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【私は愛なんて知らなかった】MtFの彼女-035

彼女と付き合い出して、最近気付いたのだけれど、彼女と逢っている時は、とても時間の流れを遅く感じる。

一緒に抱き合って沢山眠ったり、何度もお風呂に入ったり、楽しく食事をしたり、ホテルだと完全に部屋の中で過ごすのだけれど、それにしても、付き合い出した当初は、こんな時間の間隔ではなかった。

彼女といると、私はとてもリラックスして、身体が緩んでることは、わかる。
自宅でも外でも、彼女と同じように仮面をつけて生きてきた私は、彼女の前でしか、心の底から完全に安心して身を寄せて過ごすことができない。

相変わらず、彼女は、逢うたびに女らしく、可愛くなっていく。
最近、彼女のMacBookを私に、彼女は新しいMacBookを手にして、ステッカーをお互い別々に貼って、チャットで画像を送り合ったのだけれど、彼女のMacBookはとても可愛らしく、私のMacBookはとてもカチッとしている。

私は、MtFの彼女を、今は心の底から、1人の女性として感じていて、愛しているので、男性からはあまり良い扱いをされてこなかったこともあり、彼女への愛が、とても穏やかなのかもしれない。

けれど、リラックスしているからといって、こんなにも時間の経過を感じないのだろうか。

先日、彼女とSecondLifeで誕生日会をした。
私たちの家のテーブルにケーキを並べ、彼女にティアラを贈って。

久しぶりに撮影等の目的でなくSecondLifeで逢い、そのままSecondLifeでBDSMっぽいことをしたり抱き合ったりしていたら、気付いたら6時間近く経っていて、お互いそんな意識はなかったので、本当に驚いてしまった。

そして、改めて、現実での体感を、不思議に思い、ここに綴っておこうと思った。

今月と来月、逢えなくて寂しくなったら、またSecondLifeで一緒にいようと思う。
抱きしめ合っている写真は撮影するのを忘れて、うっとりしてしまったので。


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【私は快楽なんて知らなかった】

 「私は快楽なんて知らない」のアンサーマガジンです。
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【私は生き方なんて知らなかった】

 趣味のこと、日々のこと等、長文の戯言です。
 今は文具のことやゲームのことを彼女に絡めて書いています。


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