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「不要不急の外出」ってなんなんだろう



不要不急の外出自粛ということで、特に何も用事がない今日は、朝から家でのんびり。起きたら掃除をして洗濯物を干してシャワーを浴びて、ご飯を食べてテレビを観て。


でもずっと自宅にいると、息が詰まりそうになる。それはいくら窓を開けて風を通しても、息抜きでコーヒーを入れてみても起こってしまう感覚的なもので、「完璧インドア」でない私は、日の光を浴びずに家に居続けることは精神的に苦痛だ。


だから、マスクをして防寒対策をして気分転換の散歩へ。



西陽も強くてサングラスも常備。


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外に出てみると、案外私のように荷物を何も持たず、一人でふらりと歩いている人や、ベンチに座る人が多くいた。



「そりゃそうだよな」と思う。




これだけ”コロナに気を付けろ”と言われる中でも、気持ちを張り詰め会社に出社し毎日ギリギリの中働いて、一瞬の油断で破裂しそうになるメンタルをいくら人知れず整えても、休日に新鮮な空気を吸いリフレッシュ出来なければ、心が壊れてしまうのも当然だ。



「不要不急の外出の自粛」ってなんなんだろう。



それは、必要のない外出は控えてください。
それは、急ぎではない外出は控えてください。


でも、リフレッシュは必要なものであって、私達会社員は休日でしか取られないものだ。どちらにも当てはまらないだろう。

私達会社員以外の人、例えば子育て中の方や、学校に行きたくても制限される学生、お年寄り。みんなにとってリフレッシュに使える時間は違っても、不要不急の自粛には当てはまらない。



リフレッシュの方法を模索しろということ?



おいおい待て待て、と言いたい。

そんなこと、去年の緊急事態宣言から皆考えて実施して、それでもその方法ではもう間に合わなくなっているから辛いのに。



不要不急の自粛って何だろう。



いくら普段、前向きに物事を捉えようとしていても一年経つともう、そうも言っていられないのだ。



悪いことをしてるわけではないのに、外に出たら叩かれて、晒されて。



本当に大切なことを見落としている気がしてならない。




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