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B級ホラーの金字塔『アタック・オブ・ザ・キラートマト』がどれだけ愛すべきクソ映画なのかを語る映画オタク。

米国政府の極秘開発によって、爆誕した巨大なトマトが、ある日突然暴走し始める。
そして米国中にキラートマトと化したトマトが人々をパニックにさせる。
Z級映画の中の金字塔。

とりあえず、藤本タツキの『チャンソーマン』の第一話にこのトマトの悪魔が出てきたり、opで小さい会議室に集まってコベニちゃんが机の上に四つん這いになる描写が、この作品のオマージュらしくて気になって見てみた。

そしてこの例の会議室のシーンは映画始まってすぐ出てくる。
会議室が狭すぎて、一度机の上に乗って移動しないと奥の席に座れないという理由だった。
だからおっさんが何人も何人も机で四つん這いになるのよ!!!

そしてこれ革新的な映画すぎたんだがʬʬʬʬʬʬʬʬʬʬ
よし、簡単に説明してやろうな。

トマトが殺人鬼になってしまうだろ?
秘密実験でトマトが凶暴化したことを隠すために、打開策の"アンチトマト作戦”を実行するのだ。

一番頭がおかしいと思ったのは、トマトに変装して敵地に潜入するように命じられ、なぜか成功するところ。
トマトに溶け込むのだ。
まさにカオスだろう?
そして所々で急に始まるんだミュージカルが。
な?革新的だろ?

そしてトマトはアメリカ全土に侵攻し、「トマト」というだけでその場にいる人たちがパニックを起こし、一目散に逃げる始末。

おチェンソーでは”人から恐れられているモノ”が悪魔になるという設定で、ヒルの悪魔や、車の悪魔、ゴーストの悪魔などが出てくるわけなんだがね、、

そんな中トマトて、、藤本タツキ先生どんだけこの映画好きやねん。
ちなみにチェンソーマンで出てくる悪魔で実在の映画に関係しているのは以下の通りですぞ。

トマトの悪魔『アタック・ホラー・ザ・キラートマト』
永遠の悪魔『パラドクス』
暴力の悪魔『ノー・カントリー』

これで分かりますね?
藤本タツキの映画の趣味はサイコーなのです。

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