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バカだから記憶できないのではない。全ては覚え方だ。【読書記録* まるごと覚えて頭も良くなるA4・1枚記憶法】


3項目要約

  • 連想・語呂合わせなどの様々な覚え方で情報を圧縮する【記憶容量を増やす】

  • A4 1枚に書くことで、触れる回数を増やす【長期記憶に残す】

  • イメージ操作力は抽象化能力を向上させ、アイデア力をUPさせる【記憶=イメージ操作力】


読書感想

【ビフォー】前に読んだことがあったような気がしつつも、タイトルを見たのみで内容が思い浮かばなかったため、読むことにした。産後、記憶力が落ちたような気もしていたため(マミーブレインというものだろうか)、記憶法を知ることができればと考えていた。

【気づき1】記憶するには、闇雲にではなく、いかに楽しいと脳に思わせるかである。絵を描く、ツッコミをいれる、などの10の技法がここでは紹介されていた。
ということは、学生のときのあの教科書の落書きは、一概に悪いものではないということだ。戦国将軍に鼻毛を描いたりして…それでもその人の名前を覚えていたり、歴史的な成果を覚えたりしているための材料になっているならば、それでいいってことか。

【気づき2】記憶法が様々あるとはいえ、試験に向けて覚える量は莫大。この記憶法を使って覚えていくとしても、慣れて、コスパよく回せるようになるまでに、最初は大変な時もありそうだ。

【TODO】

  1. スペイン語の単語や文法で覚えられないもの、覚えたいものについて、A4 1枚記憶法をやってみる

  2. 抽象化能力「これってこういうことでしょ」を高めるために、物事のイメージ化をする癖をつける。


まとめ

覚えられないってことは関心が薄いってこと。それをイメージや語呂合わせなどで楽しさを出し、脳が「気になる」状態を作り出していくことで、記憶力が向上するのである。
個人的には、高校入試やセンター試験のときに出会いたかった本。ずっと、自分は記憶力がなくて、試験(特に範囲が広いもの)が大の苦手であった。しかし、この本から脳の特徴を知り工夫して覚えることが重要であると分かった。これからの自分には、資格試験の学習時に活かせそうだ。


書籍情報

池田義博, まるごと覚えて 頭も良くなる A4・1枚記憶法, 東洋経済新報社, 2023


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