそ分けしながら、ピクニックを楽しんだ。

ちなみにお弁当は頑張ってつくりましたが、
いつも使い捨ての容器に、映えない具材たちなので写真はございません、あしからず。(期待もされていない)

料理は必要なのでやりますが、
好きでもなければ得意でもない系主婦ですどうぞよろしく。
(憧れはあるんですよ憧れは……)


双子兄「わあ、蟻さん、卵焼き運んでるよ~~すごい~~!」

一匹の蟻が、こぼれた卵焼きのかけらを運び出す。
さあ、蟻は一歩を踏み出しているぞ。
YOUはどうする……?



「今度は一緒にやってみようか?ママも久しぶりでちょっと怖かったけど、楽しかったよ。でも、ママはそうだったけど、無理そうなら、やらなくてもいいしね」

3度目の正直。母の誘いに……

双子兄「わかったよお」
しぶしぶ、といったところで彼ものった。
まあ、そこまでやらせたいことでもないのだけれど。

やってみないと、わからない景色もあるのだ。


スピードを調節しながら、長い長いローラー滑り台をゆっくりといっしょに降りて行く。
その先では、先に滑り終えた3人が待っていた。

「「「きた~~~~~!!!」」」

待ち受けていた3人の笑顔。
双子兄も、達成感とともになんとも満足げな顔をして
「もう一回!」
と母に振り返った。



ほらね。
新しい景色があったでしょ。


そこから、時間的にも「あと5回くらいね」と言っていた滑り台を
20回くらい滑り。(白目)
途中で追いかけっこのようになり、誰が最後尾になるかでもめだしたので、母も再度参戦。
お尻の限界突破をしたのだった。


ぶつかるなよ〜

今日も一日


疲れたあ
楽しかったね!
また行こうね!

帰り道。
お風呂の中。
食事中。
眠る前。

自然と子どもたちの口から、その言葉が出たことに安堵した。



明日、また朝を迎えたら、
保育園いやだ~と双子は泣くかも。

長女も、少し行ってみようか、やっぱり無理かな、と悩んで、
まあお休みするかな。

そうなると、夫は出勤だし、私も仕事はお休みしなくてはいけないかも。

次女は学校は行くだろうけど、朝は苦手だから。
お布団から出れないんだろうな。

三男も休みが続いたから、保育園でまた、泣いちゃうかな。


考えることはあるけれど。
連休の最後に、みんなを笑顔にできた。
それだけでも満足だ。



休みが終わっていく。明日からまた、日常がはじまる。
それが寂しくもあり、安心している自分もいる。


それぞれの思いはあるだろうけど。
日常を繰り返していても、
きっとまた、新しい景色はそこにあるんだろう。

じゃあ、またそれが見れたらラッキーってことで。
ぼちぼちやっていきましょうかね。


みなさんもお疲れ様でした。
また明日から、のんびりやっていきましょう。

野に解き放たれNARUTO走りする双子弟

noteはじめて1ヶ月経過しました。

GW、子の邪魔ばかりしてました。(白状)

双子兄はこんな子です。


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