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栗山監督に花束を

去年の今頃は北海道にいた。自粛生活に徹底し、昨シーズン趣味の野球観戦は全く出来なかった。ストレスを感じるのは私だけではないと同じだと理解はしているのに気持ちは果て、北海道に逃げた。でもその経験は決して恥じるものではなくて、確実に私の血肉になったと今でも思う。

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私の知っているファイターズはずっと栗山監督だった。選手との距離が近い監督は、どんなにボロボロな試合でも、エラー続きで打てなくても、特定の選手を名指しで「悪い」と指摘する事はなく「俺が悪い」と言い続け、ネットや他ファンからは「いつも同じことしか言わない」と馬鹿にされてきたのにそれを最後まで貫いた。涙ぐむシーン・・・というよりも泣いているシーンも何度も見た。そんな監督は他にいない。

今日のシーズン最終戦でチームは5位に浮上したけれど今年もBクラスなのは変わらない。それでもやっぱり私は、栗山監督の率いるファイターズのファンになれて幸せだったと本気で思っている。監督がどんな時でも選手を信じている。それが栗山野球。だから私達ファンもファイターズを信じてこられたし選手を信じてきた。その分勝った時は心の底から嬉しかった。負けた時は悔しかった。そしてそれは生き甲斐だった。


「夢は正夢」

笑うのならば笑えばいい。そんな嘲笑もうどうでもいいのだ。私はこれからも信じる球団を応援し続けるし、野球だけじゃなくて仕事も人間同士も全て、自分の信じるものを夢見続けようと思う。今年は色々あったファイターズ、その都度色々な感情をダイレクトに受け取ってしまうような繊細すぎてしまうファイターズファンの私だけど、それでも楽しみな選手が次から次に控えている。そのベースは栗山監督が育て続けた宝。・・・清宮〜頑張れ〜!!

栗山監督の「優しさ」は良さも悪さもあったと正直思います。でもずっと伝わっていました。それは人としての「信念」を私たちに教えてくれたように感じています。ここまでファイターズと、そして私たちファンを導いてくださりありがとうございました。まじで、これからも大好きです。

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ということで今シーズンが終わった。

終わったから大好き上沢投手へ。今年もお疲れ様でした。中学生だった私が、高校生時代の「上沢さん」の練習試合を生で観に行った日から一体どれほどが経ったのでしょうか。そこから自称ストーカー、ここまできたら誇らしいくらいです。とにかく大きな怪我なく今年も応援できて良かった。これからもひっそりとついていきますので、エース、どうぞよろしくお願いします。今シーズンもありがとう。

来シーズンはもっと球場へ、最後の札幌ドームへ行けますように。それまで頑張って生きましょう


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