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今日、そうじした?【読書記録*人生を好転させる掃除道】

今までにいろんなジャンルの本を読んできてはいて、教育、美術、料理、子育て、生活、小説、漫画…なんでも大好きだ。

その中で、いつも何かしらのタイミングで、「仏教」とか「禅」の本を読み漁るときがある。

今回は、そんな「禅」と「生活」に絡んだジャンルでの本のまとめ。

3項目要約

  • 掃除は禅である。一心不乱に取り組む。【掃除している間は掃除三昧に】

  • 掃除は実践あるのみ。毎日繰り返す中で生き方につながる。【学びの体得】

  • 掃除とは、自分を含めてその空間に身を置く人すべてに心地よく過ごしてもらいたい気持ちから行う「行」である。【自他の幸せ】


読書感想

  • 【ビフォー】部屋がなんとなく片付いていないなと感じることがあったなかで、おすすめに「掃除道」というキャッチーな本を見つけた。きっと掃除の心構え的なことが書かれているのだろうと考えていた。

  • 【気づき1】全体を通して、禅の考え方はミニマリスト的な思考だと感じた。『乱雑な場所を観た瞬間、あなたの心は乱れている』。ホコリがかぶる前にきれいにする。いや、汚れていなくても掃除する。使わないものを無くす、ストックしない。などなど。しかしながら、何事も「中道(極端に偏らない)」が大切だということを強調していた。

  • 【気づき2】禅は何事においても「即行動」を基本とし、「いま、やる」の一択。本文では食事を終えたらすぐ洗い物をする、と例が挙げられていたが、これは即行動で行動パターンを条件づけしていくことで煩悩を生まないようにしているのではないだろうか。人間は「いつもと同じ」が大好きな生き物である。修行僧が時間通りに動くのは、その精神の安定に関わってくるからかと考えた。

  • 【TODO】(1)朝、顔を洗ったら鏡をきれいに拭く。(2)食べ終えたらすぐ洗い物をする。(3)汚れていなくても毎日掃除する。

まとめ

掃除することを生活に取り入れ、自分の禅の時間を確保することで、安定して澄んだ心の状態を維持できる。この本での学びから、少しずつ生活に禅を取り入れていきたい。

書籍情報

枡野俊明, 人生を好転させる掃除道, 株式会社三笠書房, 2023


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